民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

インドネシアからの帰国

2017-06-24 11:21:52 | その他

一昨日のインドネシアからの深夜便で昨日羽田に帰国し、息子が帰ってきました。IS最後のあがきが東南アジアにおよぶのではないかと心配しましたが、フィリピンでは大変なことになっているみたいですが、おかげさまでインドネシアは大丈夫だったようです。それでも、街には1度でただけだったといいます。国際情勢が我が家の現実生活に直結するなど、考えてもみなかったことです。向こうでの仕事を聞いてみると、海外の工場へ赴任して働く日本人は、労基法が及ばないのをいいことに、きつい勤務を強いられているみたいです。朝は7時勤務開始で、工場は4時までだそうです。暑いから朝の涼しいうちに勤務するのでしょう。ところが、管理部門の日本人は7時までだそうです。朝7時から夕方7時まで。教頭時代に自分に言い聞かせていた勤務時間です。ところが、忙しくなると結局10時まで勤務したそうです。日本の資本が経営する日本人向けのホテルでは、朝5時から朝食だといいます。10時に会社を出て5時の朝食では、寝ている暇がないじゃありませんか。海外では労基署の査察もないからというのは、あまりに赴任者はかわいそうです。息子は1か月でしたから、我慢すればよかったのですが、何年も赴任している社員は健康を害してしまいます。これが日本の企業の現実なのでしょうか。