昨晩、帰って参りました・・・「仏浴の旅」から。
いやぁ~、今年も浴びた浴びた!御仏浴びた!
今年は東博を始め他の美術館でも寺院展開催が殆どなかったせいで、カメの脳内御仏濃度が薄まってしまって、ちょっとした危機に瀕していた。
しかし、この奈良行きにて一気に脳内中の御仏濃度アップ。
只今MAX状態。
なので、かなり元気。
8センチヒールの靴で3日間歩き通しだったので、太腿パンパン!
まるで、奈良博にてお目に掛かった元興寺極楽坊の薬師さまのおみ足みたいになってしまった。
今年もまた、素晴らしき御仏達に出会えた幸せを噛みしめ、街の彼方此方に天平の面影色濃く残る奈良に3日間滞在出来た幸せを噛みしめている。
東大寺四月堂の千手観世音菩薩、白毫寺の地蔵菩薩、秋篠寺の伎芸天の御前で「また来年も参ります」って約束し、
東大寺堂守のジイサマ達とは「来年の良弁忌(開山堂、俊乗堂、執金剛神像のご開帳がある)に合わせて参ります」と約束を交わした事なので、来年の今頃もまた「あ~、浴びた!浴びた!」と言いながら充足感を抱いていられれば良いな。
写真は高畑町界隈で数多く見られる昔ながらの土塀。
こういう空間を歩いていると、千年を遡った時の自分の遺伝子がサワサワとざわめき始める気がしてならず、そんな処も奈良の大きな魅力・・・。