ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

伊藤新道 2024

2024-08-22 | 山登り

24・8・19 Mon   

昨年の八月、約四十年ぶりに復活した伊藤新道へ行きました。とはいえ
今年の伊藤新道は華々しく再開通したかに見えた昨年の状況とは少し異
なるようです。
七倉(6:30)からタクシーで高瀬ダム(7:00)へ。そこから歩いて湯俣
山荘着。ここで通行届を記入提出して出発(9:45)。

 

 

 

 

湯俣から約一時間ほど遡ってゆくと第一吊り橋(10:43)です。せっかく
なので渡ってみましたが、高所恐怖症の僕は怖さしか感じませんでした。

 

 

 

昨年に整備された吊り橋や桟橋(11:26)の破損した光景を眺めながら
沢を遡ってゆきます。ワリモ沢出合(12:50)を越える頃になると河原
が広がり渡渉も楽になりました。

 

 

 

湯俣から約四時間で赤沢出合(13:20)に着きました。荷物を置いて白影
の滝沢出合へ。

 

 

 

今冬にここで亡くなったJさんの冥福を祈るⅠ垣さん。傍らで僕は六年
前に訪れた時の光景を思い出しながら崩壊や埋没で変わった辺りの景色
を眺めながら過ごしました。

 

 

 

今回の二つある山行目的のうちの一つを果たした後、赤沢を遡って新道
の渡渉点へ(16:00)。ここで本日の行動を終えて明日のもう一つの目的
である薬師見平への道程に備えます。明日は三時起床の四時半スタート
です。

 

 

 

22・8・20 Tue 

三時に起きてオートミールで朝食を摂っているとテントを雨粒が叩き始
めました。雨中での撤収をキラい雨が止むのを待っていたら結局スター
トは五時を過ぎてしまい、出足をくじかれる形となってしまいました💦

 

 

 

 

伊藤新道の途中で水を6㍑補給して三俣蓮華から鷲場への登山道(8:40)
と合流した後、赤牛岳を目指してひたすら前進。水晶小屋でコカコーラを
買おうと思ったけど売ってなくてそのまま通過。
赤牛岳の山頂から薬師見平へと延びる尾根を下ってゆく途中で、心身とも
に力尽きたのと小さな平地を確保できそうな場所があったので本日の行動
を終了(15:30)。
ここをベースにして明日は薬師見平を往復しようかとも考えたけれども、
今回の二泊三日の計画の中では水も時間も足りないことを実感しました。
明日の薬師見平行きは諦めて、とにかく眠りたいので早々に就寝…

 

 

 

24・8・21 Wed 

三時半に起床して朝ラーメンを食べて撤収を済ませ、空身で薬師見平へ
の尾根を見渡せる地点まで覗きに行きました。もし今日薬師見平へ行っ
たとしても今日中の下山は僕たちの力では無理なことを実感できたので
潔く諦めることができました。その後、昨日歩いてきた道を戻ります。

 

 

 

水晶小屋(9:00)まで戻ってきた頃には担いでいた水も少なくなってい
ました。ここで水2㍑(800円/㍑)と補充したてのCoca-Cola(600円)
を購入。以降は長々とつづく道程をひたすら歩いて湯俣(15:00)へと
下山しました。下りを終えたあとは高瀬ダムへの道程を辿るばかりなの
で気分も足も楽になりました。高瀬ダム(17:30)から更に歩きつづけて
ようやく車がある七倉登山口に着いて終了(18:45)。
久しぶりの重荷に喘ぎ、ひたすら歩き、喉が乾いたばかりが思い出され
る内容の山行でしたが硫黄尾根の景色を多く堪能できたことは良かった。
Ⅰ垣さん、今回も長い車の運転や手数の数々をありがとうございました。


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