ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

笈ケ岳 2024 

2024-02-09 | 山登り

24・2・7 Wed  

年末山行のメンバと三人で厳冬期の笈ケ岳登頂を目指して計画してみま
した。
一里野駐車場からヘッデンを点けて出発(5:30)。林道を辿って尾添川
を渡渉して導水管を登ってゆきます。積雪は締まっていてワカンで歩く
感触は春のようですが、その積雪の上に前日までの降雪が載っていて歩
きヅラい状態です。
ブナオ山を越えると積雪は膝下辺りまで深くなってゆきましたが、テン
ト場の予定地(13:50)の冬瓜平に進むことが出来ました。時間は早いで
すが、テントを張って三人分の水を作りながら夕飯の支度も進めて行く。
夕食後、前夜発の体の怠さを癒したいし、明日の行動に向けて19:00就寝。

 

 

 

24・2・8 Thu 

四時に起床して六時出発のつもりで朝食を済ませてはみたものの、降雪が
止まないので一時間出発を遅らせて七時にテント場を出発。冬瓜山の藪漕
ぎの急登を越えると雪稜の山頂です(8:36)。その山頂からの下降の際に
積雪で覆われていたグライドで出来た割れ目に胸まで嵌ってしまった僕は
モガキながら這い出しました…💦

 

 

 

冷たい北風で体の方は少しも温まらないし、鼻先や頬がイタイ。視界も良
くないし、何かいいことないかな等と思いながら北方稜線を目指します。

 

 

 

 

シリタカ山(10:20)から最低鞍部へと下って稜線へと登り返します。基
部近くから左へトラバースして浅い谷筋を左上しながら回り込んでゆく所
で予想通りのガリガリの雪面が出始めたので、手前のワカンで登れそうな
斜面から稜線へと上がりました。

 

 

 

 

北方稜線に出ても冷たいそよ風と視界不良に変わりはないようです。
降雪下に隠れた割れを想定しながら山頂を目指します。

 

 

 

 

小笈ケ岳を越えて笈ケ岳山頂に到着(11:34)。ツエルトを被ってひと時
の天候の回復を願いながら行動食を補給。適当に体が冷えてきたところで
下山しました。朝に苦労した冬瓜山の通過ですが、帰路はスムーズに通過
できました。

 

 

 

 

少し雲が薄くなりかけた頃にテント(14:45)着。登頂を終えた今夜はのん
びりと夕飯の時間を過ごせそうな心地です。夕飯を終えて八時に就寝

 

 

 

24・2・9 Fri 

五時に起きて朝食を摂り、八時に出発。昨日までとはうって変わった晴天
を仰ぎ、世の中は九分が十分と思いつつ下山(12:07)しました。帰り道に
ある瀬名の食堂でおうどんを皆で食べてから解散しました。

今回は厳冬期の笈ケ岳へ行ってみようということで二月も早々に計画した
けれど、終えてみれば少し早めの寒の戻りのように感じました。
皆さま、お疲れさまでした


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