goo blog サービス終了のお知らせ 

旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

さてさて・・・

2006年12月20日 | カメ見聞録・国内編

岸田今日子さんと青島幸雄さんが相次ぐ訃報を知って、「えっ!」なる小さな驚きと、「居なくなってしまったのかぁ」なる小さな失望を感じた。
特別に好きだったお二人ではなかったけれど、その個性の強さから何時も脳裏の片隅で意識していた気がする。
70歳の後半を出るか、出たばかりかってくらいの若さだったのに何ともなぁ・・。
謹んで、お二方のご冥福をお祈り致します。合掌

さてさて。
先週中頃から終盤に掛けて奈良に行ってた。
体調の不具合やら何やらで今年の奈良行きは見送ろうと思ってた矢先、副住職が所用あって総本山「智積院」に入山する事になったので、急遽、このカメも随行(!)しましょ・・ってな具合でチャチャッと行ってしまった。
唐突、突発的、衝動的とまぁ、始まりはトンデモなく無計画だったけれど、何の何の、終り良ければ全て良しで中々に充実した「仏浴の旅」になった。ホホホ
それにしても、な~にが随行なんだか。ハハハ

Cimg301730small

今年の紅葉は遅いとは思っていたけど、それは奈良や京都も同じで、色鮮やかな紅葉の赤に「これが12月中旬か!?」と勘ぐってしまう事しばしばだった。
↑これは、奈良ホテルのバーから撮った夜の紅葉。 Cimg306630small Cimg306730small

高畑町の風情ある街並みを歩くと、時折この様な「廃テイスト」ムンムンの物件に出会っては、「おっ!!!」と一人色めき立つアホなカメ。
しかし、↑写真の2軒共に「現役」なのだった。此処に人が住んでいるってのも、或る意味凄いかな・・と。余計な御世話だけど。

Cimg310730small

lovery♪

Cimg307430small

ライトアップされた興福寺五重塔。
良いね~!

Cimg308030small

唐突に来た割には、ちゃっかりと「旅の目的」が決まってたりして。
今回の仏浴の旅のメインは、何と言っても「東大寺開山忌」!
毎年、12月16日に行われる開山忌(東大寺の創建に尽力した良弁僧正の御命日)にちなんで一年に一度限りの特別拝観が許される執金剛神像と、良弁僧正・重源上人像にお会い出来、感涙にむせいだカメ。

タナボタ的仏浴の旅ながら、良い拝観が出来た事に感謝。

・・・しかし、勢いで出て来てしまったせいで、帰宅したら仕事の山!山!・・・いやぁ、死ぬかと思った。マジで。(またまた~!)

この続きは「仏像巡礼4」にて。(う~ん・・多分)


みちのくvery short仏像巡礼

2006年09月05日 | カメ見聞録・国内編

『五月雨の振り残してや光堂』
・・・・・これは、中尊寺金色堂を拝観した時の芭蕉の句。

残暑厳しき中、行って来ました中尊寺。

副住職が副業(老人福祉施設)の仕事関係で仙台に行くのに、ちゃっかりとカメも同行。
「おじいさんは仕事に。おばあさんは遊びに。」ってな感じですな。ハハハ・・・
宇都宮から東北新幹線に乗って仙台駅を越え、一関で下車してバスにて約30分。降り立ったバス停の直ぐ向こうに中尊寺参道「月見坂」が開けていた。
カメ17年振りの中尊寺詣でに心躍らせながら、杉木立の真ん中を抜けるかの様な参道(でも、かなり急坂・・)を上った。

Cimg280930small_1 ↑写真は金色堂。
850年に比叡山延暦寺の慈覚大師円仁によって開山され、その後奥州藤原氏の初代清衡によって大規模な堂塔伽藍の整備が行われた。
この金色堂は、そんな中尊寺創建当初の姿を今に伝える唯一の建造物。
鎌倉期より、金色堂は、風雪から守る為の「覆堂(または鞘堂)」にスッポリと覆われた姿となった。
金色堂に納められる内部の御像群は、地方の作風とは思えぬ洗練されたフォルムと気品に満ちていた。多分、都から招かれた仏師が刻んだ御像なのだろうな・・・だって、モロ貴族趣味。蒔絵と螺鈿細工をふんだんに使って荘厳された金色堂御仏ワールドに、カメは暫しの間、目をチカチカさせてた。
勿論、心の目もね。

Cimg280230small ↑そして、これは本堂。
御本尊は阿弥陀如来。
此処を拝観している時には、だ~れも居なかった。
・・・御本尊様に手を合わせつつ静かに瞑想している我が身は懐の深い仏堂空間に包み込まれ、耳に届くはただ夏蝉の声。
許されるのなら、暫くの間そのままで居たかった・・・日の暮れるまで・・・夜が明けるまで・・・。

それから「讃衡蔵(さんこうぞう)」なる名称の宝物館にて、丈六像の薬師如来と、同じく丈六像の阿弥陀如来二体を拝観。
これ等の御仏は周辺寺院からの客仏で、何れも平安時代後期の作と見られ、定朝様式を踏襲しているかの様な優美さを湛える。

Cimg281230small_1 ・・・拝観を終えて、中尊寺門前街の蕎麦屋で「わんこ蕎麦」初体験。
スルスルスルッ・・と、調子に乗って食べたは良いものの、ついつい胃袋の容量を超えてしまって
「く・・くるしいっ!」。
困ったもんだ。

・・・本来の目的(!)の会議の時間が迫っていたので、平泉に未練を残しながらも仙台に急ぎ舞い戻った。

副住職が会議中の待ち時間に、カメはと言うと・・

もっちろんお買い物♪
仙台!政令指定都市!
なので、同じ県庁所在地ながらも宇都宮とはぜ~んぜん違う。
なので、並居るショップも中央(東京)並み。
adidasの今秋のレア物をチェックして、気に入ったブルゾンを購入し、DIESELのジーンズの今秋シリーズの全てを試着し倒して、「足長&小尻」効果に優れた1本を購入。

心に平泉。身に纏うは仙台・・・って、なに?それ。

ま、余談は兎も角として・・・
奥州藤原文化に身をたゆたい、心遊ばせたveryshort stay・・・思い出深い1日だった。


五色沼湖生群とFukushimaRuin

2006年05月05日 | カメ見聞録・国内編

昨日に引き続き今日も出掛けて、隣県でありながら東北地方の福島県に行って来た。目的は会津磐梯山麓の五色沼湖生群の散策・・・あの神秘的な色をした湖を是非とも子カメ達に見せたかったので。

五色沼は、意外にも最近生まれた湖で、明治21年の磐梯山水蒸気爆発(噴火とは違う)によって飛ばされ・流された30億トンもの岩石と泥流が川を堰き止め、桧原湖、小野川湖、秋元湖を始め300を超える湖沼群を作り出したそうな。その中でも酸性度の高い沼が独特の色合いを見せる事から「五色沼」と呼ばれて親しまれて来たのだそう。

Cimg223130small 五色沼には、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、竜沼、弁天沼、青沼、るり沼、柳沼、弥六沼などがあるが、上写真は、それ等沼の中で最も神秘的なみどろ沼。
一つの沼が、緑・赤・青の三色に分かれている。

Cimg224530smallこれは青沼。
沼周辺に巡らされた散策路を歩いていた時、木立ちの間から、ふいにこの神秘的な沼が現れた時の感激ったら!
五色沼の中では面積小さめの沼・・・まるで手のひらの上で輝くアクアマリンの宝石の様。おとぎの世界にふと迷い込んだかの様な気分にもさせてくれる沼・・・沼の精が現れて「金の斧か銀の斧か・・・」なーんて言いそう。

沼を愛で、写真を撮ったりしながらゆっくりと歩いて、1時間強の湖沼群散策終了。 Cimg220630small_1
五色沼から車を走らせながら、 昨日の足尾散策の余韻抜け切らぬせいか、道中、廃墟を見つけては寄り込みつつ観察&撮影。
←これはスキー場に隣接して建てられたロッジの廃墟でかなりの巨大物件。
福島県にはバブルの遺物とも言うべきレジャー施設廃墟が数多く見られて、またもやカメ大興奮!

廃墟散策に満足した後は、ノーマルな観光客に戻って(笑)会津界隈観光のお約束とも言うべく喜多方方面に向かった。
で、喜多方一美味しいと言われる「坂内食堂」に行き、1時間20分も並んで待って「肉そば」(チャーシュー麺)に舌鼓を打ち「並んだ甲斐があった!」と、大満足。
行った場所は近場ながらも、地元&近郊の良さと奥深さを改めて感じた大型連休だった。<完>←なんちゃって!


浴びた!浴びた!

2005年12月09日 | カメ見聞録・国内編

「CIMG188930small.JPG」をダウンロード

昨晩、帰って参りました・・・「仏浴の旅」から。
いやぁ~、今年も浴びた浴びた!御仏浴びた!

今年は東博を始め他の美術館でも寺院展開催が殆どなかったせいで、カメの脳内御仏濃度が薄まってしまって、ちょっとした危機に瀕していた。
しかし、この奈良行きにて一気に脳内中の御仏濃度アップ。
只今MAX状態。
なので、かなり元気。

8センチヒールの靴で3日間歩き通しだったので、太腿パンパン!
まるで、奈良博にてお目に掛かった元興寺極楽坊の薬師さまのおみ足みたいになってしまった。

今年もまた、素晴らしき御仏達に出会えた幸せを噛みしめ、街の彼方此方に天平の面影色濃く残る奈良に3日間滞在出来た幸せを噛みしめている。
東大寺四月堂の千手観世音菩薩、白毫寺の地蔵菩薩、秋篠寺の伎芸天の御前で「また来年も参ります」って約束し、
東大寺堂守のジイサマ達とは「来年の良弁忌(開山堂、俊乗堂、執金剛神像のご開帳がある)に合わせて参ります」と約束を交わした事なので、来年の今頃もまた「あ~、浴びた!浴びた!」と言いながら充足感を抱いていられれば良いな。

写真は高畑町界隈で数多く見られる昔ながらの土塀。
こういう空間を歩いていると、千年を遡った時の自分の遺伝子がサワサワとざわめき始める気がしてならず、そんな処も奈良の大きな魅力・・・。


八景島シーパラダイス

2005年08月28日 | カメ見聞録・国内編

下子カメと一緒に子供会旅行に参加し、八景島シーパラダイスに行って来た。
絶叫コースターはあるし、ウミガメは居るしで、カメと下子カメにとってはその名の通りパラダイス♪

泳ぎ回る沢山のウミガメを見ながら
「随分と甲羅にコケが付いてるなぁ。海の中でもコケが付くの?」と下子カメに聞くと、
「海でもコケは付くし、長く生きるカメの甲羅にはフジツボまで付くんだよ」
「ほ~」
「ねえ、お母さんフジツボの中身は何だか知ってる?」
「いや、全然。検討も付かないよ」
「亀の手と呼ばれる植物みたいな生き物なんだよ。亀の手にそっくりだから亀の手と呼ばれるんだけど、ちゃんと水かきみたいなものまであって、ウチの亀達の手と同じ形をしてるんだよ」
と教えて貰った。
好きこそ物の上手なれと言うけれど、ホント、良く知ってるもんだ。
ところで、写真は本日の戦利品。
本当はもっとカメグッズを買いたかったのだけど、集合時間が迫っていたので惜しくも断念。
バスに戻って、皆にご披露したら
「え?そんなにカメの物があったの?同じお土産やさんを見てた筈なのに全然気付かなかった」と感心された。
これも、好きこそ物の上手なれ・・・・か。
下子カメからすりゃ随分とレベル落ちの「上手」だけど。CIMG160430small


絶叫マシン!

2005年04月03日 | カメ見聞録・国内編

先月の最終日、子カメ達と東京ドームシティ内アトラクション「ラ・クーア」にて、絶叫マシン乗りまくり。
中でも迫力ものなのが「サンダー・ドルフィン」なるコースター。
スタートしてから瞬く間に、約80メートルもの高さにまで上りつめ(従来の様にカタカタ・・ではなく、スーッって感じで、あっという間に頂上)そこから一気に急降下!あとは、有無を言わさぬ猛スピードでのアップダウンの繰り返し。
いやぁ~!怖いです・・・・何せ、水道橋のド真ん中の上に設えられたレールを急降下するのですから、まるで夥しき車と人の中に突っ込んで行く感覚。
怖い・・・し、しかし、快感~!
ストレス解消には持って来いだわ。
結局、乗っては並びを繰り返して、3回連続ライドでした・・・・本当は、もっと乗りたかったのだけど、何せ40分待ちだったもので、3回でタイムリミット。

「サンダー・ドルフィン」は相当に怖いと思うのだけど、これより凄いコースターってあるのだろうか?
富士急ハイランド「フジヤマ」と、どちらが怖い?050330_165301