旧愚だくさんブログ

愚だくさんブログ過去記事蔵です。

歴女な日、虎塚古墳見学

2010年11月04日 | カメ見聞録・国内編

隣県、茨城県ひたちなか市にある虎塚古墳が秋季公開中なので、代休の上子カメ(ヤツは昨日、持久走大会だった)と一緒に行って来た。
あ、上子カメも日本史・命の歴女。歴女二代での散策・・・な~んて。

北関東自動車道をバビューンと飛ばして、向かう先は那珂湊。
おさかな市場に隣接した市営駐車場に車を停め、そこから歩いて10分足らずの那珂湊駅に向かった。

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↑那珂湊駅
この駅舎も貴重な木造建造物で、大正2年に建てられた。

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↑虎塚古墳のある中根駅までの切符を買って、レンタサイクルの申し込みをしたら、このようなファイルをくれた。
ひたちなか海浜鉄道の時刻表も入っていて、とっても便利。

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↑電車を待つ間、駅員さんが駅猫おさむを呼んでくれた。
(とても親切な駅員さんだった)
「ワオ!おさむ、正月以来だね~♪」
とハグしたら、スゲ~迷惑がって、こ~んな顔(涙

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↑那珂湊駅からひと駅の中根駅

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↑中根駅から自転車に乗って虎塚古墳に向かう途中で、虎塚4号墳(方墳)を発見。
此処は古墳が多い場所なのだ。

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虎塚古墳(前方後円墳)

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↑玄門への入り口

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↑玄室内部は、このような装飾壁画になっている。
白色粘土で下塗りした上に、ベンガラ(酸化第二鉄)で文様が描かれており、文様は主に魔よけの意味合いを持つ。

奈良県の高松塚古墳と同じくガラス越しに観る玄室で、学芸員さんの説明が終わるや外に出されてしまった。
もっと自由に観られるかと思っていたので、ちょっとガッカリ。
しかし、昔の人が祈る思いで描いた文様には心を打たれた。

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↑虎塚古墳の周辺には広大な芋畑が。
そう、この辺は全国きっての干し芋の産地。

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↑虎塚古墳を出て、芋畑を見ながら進むと十五郎穴(十五郎横穴群)がある。
古墳時代末期から奈良時代に掛けて築かれた。
この手の墳墓は、埼玉県の吉見百穴が有名。

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↑横穴には大小の差があり、小さな横穴からは小児の遺骨が出土した。
そして、副葬品としての須恵器も発見されたらしい。
土師器と須恵器って、懐かしい名称!日本史でやったよな~」
と思いながらも知識は忘却の彼方・・(涙
なので、現役の上子カメに土師器と須恵器に付いて教えてもらった。

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↑十五郎穴の後にひたちなか埋蔵文化財センターに行き、虎塚古墳の副葬品を観た。

虎塚古墳は7世紀前半頃に築かれたそうで、これは十五郎穴と同じ古墳時代後期に当たる。
古墳時代後期墳墓の特徴は、横穴式の玄室に装飾が施されていること、そして副葬品が土器や馬具、武具などの日常的なものであること。
ちなみに、古墳前期の副葬品は呪術的用品、古墳中期は権力的・実力的用品。
時代が下るに連れて大きさも手頃(?)になって来ることからも、墓を造ることが一般的になりつつあったのだろう。

それにしても、日本人ってのは墓造りの民だなぁ・・・と、つくづく思う。

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↑古墳群を堪能した後は、また自転車に乗って中根駅に。
それにしても、知らない場所を自転車で走るって良いね~♪
スゲ~楽しかった♪

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↑中根駅から那珂湊駅まで電車で戻り、おさかな市場に行ってちょっと遅めの昼ごはん。
森田水産の回転寿司、美味っ♪
特に、この特上うにの美味しいことったら・・・ついつい3皿も食べてしまった・・・ってか、この柄は1050円の皿なんだよね(汗

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↑あ~、美味かった!
ゴチゴチ

この後、しこたま海産物を買い込んだ。
何せ海なし県民、獲れたて鮮魚に弱いのだ。

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↑おさかな市場を出て、今度は幕末の世界に。
これは山上門(さんじょうもん)で、水戸藩江戸小石川邸に設けられた勅使奉迎用の門。
小石川邸に通った西郷隆盛がくぐった門としても有名。

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↑春に来た時にも思ったが、この懸魚が素晴らしい。

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↑山上門の上には水戸藩の反射炉がある。
現存するのは昭和12年に復元されたレプリカ。
しかし、安政4年(1857年)に完成した反射炉は、全てが耐火レンガ造りだったそうで、この外観がレンガなら更に良かったのになぁ。

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↑反射炉の説明板。
やはり、春に来た時にも思ったけど(笑)この図がすご~く分かりやすい。

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↑この反射炉で20数門の大砲が造られたそうで、これはそのレプリカ。

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↑反射炉の裏側を見ると、何と落書きが・・・
馬鹿ってのは、壁があると書きたくなるらしい。

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↑反射炉に使う耐火レンガを焼いた登り窯
これも復元。

反射炉を観ていたら、巡回していたおじさんが柵の中に入れてくれ、細部までジックリと観ることが出来た。
ま~、それで落書きも見つけちゃったんだけど(汗

これにて、本日の行程終了。

古墳時代後期の古墳群
キハ車両
駅猫おさむ
おさかな市場
幕末の遺構
と、何やら充実しまくりの一日だった。
あ~、歴史が好きで良かった~
だって、何処に行っても楽しいもの~


味噌なめたか

2010年10月15日 | カメ見聞録・国内編

一昨日の研修旅行は、日本の米どころド真ん中、新潟南魚沼市界隈の散策だった。

朝7時30分に出発して、先ず向かったのが臨済宗の古刹
関興寺(かんこうじ)

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↑山門
戦国武将ゆかりの寺らしい山門。

【関東管領上杉家ゆかりの禅寺】
関興寺は、古くは関興庵と称し、1410年、第二世覚翁祖伝(かくおうそでん)が上野国(群馬県)泉龍寺の白崖禅師を招いて開山。後に鎌倉公方・足利氏、関東管領・上杉氏などの庇護を受け、永楽百二十貫文の地を領し、信州・佐渡・能登・越中・越後の5ヶ国の末寺300箇所を支配したと伝えられています。
戦国時代には幾度か伽藍を焼失、関が原の合戦後は一旦、上杉景勝とともに寺を米沢に移し、江戸時代に再び米沢の関興庵から現在の地に再興。名称を関興庵から関興寺に検めたのは1751年のことです。
当時の関興寺僧堂は参禅の門徒があふれ、甲信越における臨済宗の中枢でした。現在でも臨済宗円覚寺派の古刹であります。
(関興寺パンフレットより一部抜粋)

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↑地面のそこかしこが苔に被われ美しい。

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↑本堂
間口が広くて重厚な造り。
このガラス戸の様子が「禅」ですなぁ・・
ご本尊は釈迦如来。

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↑経蔵
この中には回転式お経ロッカー的な(?)輪蔵がある。
輪蔵には黄檗版一切経が収められており、輪蔵を一回転させると、黄檗版一切経を最初から終わりまで唱えたことになる。

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↑観音堂

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↑鐘楼堂
我々がおいとまする時、ご住職が11時の鐘をお撞きになっていた。
朝の5時、11時、夕方の5時の1日3回、時を告げる鐘を撞かれるのだそうで、そう言えば「時」ってのは「日」と「寺」で出来ているなぁ・・・などと、今更ながら考えてしまった。
しかし、毎日3回の鐘を1日も休むことなく撞き続ける、ってのは並大抵の苦労じゃない。

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↑本堂脇に仕舞われた味噌桶。

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↑そして、これが有名な関興寺味噌
大豆の風味が生きた美味しい味噌。
美味しいけど量が少ないので、味噌汁よりは焼きおにぎりや生野菜につけて食べるのがオススメ。

【関興寺の味噌なめたか】
枯淡、質素を基本とする生活に味噌は欠かせないとあって、寺では修行僧のために沢山の味噌を作って蓄えていました。
1858年(天正6年)上杉謙信の急死で、景勝、景虎の二子の間で家督争いが起こり(御館の乱)、その兵火に遭って諸堂が焼失。しかし、関興寺に納められていた上杉氏寄進の大般若経六百巻は味噌桶の中に埋められて難を逃れました。
以来、ご利益のある「関興寺の味噌なめたか」の言葉が生まれたと伝えられています。
(関興寺パンフレットより一部抜粋)

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↑境内の六地蔵さまが、我々の帰りを見送ってくれた。

そうして、次に向かったのが、日本三代渓谷の一つ清津峡
ちなみに、三大渓谷の残り二つは、黒部峡谷(富山県)と大杉渓谷(三重県)。
も一つオマケに、日本三大美人の湯と言えば、龍神温泉(和歌山)、川中温泉(群馬)、湯の川温泉(島根)。
あはは

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清津峡渓谷トンネル
往復1500メートルほどのトンネルを歩き、絶景ポイントに作られた展望台から渓谷を眺める仕掛けになっている。

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↑この六角柱状の岩は柱状節理と言うのだそうで、海底から隆起したマグマが冷却された際に、このような形態になったそう。
イヤ~、迫力満点!
満点すぎて、切り立った岩が3Dで迫り来る感じがして、気分が悪くなってしまった。
三半規管をやられちゃった感じ(笑

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↑此処が一番の絶景ポイント

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↑・・・ってことは、思わず乗り越えちゃう人が居たわけ?
乗り越えたら、直ぐ下は絶壁、地面がないよ~
まさか、自殺の名所だったりして!
気分が悪くなったのは霊障だったりして!ゾゾ~ッ・・

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↑清津峡を堪能(?)した後は、渓谷トンネルの直ぐ近くにある清津館でお昼ごはんを。

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↑ロビーには2羽のウサギが。
ウサギか~
大久野島を思い出すな~

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↑清津館名物、山菜薬膳

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↑鯉の洗いカルパッチョ風
これは絶品!
鮮やかな翡翠色をしたソースが鯉に合って、とても美味しくいただいた。
何でも青梅を使ったソースだそうで、,
「作り方は企業秘密なのでお教え出来ません」by大女将
この鯉食べたさに、わざわざ清津峡にやって来る客も居るのだとか。

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↑山で採れた天然物のなめこ汁
これも激ウマ!
市販のなめこと全然違って、香が抜群。
シンプルなお味噌汁だけど、格別な素材に、心の底から
「うまい!」
って言葉が湧き出た。

その他、大女将が山で採取し、大切にフリージングした山菜を使った品々は全てが美味しく、沢山の品数があったにも関わらず、ほぼ完食。
魚沼産のごはんも美味しかった。
そして、薬膳の名に相応しく、五臓六腑に滋味が行き渡り、身体が喜んでいるのを実感した。

本当に本当に美味しかった。
ごちそうさまでした。

そして、清津峡を後にして
(途中で、手掘りと思われる廃トンネル発見!あ~、行きたかった~)
再び南魚沼市内に戻ってつむぎの里を見学。

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↑つむぎの里
塩沢紬を伝え、その商品を扱っている。
あれ?先の三大渓谷と同じ、日本三大紬ってあったっけ?

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↑紬よりも近くの廃屋に貼られた看板に興味アリ!
トーア毛糸さくら石油コンロだって♪

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↑お!越後の飛び出し坊やは黒人だね。
(*`▽´*) ウヒョヒョ

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↑これって、パッと見、スゲ~ヤバイ看板に見えた。
ダンススタジオと言うよりは、メンズエステみたいな(笑
このセンス、ツボだわ~
この番号に電話しちゃおうかな~

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↑御朱印帖
左が関興寺の御朱印夏に行った京都・奈良から続いて関興寺で、2冊目の御朱印帖が終了。
この歳で2冊分も巡拝出来たなんて、有難いことだす。合掌

そんなこんなで、無事に帰宅し、今年の研修旅行も有意義で楽しいものになった。
それもこれも、ご同行の皆さま、各地で温かく迎えて下さる皆さま、そして家族のお陰。
本当に有難い。合掌


プカプカ研修旅行

2010年10月14日 | カメ見聞録・国内編

昨日は、寺庭婦人会研修旅行で新潟県に行って来た。

何せ同業者同士、
ツーと言えばカーと返り、
阿と言えば吽と来る
と、会話が弾む弾む♪
お陰でとーっても楽しい一日だった。

でもさ~
アチコチ寄ったお土産やさんで、
皆さんは、花の鉢植えやお香などを買い求めていたのに、
亀2:50だけが
日本酒を吟味してたのね~
会話は弾むのに、それだけが浮いちゃってさ~

だって、折角の新潟、米どころだもん
日本酒に目が行かない方がどうかしてるって~
皆さん、おかしいよ~

その他、
「姿が見えないと思ったら、廃屋の写真なんか撮ってたでしょ!」
「何で交通安全の看板なんか撮るの?」
などと指摘されちった。

廃屋に関しちゃ、今更言うまでもないけど、
交通安全看板は、飛び出し坊やが撮りたいのね~
飛び出し坊やって、地域性が出るので~
新潟の飛び出し坊やもキュートでグ~

あ~、やっぱ浮いてるよな~、自分。


ちょっと那珂湊まで

2010年07月09日 | カメ見聞録・国内編

「ちょっと魚屋さんに行って来ま~す!」
と言って那珂湊に出掛けた。
ププッ ( ̄m ̄*)

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↑まず向かった先は那珂湊駅。
残念ながら、駅猫おさむもミニさむも外出中・・(涙

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↑那珂湊駅前ロータリーに掲げられたコレを見て、同行の友人は大爆笑!
「一体何なの、コレ!オートバイ・自転車と言ってる時点で泥棒じゃないの!日本語、分かってないよ~!オモシロすぎる~!」
・・・確かに。
茨城県警、日本語分かってないってさ(笑

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↑それから、おさかな市場へGO☆

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↑見て歩くだけで楽しい♪

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↑おさかな市場内にある「海花亭」でお昼ごはん。
今朝、那珂湊港で水揚げされた魚を使った「今日だけ丼」とアラ汁を頼んだ。

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↑焼きはまぐり
ウマ~

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↑まぐろのカマ焼き
これもウマ~

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↑本日の戦利品①カニ
折角港に行きながらロシア産のカニを買うのも何だけど、安さにつられてついつい・・
だってさ~、子カメ達って「カニだけでお腹いっぱいになりたい」って言うから~(泣

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↑本日の戦利品②イクラ
またまた近海ものならぬアラスカ産だけど、これも安さに釣られて。
でも鮮度抜群で美味しそう♪

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↑本日の戦利品③まぐろと真鯛の刺身
やっと出たよ、那珂湊港で獲れた魚!

本日は、女子三人(しかも同業者!)で行ったお買い物ツアー。
家事仕事を済ませて出発して、子供のお迎えの時間(15時)に間に合うように帰って来たと言う、忙しい外出だったけど、とってもとっても楽しかった~♪

ただ今、第二段お買い物ツアーを計画中。
今度は秋の果物系にしようかと・・。
( ̄ー ̄)ニヤリ


観音堂

2010年05月06日 | カメ見聞録・国内編

風の様に過ぎ去ってしまったGW・・・(涙

GW中にボーダーコリーのパピーに会いに行った時の余談。

その日、早めに着いてしまったので、近くにあった観音堂にお参りした。

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「新橋観音」と言われる観音堂。
無住のお堂で、自治会が管理しているらしい。
老朽化したお堂に、やっつけ仕事の赤ペンキ。
うーん・・・もうちょっと何とかならないかねぇ。

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↑鰐口には「文化三丙」と刻まれている。
文化三年は1806年で、徳川幕府がロシアより盛んに通商を求められた頃。その前の1805年には華岡青州が麻酔剤を使った手術に成功している。
近代の足音が聞こえ始めた時ですな。


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↑杉に包まれた地蔵さま。

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↑元は墓地にあったと思われる石仏が何体かあった。

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↑首なし地蔵さま。
しかも、お身体の下部が埋まってしまってる。

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↑石碑の台座に、何と古銭が置かれていた。
江戸末期の通貨?
まさか和同開珎じゃないよね?!

由来が分からぬお堂だけれど、「普門品」の文字が刻まれた石碑が2~3あったことから、元は天台宗だと思われ。
しかも、結構規模が大きく、「新橋観音」の名前は広範囲に渡っていたんじゃないかな。
きっと、縁日のお祭りは賑やかで、地元の人達の楽しみだったと思う。

ところで、境内(?)を一通り観た子カメ達は、何とダンゴムシを突付いて丸まらせちゃ、園児のように喜んでおった。
オイオイ、ダンゴムシで遊ぶ年かよ。


テンコ盛りのワンコ

2010年05月03日 | カメ見聞録・国内編

本日、ボーダーコリーのブリーダーをやっている友人宅をご訪問。

3匹の母犬が相次いで出産し、何と15匹のパピーに恵まれたそう。
しかーし!世界を股に掛けるブリーダーのパピーなので、直ぐに里親さんが決まって次々と引き取られてしまうだろうと、急いで見に行った次第で・・・。

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↑出迎えてくれたのはパピー軍団!
なーんて可愛いのでしょ!

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↑この子達のお婆ちゃん。

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↑まだまだ赤ちゃんなので、ちょっと遊ぶと眠くなってしまう・・・zzz

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↑午後には、母犬軍団登場!

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↑母犬とパピー達。
広い友人のお宅も、ボーダーコリーで埋め尽くされていた。

成田国際空港のちょっと先まで走ってボーダコリー三昧の一日。

あ~、楽しかった~♪


ぷらぷら ひたちなか市

2010年04月15日 | カメ見聞録・国内編

昨日のひたちなか行きでは、湊線に乗ることが一番の目的で、それ以外に水戸藩が造った反射炉を見ようと思っていた。
おさかな市場で買い物するのはトーゼンのことで)
以前から、この二つが気になっており、昨日は満を持して計画実行。

それにしても、何度来ても良いですな、ひたちなか市。

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↑先ずは湊線に乗ろうと那珂湊駅に向かった。
映画「フラガール」に使われた駅だそうだけど、どのシーンだろ?
先生(松雪泰子)が到着する?町を出て行く?うーん・・
もう一度観たいけど、レンタル中止になっちゃったろうな。

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↑外から眺めた構内。
おさむ君が見当たらない。つまらないなぁ・・

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↑赤レンガ倉庫健在!
正月以来っすね、お久し振りっす!

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↑湊線の始発&終点、阿字ヶ浦駅

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↑駅員通用口付近にあった警邏箱
警邏箱?ん?何?何?一体、何が入ってるん?
開けたくて仕方がなかったが、直ぐ隣の自販機で、コカコーラの人がペット飲料を補給していたので、グッと我慢。

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↑折り返し出発まで10分以上の時間があったので、海に向かって歩き出した・・・・ら、直ぐのところに立派な神社が。

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↑本殿。
神主さん不在の神社なのに、手入れが行き届いている。清浄な空間。

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↑獅子もイイ感じで吠えております。
シャウト☆

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↑イエイ☆

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↑そして、再び那珂湊駅に戻り、おさかな市場に向かって歩いて行った。
すると・・・道沿いに、こんなレトロな歯科医院が。

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↑道を挟んで反対側には、こんなレトロ(とは言っても閉店しちゃったけど)な薬局が。

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↑おさかな市場に到着。

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↑これは、道側から見たおさかな市場。

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↑某水産の和食店にて、三色丼のお昼ごはん。
丼はイマイチ。でも、アサリのうしお汁とメカブとコンニャクの煮物は美味しかった。
シーフードサラダも頼んでみたけど、折角の新鮮な魚介類の上には、キューピー・サウザンドレッシング業務用がタップリと・・・無残!

お昼ごはんの後は買い物。
今回は、鮮魚よりも干物狙いで、わかめ、しらす、サンマの丸干し、イカの一夜干しを買った。
その他マグロの中トロ&赤味、大粒のアサリを買って満足。

そして、おさかな市場から約2キロ先のあずまが丘公園に向かった。
此処に反射炉があるのだ。

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↑公園に着いて、先ず見えたのが山上門

<ひたちなか市サイトより抜粋>
水戸藩江戸小石川邸に設けられた勅使奉迎用の門で,門の形式は薬医門。
幕末には,佐久間象山,西郷隆盛,橋本左内などの天下に名だたる人々が,この門を出入りしたといわれています。
昭和11年,現在地へ移築されました。

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↑手の込んだ作りの懸魚

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↑某氏の真似をして、イタズラしてみた(笑
門のカンヌキの後ろ側部分(名称が分からない)を、わざわざ横に撮影、ご丁寧に指まで添えておっぱいだって・・・

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↑門から更に上がったところに反射炉はあった。
昭和11年に復元されたもの。

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↑高い!
この高さは、足尾の有越鉄索塔を思い出させる。

<茨城県サイトより抜粋>
反射炉とは,火炎を炉内で放射させ1200℃~1600℃の高温を効率的に保ちながら加熱して,鉱石や金属を製錬・溶解する炉のことです。
幕末,日本沿岸に船影を見せるようになった外国船に対抗できる西洋式大砲を鋳造するため,水戸藩第9代藩主徳川斉昭により築造されました。斉昭公は海防意識が特に強く,武装強化による国防の必要性を強調していました。
ここで造られた大砲は各地の台場へ据え付けられ,幕府(お台場)へも献上されているのです。

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↑反射炉の構造が、よぉーく分かる図。

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↑反射炉の鉄で、このような大砲を製造していた。
見事なまでに鉄の塊だね。

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↑反射炉の炉に使われた耐火レンガを焼く登り窯。
これも復元。

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↑登り窯を見ながら下に降りて行くと、ボロボロだけど造りが立派なお堂があった。
ご本尊は石仏、しかし薄暗くて尊名までは分からなかった。
桜越しに見るお堂・・・素敵だなぁ。

以上で、一日の行程終了。
北関東自動車道に乗って帰宅した。
それにしても、この高速道は良いねぇ。
行く時は、朝日の残りを浴びる筑波山、ミラー越しに男体山を見、帰りは、夕日を浴びる男体山、ミラー越しに筑波山を見て走るんだよ。
両県を代表する山を同時に見ながら楽しく移動♪
向かう先は太・平・洋♪
わーい!わーい!
・・って、トコトン海無し県民な自分。


乗って乗って湊線♪

2010年04月15日 | カメ見聞録・国内編

「始発から終点まで乗ってみたい!」
と切に願っていた湊線に、本日、やっとこさで乗車。

散り始めの桜を堪能しながら、のんびりとローカル線の旅。
ああ、楽しかった♪

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↑乗ったのはこの車両。
朱色と肌色のキハ2005。

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↑区間表示が差し込み式なのがステキ☆
ナニゲに「田」がハートだし・・

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↑運転席

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↑車内の様子

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↑旧モデルのつり革・・・懐かしい。
そして、使いこんだ感がイイ味を出している。

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↑勝田~阿字ヶ浦区間を往復する、もう一つの車両はキハ3710。
3710で「みなと」だって。
キハ2005と3710が勝田~阿字ヶ浦を別方向に往復しながら乗客を運ぶ。
その差、1分。

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↑ボディ横には「ひたちなか海浜鉄道」の洒落たペイントが。
流石は新型車両、カッコイイ。

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↑①勝田駅

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↑②日工前
日光前・・・前日光・・・と、ミョ~に懐かしくなったりして(笑
日工(にちこう)は日立工機の略称で、駅の後ろには日立工機工場の広大な敷地が広がる。

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↑③金上駅航空機と戦車なのは、陸自の駐屯地があるから。

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↑④中根駅

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↑⑤那珂湊駅
此処は、ひたちなか海浜鉄道の車両基地。

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↑⑥殿山駅

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↑⑦平磯駅

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↑⑧磯崎駅

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↑⑨阿字ヶ浦駅

それぞれの地域の特徴をデザイン化した駅名が楽しい。

ちなみに自分は、
那珂湊11:38発~勝田着11:52
勝田発12:00~阿字ヶ浦着12:26
阿字ヶ浦発12:39発~那珂湊着12:52。
74分湊線一周の旅を満喫した。

駅猫おさむ君は、春の陽気に誘われたのか長期外出中で会えず終い(涙

また来るから、そん時は応対してな(カメの願ひ☆


鹿島臨海工業地帯

2010年01月02日 | カメ見聞録・国内編

新春早々萌えて来ました、鹿島臨海コンビナート。

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↑港公園
ひと口に鹿島臨海コンビナートと言っても、広大な敷地面積ゆえに鹿島市と神栖市にまたがっており、工場系列によって何ブロックにも分かれている。
なので、先ずは展望台に上って全体をチェ~ック☆
あ、こーゆうのを鳥瞰って言うのかなぁ・・

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↑展望台からの眺め。

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↑同じく展望台から。
製鉄関係プラントは、鉄分を含んだ水蒸気を浴びるせいで全体的に茶色っぽくなるんだよね。

・・と、おおよその位置関係が分かったところで、化学工場が多い東部地区を目指した!
ウネウネとしたパイプがむき出しになった化学工場こそがコンビナートの見どころなので~

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↑ハイ、到着!東部地区。

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↑ウネウネパイプ。
このようにわざとコの字にしてあるのは、熱膨張による伸びを吸収するため。
パイプ内部からシューシューと言う音が絶え間なかった。

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↑上のパイプと同じく、このブチレンガスタンク群も三菱ガス化学(株)。
社名の通りにこの辺一帯はガス臭かった。

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↑鹿島ケミカル(株)の大煙突。

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↑これも鹿島ケミカル(株)。
でも、これって何?

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↑鹿島石油(株)の石油精製プラント。
石油精製に建つ塔は蒸留塔で、細長くてイガイガしているのが特徴。

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↑クーリングタワー
冷却に使われて熱くなった冷却水を冷却する設備・・って、何がなんだか。

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↑後ろ側から見たクーリングタワーと、その並び。
えっと・・これはどの会社だったっけ(汗

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↑海に面した方に行くと、色白でムッチリとした塔が目立っていた。
これも、会社は何処だっけ?(大汗

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↑これは、工場ならぬ下水処理施設。
しかし、見応え充分。

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↑これ等の重油タンクには「保税」と書かれていたのだけど、どんな意味なんだろ?

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↑東京電力(株)火力発電所

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↑化学プラントならではの光景。
今、目にしている塔の中で劇的な化学変化が繰り返されている・・と考えるだけでワクワクするよ~!

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↑三菱化学(株)
時代の最先端の技術を駆使した工場なのに、何処かノスタルジーを感じるのは、最先端であっても形は昔とさほど変わらないこと、そしてむき出しのパイプが人の臓器に似ているからかも知れない。

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↑パイプは続くよ何処までも。

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↑続・パイプは続くよ何処までも。

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↑このような警告とも取れる表示があるにも関わらず・・・花まで供えてあるにも関わらず・・・釣り人は立ち入り禁止エリアに入って、フツ~に釣り糸を垂れていた。
これって県民性か?なーんて・・

それにしても、見応え充分だった!
今度は、茶色エリアの製鉄関係プラントが観たいな~

そうそう、このコンビナート内の幾つかの企業は、事前予約をしておけば工場見学をさせてくれるらしい。
考えただけで( ̄ii ̄)ハナヂ
そこで、カメと一緒にオトナの社会科見学に行く人、大募集!
個人じゃダメみたいなので、最低でも10名は欲しいのね~
奮ってご応募下さいませませ!