ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

白倉谷から金草岳

2021-05-26 | 山登り

21・5・26 Wed 

Hさんに誘われてY川さんと三人で白倉谷に行ってきました。Hさんと一緒
に沢に行くのは、沢上谷以来7年ぶりになるのですね、そう思い返すと月日
が経つことのなんと早いことでしょう。池田に集合してY川さんの車で楢俣
川の金草岳登山口へ。ここで支度をして出発(6:58)。

 

 

 

入渓早々すぐに足が冷えてきて、水温に対する靴下の選択を間違えたな
と思いました。何だか先へと向かう気持ちまでもが冷えてしまいそう

前回の金草岳登山で裸足で渡渉をしたときの水の温度があたたかだったの
で今回もそうなのだろうと勝手に思い込んでいた自分が哀しい。先入観や
思い込み物忘れ等が最近とみに増えてきたなと実感しています。

 

 

 



さて、シモット谷出合を越えて白倉谷を詰めてゆくと2~3の滝場が現
れるのですが、多めに感じる水量と寒々しい飛沫を前にすると何とかし
て登ってやろう等という意欲はすぐに吹き飛び何れも高捲いて過ごしま
した。

高捲いて沢床に下り立ち遡ってゆくと、後ろの方でHさんに呼び止めら
れました。遡る沢を間違えているという彼女からの指摘でルートミスに
気が付き沢床に下り立ってすぐ下流側にあった出合へと引き返して事な
きをえました。おかげで助かりました。その後、よさげな小場にて小休
止(10:11)♪

 

 

 

 

白倉谷の核心部を終えて、あとは源頭へと詰め上がるばかりかなと思う
頃に陽射しが戻ってきました。そうなると暖かさが心地よく気持ちがほ
んわかしてきます。振り返ると部子山のむこうに白山が見えました。

 

 

 

 

そうして遡っていると眼の前には4m程の小滝が現れ、どうやら僕達の行
くてを塞いでる恰好です。この場も捲いて過ごそうと僕が考えているとH
さんがロープを牽いて突破してゆくことになりました、さすがです

 

 

 

 

沢を詰めた先は登山道からもよく見える白倉岳から北に延びる尾根東面の
ガレ場に出ました。浅い藪を分けて2分程で登山道に出る位置です

 

 

 

 

登山道を辿って金草岳山頂(12:34)へ。そこでの憩いのひと時に盛り上
がりをみせ小一時間ほどを過ごしてしまいました。なのでその後はそそ
くさと下山   

 

 

 

 

下山は添又谷から。僕の中では単調なイメージのある沢でしたが、かなり
の歩き応えを強いられた結果となりました。これも水量が多めだったせい
にしておこう
堰堤が近づいてきた辺り、今では周知されつつある獣との遭遇を意図せづ
果たした後、車に到着(16:31)。

今回は自分の不甲斐なさや長時間の行動等でとても疲れました。その一方で
沢登りが楽しくて先輩達について歩いてた頃の追憶の中にある疲労感にも似
ているようだなと、そんなふうにも感じる一日でした。