goo blog サービス終了のお知らせ 

旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

城下町真壁探索

2008年11月02日 | カメ見聞録・レトロな街編

一昨日、茨城県桜川市真壁に行って来た。

かねてから、限りなく天才に近い変人の友人より「真壁は良いらしいよ~」と聞いており、この夏成田に行く道中で真壁を通過した時、ふる~い石造りの店や土蔵を目にして、「真壁!一度は行かねば!」と思っていた。

『真壁は、戦国時代に真壁城の城下町として形成され、江戸時代初期完成を見た。それからは、この地方の商業の中心地として栄え、江戸末期から明治・大正期にかけて沢山の蔵や門が建てられ、それが現在も残っている。』・・・と、観光マップの説明を要約すると、こんな感じ。

確かに古い!そして数が多い!
ではでは、GO !

Cimg609040small

↑奉安殿。
街の中心部からちょっと外れた駐車場に車を停めると、近くにこれがあった。
奉安殿とは、戦前戦中にかけて全国の学校に作られた、天皇皇后両陛下の御写真と教育勅語を納めていた建物。
終戦後は殆どが解体撤去されてしまったそうで、これは貴重な戦争遺跡であるらしい。

Cimg609440small

↑真壁のシンボリックな建物、旧真壁郵便局。
昭和2年建設。

Cimg609540small

↑旧郵便局前の赤ポスト~♪

Cimg610240small

↑潮田家住宅。
明治時代。
かつて「関東の三越」とまで言われた豪商屋敷。

Cimg611940small

↑村井醸造外観。
長く続く板塀横を歩きながら、塀から見える古い住宅や蔵の連なりを見ているうちに「マジ、平成?」ってな気持ちになって来る。

Cimg613240small

↑塚本家住宅。
明治・大正時代。
かつて酒造業を営んでいた旧家。

Cimg613640small

↑猪瀬家住宅の薬医門。
明治時代。
大きな旧家揃いのこの街の中で、一際大きく立派なお屋敷。
猪瀬家は、かつて県議や町長を務めて来た家柄だそう。

Cimg614040small

↑猪瀬家薬医門の木鼻。
木鼻が二重になっており、下段の木鼻には精巧な彫刻が施されている。

Cimg617440small

↑酒屋さん。
指定を受けておらず、散策マップにも載っていないので詳細、分からず。
でも、良いよね~。

Cimg617640small

↑橋本旅館。
昭和時代。

Cimg617740small

↑とある民家の名もなき蔵。

Cimg618340small

↑中村家住宅。
大正時代。

Cimg618840small

↑街中にあった薬師堂。
お参りしてから、中をのぞかせてもらうと・・・何と、木彫の薬師如来像&十二神将がお揃いだった。
普通、この手のお堂には石仏が安置されているものなのに、それが木彫像!それも十二神将まで!と、カメ大興奮。

Cimg619640small

↑川島書店の見世蔵。
江戸末期。

Cimg620440small

↑川島書店見世蔵に飾られていたお雛さま。
この見世蔵は、中に自由に入れ、親切なことにお茶の用意までされていた。
お雛さまの他に、かつて薬屋を営んでいた時の薬弦やガラス瓶、家具も展示され、ちょっとした博物館の様子。

Cimg621540small

↑「旅籠ふるかわ」と仲町休憩所。
この「旅籠ふるかわ」は、1日1組限定だそうで・・・。

Cimg621440small

↑「旅籠ふるかわ」前に流れる小さな堀。

Cimg622240small

↑歩きながら見つけたレトロなゴミ箱。
未だ現役だよ!凄いな~。

Cimg623940small

↑上宿の薬師堂。
貞享5年建立。
先の薬師堂と違って、こちらは若干由緒正しき、と言うか。
このお薬師さまは「上宿の薬師様」と呼ばれ、真壁に伝わる民話の中にも登場する。
お参りさせて頂き、中をのぞくと・・・むむ?何やら数体の木彫像が安置されており、「これが民話の薬師さまか!それも日光月光両菩薩を従えて!」と、思わず胸躍ったものの、良く見りゃ何れも阿弥陀如来。
それも、何処からかの寄せ集め的な阿弥陀さまだった。
先の無名の薬師堂の御像の方が素晴らしかったな~。
で、ちょっと前までこの境内で「輪投げ」に興じていたオバチャン達の輪投げセットが、お堂の中に無造作に置かれているのだわ!
どうやらこの薬師堂、レクリエーション用具収納庫として自由に開閉されているらしい。(泣)

Cimg623340small

↑「母子健康センター」廃墟。
これは文化財でも何でもなく、正真正銘廃墟。
昭和中期の典型的コンクリ建築で、この辺のテイストに郷愁を感じるね~。
きっと、この建物が現役バリバリだった頃は、カメ母年代の女性が子供(カメ年代)の予防接種や検診に訪れたのだろうな・・。

Cimg623640small

↑またまた歩く途中で、こんなのを見つけた。
大八車、長柄杓、消防ホース・・・って、もしやむか~しの消防車?

Cimg624440small

↑無指定だけど、かなり味わいのある薬局。

Cimg624940small

↑小林商店。
手前が米蔵(明治時代)で、奥が店舗(昭和時代)。
代々米穀店を営んで来、かつては水車を利用して精米を行っていたそう。

Cimg624740small

土谷家の土蔵。
江戸末期。
土谷家は、かつて酒造業を営んでいたそう。
なまこ壁の蔵で、単なる意匠としての平坦ななまこ壁が多い中、この蔵はしっかりとなまこ型に盛り上がった壁を四方に有する贅沢な造りをしている。

以上、紹介しないのも含め全部で30軒以上もの住宅・蔵・門などを見て回った。

素晴らしい・・・のだけど、何軒か見て歩くうちに「どれも似たようなものばっか」と、少々飽きてしまった。
それと、街の人が観光客慣れしておらず、そこに多少の不便を感じた。
先ず、車の往来が激しく、通りの反対側からの撮影が難しかったこと、如何にも余所者を見るような目でシゲシゲと見られたこと。
シャッターポイントに軽自動車や自転車が停められ、カメラを構える前を平気で通り過ぎる人も多数。
それと、トイレ数が少ない。
まあ、土地の人にすりゃ「生活の場」なのだから仕方がないとは思うものの、観光客誘致で町おこしを狙うのであれば、もうちょっと観光地たる弁えを持とうよ~、と思ってしまった。
それと、国の登録有形文化財に指定された家屋を持ちながら一般公開や街の観光化に協力的じゃないお宅も結構見受けられ、古い街は古い街なりに抱えるジレンマってものがあるのだろうなぁ・・・などと、余計なことまで考えつつ街を散策していた。

ちなみに、真壁の特産品は「真壁米」ブランドの美味しいお米と、「真壁石」ブランドの御影石で、街中には古くからの醸造業、米穀店、石材店が数多く存在する。

それにしてもさ、戦火にさえ遭わなければ、日本の至る所に真壁や栃木市のような「身近な古都」が残っていたはずなのだよね。
それをバカスカと焼きやがって、言った言葉が「京都・奈良は残してやった」だと、ふざけるな。
自作自演の9.11にあれだけヒステリックになれるのも、一度たりとも自国が戦場になったことがないからであろう。
例の航空幕僚長の投稿文、ちょっとは「うんうん」と頷いた人、多いんじゃないかな・・実際のところ。

・・と、最後のつぶやきはさて置き(笑)、身近な古都散策を楽しんだ一日だった。
明治時代の土蔵も良いが、やはり明治は赤レンガ・・・と、今度は隣県群馬の富岡製糸工場跡や丸山変電所跡を見に行くぞ!


茨城県真壁に行って来ました

2008年10月31日 | カメ見聞録・レトロな街編

今日はですね、ちょいと隣県まで足を伸ばし、茨城県桜川市真壁を探索して参りやした。

何とこの真壁には、江戸時代から明治、大正にかけての建造物が260以上もあり、そのうち104棟が国の登録文化財に指定されているのだそう。

Cimg616640small

↑街の至るところ、こんな感じ。

古い時代の門!蔵!住宅!が次から次へと・・・いやぁ、圧倒されました。

Cimg623840small

Cimg624040small

↑建造物も古いが、車も扇風機も古かった!(笑)

今日中にアップ出来そうにないので、また明日・・・。 おやす~☆


またまた蔵の街とちぎ市

2008年10月22日 | カメ見聞録・レトロな街編

昨日は、上子カメの高校の進路講演会があったので、
カメ、嬉し♪楽し♪の栃木市行き。

13:45分から始まる進路講演会の前に「5時限目授業参観」つープログラムも用意されておった。
「授業参観、来ないでね。チョ~、ハズいから。」
と上子カメは言ってたが、高校生の授業を見るほど酔狂者じゃないよ、ワタクシは。授業参観なんざ小学生までさ。
それだったら、折角の栃木市だもの散策するわい。

・・・と、本日も散策三昧。 ゴーインな展開だなぁ

Cimg600440small

↑市内から外れた所にある成田山雲龍寺。
このような立派な本堂があるにも関わらず無住の寺で、自治会管理になっている様子。
ご本尊は不動明王らしく、成田山の山号と併せて考えると真言宗だったのだろうなぁ。

Cimg600640small

↑境内には、こんな石仏も。
パッと見、十二神将だけど、実はかなり違う。邪道じゃ。

Cimg600940small

↑雲龍寺に隣接し、こんな不気味な廃墟が!
残念ながら正面に回れなかったので(民家の敷地を通らなくては行けない)これが何の廃墟なのかは分からず終い・・・だけど、1階部分の窓の数は配置が変則的なのでアパートとは考えにくく、病院だと思う。

Cimg601840small

↑市内に入り、県庁堀沿いを歩いてみた。
昔、栃木県庁があったことから、この周辺の堀を県庁堀と呼ぶようになったそう。
それにしても、時代を間違えそうな風景だねぇ・・。

Cimg601540small

↑県庁堀から見た巴波川(うずまがわ)。

Cimg602140small

↑巴波川を渡って直ぐのところに教会があり、その先に栃木市役所別館の建物が見えて来る。

Cimg602340small

↑この市役所別館は、大正10年に栃木町役場として建てられたものだそう。
大正時代の建造物!それも現役バリバリだい!

Cimg602840small

↑此処は、栃木県議会発祥の地でもあるのだそう。

Cimg603540small

↑此処から、街の大通りをはさんで反対側に行き、こんなふる~い建物発見。
煙突があるので、銭湯だったのかな?
でも、ちゃんと人が住んでいる。

Cimg603640small

↑銭湯らしき建物から少し奥に行くと、山本有三が眠る浄土宗近龍寺がある。

Cimg605540small

↑お昼ご飯の時間になったので、「かな半」に入った。
お!此処にも「第7回 お蔵のお人形さん巡り」ののぼり旗がある。
重陽の節句にちなんで、のぼり旗のある店には栃木市の民家に眠る雛人形が飾られ、市民や観光客は自由に観られるようになっている。

Cimg604840small

↑「かな半」のお雛さま。
明治時代の雛人形で、これが現在の人形の原型なのだそう。
冠、デカっ!

Cimg605140small

↑「お雛さま御膳」、おいしゅうございました♪

Cimg605740small

↑「かな半」を出てから、直ぐ近くの「山本有三ふるさと記念館」に行き、そこのお雛さまを観せて頂いた。
こちらは、シンプルに親王飾り。

Cimg606040small

↑こぉんなお菓子屋さんがあり・・・

Cimg6039

↑こぉんなお肉屋さんもあって、昭和レトロ全開~。
「牛豚馬肉問屋 肉の金本」さんは、窓や店内に貼ってあるもの全てが手描きで、それがまたイイ味出てるのだわ。
白い上衣を着たおじいさん(推定年齢83歳)が店番をしていたので、推定年齢83歳(しつこい?)の、このおじいさんの手によるPOP広告(!)なのかも・・。

かつて栃木県県庁所在地であり、幸運なことに空襲を逃れた栃木市は、
江戸から明治時代の蔵と、
大正時代の瀟洒な建物と、
昭和の姿のまま営業を続ける店舗、
が渾然一体となった素敵な街。
上子カメの学校行事にかこつけちゃ(!)何度も足を運んで、散策と言うより徘徊を重ねているけれど、
まだまだまだまだまだまだまだまだ・・・見足りない。

・・で、肝心の進路講演会。
3学期に本人の希望進路と学力を考え合わせての「コース選択」があるので、それに関した情報だけしっかり聴いて、後は散策の余韻に浸りボ~ッとしてた。
まったく、何しに行ってるんだか。あははは


蔵の街とちぎプチプチ探索

2008年09月27日 | カメ見聞録・レトロな街編

秋彼岸は明けた!
いよいよカメにとってのオフシーズン到来!
そんでもって、朝から秋晴れの爽やかな日と来たもんだから、何処かに行きたくてウズウズ・・・しかし、愛して止まぬ足尾に行くには、ちょいと中途半端な時間になっていたので、無理矢理上子カメを誘って、ヤツの行き着けの栃木市のもんじゃ屋さんに行った。

Cimg581940small

↑これが「古くて、汚くて、でも美味しいんだよ」と、上子カメが何時も話すもんじゃ屋さん。

Cimg581640small

何故に「こうしんの店」かと言えば、店の直ぐ横にこんな愛らしく庚申さまがお祀りされているからだわね。(此処だけ見ると、まるで奈良♪)

Cimg581740small

↑チーズもんじゃ、明太チーズもんじゃ、そばもんじゃを注文。
店内は、仕切りのないガランとした部屋に鉄板付きテーブルが6卓並んだだけの、まるで昔の海の家の様子。
畳じゃなく鋲で打たれた茣蓙敷き、壁一面にもんじゃのメニューが書かれた短冊が下がっていて、庶民的を通り越して猥雑な感じすらする。
もし、B級グルメに松竹梅があるとすりゃ、間違えなく此処はB級梅だろうな。

Cimg581840small

↑店では、こぉんな懐かし駄菓子も売られてた。

Cimg582540small

↑お腹いっぱいになって店から出ると、近くに金魚湯発見!
この金魚湯はですね、最近映画のロケ地になって、あの新垣結衣が来たのだそう。
それにしても、金魚湯ってネーミングが可愛い・・・めっさ可愛い。

Cimg582640small

↑中をちょいと覗いてみたら、いきなりレトロな下駄箱登場!それだけでもうグッと来まくり。
おしっ!この秋の目標決定!
「金魚湯でひとっ風呂浴びること」。

Cimg582940small

↑で、近くには風情たっぷりの巴波川(うずまがわ)も流れている。
もう少し上流に行くと、川べりに蔵が立ち並んで更に良い景観に。
この巴波川には10万匹の鯉が棲んでいるのだそう。

何故に「プチプチ探索」に終ったかと言えば、「学校の友達に会ったら恥ずかしい」だの「そんな所、写真を撮らないで」だのと、上子カメの制約が厳しかったから。 誰に似たのか良識的な子供でね
今や半分栃木市民と化したヤツは、良き案内人になるものの、カメの好き勝手に出来ないのがツライところ。

やはり、自分の足で、自由\(^∇^)/に歩き回るのが一番だわなぁ。


蔵の街とちぎ

2008年07月19日 | カメ見聞録・レトロな街編

今日は上子カメの二者面談。
昨日、一学期の最悪な成績表を持って帰ったばかりだけに、スゲー気が重かった・・。

ま、でも、高校のある栃木市は好きな街なので、行ったついでとやらで、ぶらり散策して来た。

Cimg535940small

↑上子カメ高校近くにある廃・産婦人科病院。
入学式の道中で見つけてからずっと気になっていた。
正面玄関がガラス張りになっていて中を覗き込めるのだけど、何せ面談に相応しい恰好をしているだけに止めておいた。
中に入ったらきっと、昔の粉ミルクのポスターなんかが貼られているのだろうなぁ。診察室には、旧式の診察台(婦人科特有のアレね)があり、レトロな滅菌庫なんかあったりするかも。
ワクワク♪

Cimg536140small

↑それから、美味しいと評判のパン屋さんに寄った。
アレコレ買って店を出たら、面談の時間に近付いたので学校に・・。

Cimg536240small

↑面談が終ったのが丁度12時で、これまた美味しいと評判のインド料理店でランチ。
ほうれん草とチキンのカレーを食べたけど、ホント美味しかった♪
カレーは何種類もの香辛料でジックリと煮込まれ、ナンは弾力があり香ばしかった。

Cimg536340small

↑上述までは栃木駅南側エリアで、此処からは北エリアの旧市街・・・江戸末期の蔵が立ち並ぶ風情ある街。
それにしても、この店・・・凄い・・・二階部分、ほぼ全壊。
これで大丈夫なのだろうか?雨漏りは?崩落は?
しかし、この異様に引き込まれるかのようにして、お客さんが入るのだわ。

Cimg536540small

↑ありゃりゃ!こんな公告まで出されちまってるよ!
これじゃ違法建築じゃん。

Cimg536840small

↑山本有三が通ったと言う理髪店「銀巴里」。(栃さん、ありがとう♪)
隣には「山本有三ふるさと記念館」が。

Cimg537240small

↑通りから一本奥に入ると、余り手入れの行き届かぬ「素顔の蔵(建造物)」が多く、カメ的にはコチラの方が好み。
この蔵の自然な朽ち具合、鳥居(稲荷だよね)、向こう側に見える家のガラス窓・・・三点セットで迫られちゃうと時代を間違えそうになるよ~。

Cimg537440small

↑昭和らしい住宅廃墟!

Cimg537740small

↑「萬年筆病院」って何?

Cimg538140small

↑とちぎ蔵の街美術館。
およそ200年前に建てられた土蔵3棟を改造して美術館として蘇らせ、栃木市ゆかりの作家の作品を中心に収蔵しているのだそう。

Cimg538640small

↑廃警察署! \(^0^)/
栃木署は移転したばかり・・・・なので、超レア物件!(爆)

栃木市散策もこれで4度目くらいになるのだけど、流石は元県庁所在地だけあり奥行きが深く、まだまだ見足りていない。
これからも、上子カメの学校の用事ついでに散策エリアを広げて行こっと。

ところで、肝心の二者面談。
相当厳しいことを言われると覚悟して行ったら、意外にもそうではなかった。
担任の先生は、上子カメなりの個性や能力をきちんと評価しながら、それを活かした進路についてを話して下さり、その真摯な教育指導に終始頭が下がる思いだった。
蔵の街の佇まいに好感が抱けると共に、そこに建つこの高校で良かったなぁ・・・と、今、心からそう思う。

なので、上子カメよ、頑張ってくれたまえ!(笑)


昭和レトロを求めて

2008年07月04日 | カメ見聞録・レトロな街編

7月4日の今日はアメリカ独立記念日。

独立記念日祝賀行事として、昭和レトロを求め隣県の笠間市に行って来た。
・・って、何なんだか。

以前からこのブログにたまに登場する限り無く天才に近い変人と、
「笠間市には古い街並みが残ってて、昭和レトロ感タップリらしい」
と盛り上がっていた。
で、変人・・おっと天才が
「7月4日のアメリカ独立記念日に笠間探索をしよう!」
と言い出し、 この辺が如何にも変人たるところ
日にちが決まって計画が具体化した途端、変人が変人を呼び寄せる核融合を起こし、ついに
紙一重集団誕生!
・・で、その怪しき集団と共に笠間市を練り歩いて来た。

Cimg527440small

↑日動美術館駐車場に車を停め、「さぁ!行こう!」と降りて目の前に聳え立つはこの風景。
「油屋だ!」
と、誰もがそう思った。
イキナリこう来るかぁ~。侮れぬぞ、笠間。

Cimg527740small

↑まるで吸い寄せられるように内に入った。
どうやら従業員用の通路らしい。歩いていくと、色々な物が散乱していた。使われなくなったTV、応接セット、金庫まで。

Cimg528140small

↑従業員通路を抜けて表に出たら、更に驚きの光景が!何て悪趣味なんだ! マジ油屋
看板を見ると此処はホテルで、「古美術の宿」なんて謳っている。
古美術ってアータ・・・中国から二束三文で買い漁ったバッタ品ばかりでしょーが。
いやぁ~、しかししょっぱなからヤラれたね。

Cimg528440small

↑地酒の醸造元。
今は操業停止の様子。

Cimg528540small

↑レトロ看板、見~っけ!
マイナーなようでいて横浜ゴム。

Cimg528940small

↑通り沿いの骨董屋に入った。
うーむ・・・店内のこの感じ、軽く眩暈がする。

Cimg528840small

↑金隠し。
金隠しでも、染付けって言う?
バケツ、邪魔。

Cimg533540small

↑ラヂヲ

Cimg529340small

↑ヤツデのある廃屋。
昭和の住宅と言えば、板塀、玄関先にヤツデ、でしょ。
カメが小さい時に住んでいた家にもヤツデが植えられていて、雨の日の朝は、布団の中でヤツデの葉に当たる雨音を聞き、それで雨の強さを感じ取ったものだった。

Cimg529940small

↑ガラクタばかり並べてある店(何故かしら、その手の店が多い)があり、何とベータのテープが売られてた!
「ベータだよ!ベータ!」
と、一同狂喜乱舞。

Cimg530340small

↑笠間市と言えば、日本三大稲荷の一つ笠間稲荷神社。
あとの二つ言えます?京都・伏見稲荷神社、愛知・豊川稲荷神社で、全国稲荷神社の総本社が伏見稲荷。

Cimg530140small

↑本殿前の水屋の彫り物。
立派だな~。
中央に彫られるは、天照大神が天岩戸から姿を現す場面かな?

Cimg530240small

↑境内に植わった木。
たわわに実を付けているけど、これって何の木?

Cimg530540small

↑神社門前にはみやげ屋が並び、その一つにこんなレトロな看板(それも電光看板!)を下げた店があった。
うわぁ~、夜になって電気が点いたのを見てみたいな~。

Cimg530740small

↑世界長は「セカイチョー」のブランド名だったよね。
子供の頃は「セカイチョーって何?」と、不思議に感じてた。

Cimg532540small

↑そして、廃映画館、発見!
調べてみたら、この「昭和館」は2001年4月30日には電話番号の登録があり、まだ健在だったらしい。

Cimg531440small

↑「昭和館」裏側に突き出た外階段。

Cimg531740small

↑捨てられた電話達。
電電公社の頃だよね~。あの当時は通信関係も単純で良かった・・。

Cimg532340small

↑映画館の隣には銭湯がある。
この銭湯には何やら謎めいた洋館が繋がっていて、どうやらこの場所は歓楽街だったらしい。
でもさ、ひとっ風呂浴びて冷たい物を飲みながら映画を観るなんざ、考えただけでも楽しいっ。

Cimg533240small

↑着物の洗い張り屋。
洗い張り屋に似合わぬ建物。
何で?単に店主の趣味だったとか・・。

Cimg533440small

↑なまこトタンの塀に、赤い鳥居、小便するな。
嗚呼・・・レトロだねぇ。

Cimg534040small

↑再び笠間稲荷神社門前に戻り、此処でお昼を食べた。

Cimg533940small

↑「古式蕎麦って何ぞや?」と思ったら、単にこんな切り方(うどんと同じ太さ)を言うらしい。
蕎麦の味は今イチ(何せ蕎麦処に住んでるからね)だったけど、蕎麦汁と天ぷらは美味しかった。

Cimg534140small

↑時代を錯覚させる二つの建物。
正面は「ホテル井筒屋」。
信号機と電線がなけりゃね~。

Cimg534240small

↑ホテル井筒屋の玄関へのアプローチ。
打ち水された石畳が清々しい。

Cimg534740small

↑おまけ。帰路の途中で見つけた廃駐在所。
お巡りさ~ん!何処に行ったのさ~!

最初から最後までヤラれっ放しだった・・・・つくづく、侮れないぞ笠間市。
本日の白眉「昭和館」
そして傍流白眉「古美術の宿・ホテル○○○」

ネットで調べて見ると、茨城県は昭和の保存状態良好みたい。
この先暫く、茨城探索が続きそう。


レトロ~

2008年03月25日 | カメ見聞録・レトロな街編

080324_23380001 昨夜は、ボディコンディネーション(筋トレ)&エアロビクスのレッスンをと~っても楽しく受けて、心身共にリフレッシュ。

スポーツの後は、勿論ビア♪
実家から貰って来たプチトマトをアテにグビグビとやっておった。
何だか分からないけど、むか~しからトマトと酒の取り合わせって好きなんすよ。

そう言えば、春になると各社一斉に「春限定ビール」を出したものだけど、最近無いよね?そーゆうのはもう流行らないのかな?

080325_13360002

そんでもって、今日は買い物ついでに蔵の街・栃木市を散策。

昔からの蔵をそのまま使った店は、荒物店、瀬戸物店、和菓子店等。
荒物、瀬戸物なんて言葉そのものからして懐かしい。(嗚呼!昭和!)

写真は肥料屋さん。
しかし、小ざっぱりとした白い暖簾や、鉢植えにされた桜の小木は、一見したところ和菓子屋かと思う。
大八車や樽桶が蔵の雰囲気を盛り上げてグー。
で、看板には「電話一二六番」と!

そう言えば、こんなCMソングがあったっけ。
♪カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂~♪
・・・って事は、文明堂の電話番号は「二番」だったのか?

それにしても歳がバレる。 (ー∇ー;)


蔵の街・栃木市

2007年12月01日 | カメ見聞録・レトロな街編

各駅停車の電車に乗って、隣町の栃木市に行って来た。
上子カメと。
何故に、トートツに親子で電車でお出掛けかと言えば、学校の下見。・・・って、こーゆーものは夏休み中に済ませておくのが受験生の常識。
親子してどんだけやる気無いんだか。

下見が終ってから、少しだけ「蔵の街・栃木」を散策してみた。

Cimg427940small

Cimg428840small

Cimg429240small

Cimg429440small

Cimg428340small

↑趣ある廃医院。
でも、手入れされた庭など見ると、人は居ないもののキチンと管理されている様子。

Cimg427740small

↑工場萌え~~~!
ちなみに、廃工場。

普段は車で流す(或いは通過する)ばかりの隣市も、徒歩で眺めると別な顔を見せてくれる。
今日は「ついで散策」だったので、サラッと流しただけ・・・なので、また今度。
いや、今度と言わずこの街とご縁が結べますよーに。合掌。

Cimg429540small_3

←パッケージの可愛らしさにつられて買ってみた。
サブレと言うよりはボウロに近い素朴な味。ウマ~。


昭和レトロ

2007年11月09日 | カメ見聞録・レトロな街編

以前からちょっとだけ気になってた古い街に出掛けてみた。

Cimg410940small ↑何と現役パチンコ店。
今じゃ滅多にお目に掛かれぬ外観で、正面の曲線が昭和テイスト。
あったよね~、喫茶店やスナックの窓枠やドアがアーチ型だった時代が。

Cimg411240small ↑現役引退して久しいと思われる床屋さん。これまた昭和テイストに溢れてる。
そうそう!昔の床屋さんの窓って、これだったよ!病院を思わせる雰囲気のガラス窓。

Cimg415840small↑現役銭湯内部。
木の階段、木の手すり、竹で編まれた脱衣カゴ。
写真には写らなかったけど、壁に掛かった時計、冷たい飲み物が入ったガラス張りの冷蔵庫、体重計、そして棚に並んだシャンプー類・洗面器までもが古めかしい時代物だった。勿論、浴槽はタイル張りで、富士山のタイル絵こそ無かったものの、カメがむか~し見た銭湯の光景そのまんまだった。
でも、未だ使われてるんだよね。
近隣のお年寄りの娯楽場になってるのかな?ひと風呂浴びて、この階段を上った部屋で休憩、まだ日の高いうちからビールなんざ飲んだりして・・・近所の噂話を肴に。
ちなみに、入浴料は350円だった。

Cimg415440small ↑ううっ!何てイイ味出してるんだ~!
昭和と言えば琺瑯引きのレトロ看板!
板壁に琺瑯看板・・・つげ義春入りまくり。

Cimg414440small 歴史ある街らしく、寺院と神社が多かった。
その中でもひと際立派な寺院に赴き、しばしの間過ごした。
墓地の一角にはこの様な石仏群が。彫りが単純で御手の印相が分からず、釈迦如来なのか阿弥陀如来なのか見分けが付き難いのだけど、この寺が浄土宗なので阿弥陀様かなぁ・・。

旧市街地に共通する「ある時から時代と共に変化するのを止めた」現象が此処にもあった。
新しく道路が出来、住宅地が出来、人と車の流れが変わってしまって、かつて賑わった街が取り残される。
最後のシャッターを下ろした時から店の佇まいは変化を止め、そんな店が増える程に街の光景も硬直化して行く。
その街にとっては悲劇なのだろうけど、アホな酔狂人は記憶が再現されたと胸躍らせる。

アホな酔狂人は、この街に心満たされました~。


時間よ止まれ←ふる~っ!

2007年07月05日 | カメ見聞録・レトロな街編

JR黒磯駅周辺は、とってもレトロな街並みだった・・・。

お隣の那須塩原駅に東北新幹線が停まる様になってからと言うもの、黒磯駅は地味地味路線(!)まっしぐらってな感じ。そして、それに付随するかの様に駅周辺の街並みも、ある時を境に時間を止めたかの様な佇まいを見せていた・・・家をぐるりと囲む板塀、昭和4~50年代に流行ったコンクリ建築、垢抜けない服を着せられたマネキン(黒ずんでるんだなぁ、これが)が並ぶ洋品屋。

新幹線は、本来ならば黒磯駅に停車する筈だったのじゃないかな?
しかし、旧西那須野町を地盤にした大物代議士の力で、新幹線は一つ手前の辺鄙な駅に停まる運びとなり、そうなれば、那須御用邸に参られる皇族方も那須塩原駅での乗降となって、黒磯駅は益々華やぎをそがれてしまった。

でも、カメ的には「時代の流れに取り残され、時間が止まったかの様な風景」、大歓迎!

・・・で、黒磯駅近くの「cafe グラン・ボワ」でランチを。

070705_12280002 070705_11030001

このcafeの建物は、大正7年に創業された「黒磯銀行」の建物を改造したもので、大谷石造り、国の登録有形文化財に指定されてるそうな。

Granpowa10

店内に入って直ぐに目に付く大きな掛け時計は、何と黒磯銀行当時のまま。

落ち着いた街の中の、更に落ち着く空間に身を委ね、しばし至福の時を過ごした。

070705_10580002

【おまけ】
近くに、元レジャーランドと思しき廃墟があったので、チョイと覗いて参りやした。
・・・が!密閉されたままの建物内は黴のパラダイス、恐ろしく黴臭くて、マイッタ!マイッタ!
「良い物件なのになぁ・・」と後ろ髪引かれつつも、黴には勝てずに退散!
やはり廃墟は、窓の7割くらい割れて(割られて)いた方が探索しやすい様で・・。(苦笑)