ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

福井県の最高峰から

2010-06-05 | マウンテンバイク

10・6・5 Sat 晴れ

ここのところずっと晴れの天気が続いています。以前から心の中で
ひっかかっていた三ノ峰登山を計画するには丁度いいかも。
ということで思い切って福井県の最高峰である三ノ峰にMTBと一緒
に登ることにしました。前夜の内にザックとハイドレーション2ℓの
パッ
キングを済ませておきました。

 

 

4時に起きて車で勝原集落へ向かいます。ここに車を止めて
ここからMTBで上小池の登山口へと走ります(6:00) 。
久しぶりに眺める打波川の景色や山の匂いが懐かしいです。

 

 

 

勝原から緩やかな登りの車道を走りますが、かなり堪えます。
上小池の標高は930mですからしかたがありません。勝原から
約1時間で小池の登山口に到着です(7:09)。すでに登山者の
車がたくさん止めてありました。

 

 

 

 

登山口から山頂までの標高差は1000m程です。平坦な登山道な
ところは押したりもしますが急登や大きな段差の度に担がない
といけないので面倒です。次第に殆どが担ぎになりました。
丁度一時間で六本桧に到着です(8:09)

 

 

 

 

先行している登山者に追いつき写真を撮ってもらいました。
ALTの外人さんグループでした。

 

 

 

上の画像の正面が三ノ峰の小屋があるピークです。そこが福井県の
最高峰△2095mなのです。特に正式な名前があるわけではなく、
幾つかの呼び名を見聞きするくらいです。

 

 

 

小屋に到着して先ずは汗で濡れたシャツを干して、FRFのジャージに
着替えて三ノ峰の山頂へと行くことにします。
山頂△ 2128mからは別山が目に飛び込んできます(^^)よい眺め
ですね、写真を撮ろうとしたらガスがわいてきてしまいました。
山頂で登山者の方と談笑してから次の目標に向かって進むみます。

 

 

 

 小屋の後ろの起伏の高まりの中に県内で一番標高が高い場所( 2095m )
があります。
でも人気はないです。ここには数年前に看板も立てられ
ました。小屋の横の残雪からピークを回り込んで二ノ峰に向かいます。
三ノ峰に立った時点で、もし体が持たないようだったらこのまま上小池
へ戻るつもりでしたが・・・⁉

 

 

 

 

 

今回の目標に三ノ峰登頂以上に縦走とダウンヒウルを兼ねた
小池と石徹白を繋ぐツーリングが今回の計画のもう一つの意
味になります。それを遂行することは登山者の端くれとして
のもう一人の自分の正直な気持ちです。

登山だと県境の縦走をして石徹白に下っても帰りの足がない
ので実行しませんが、MTBを担ぎ上げさえ出来ればこの問題
は解決できるだろうと目論んだのです。

 

 

 

小屋の後ろから鞍部に下るまでの区間は相当な下り斜面です
この画像(下の写真左)では見えませんが鞍部まで残雪が山肌
を覆っていて慎重に押し歩きで下ってゆきます。MTBさえなけ
ればグリセードで楽しく下れるポイントなのですが、、、

途中、雪原上を登って来る登山者に下のほうから大きな声で、
「写真を撮らせて下さ~い」と云われカメラを向けられました、
そしてエールも。あの場所から僕はどう写るのか気になります

 

 

 

下り立ちホッとしました。今下りて来た後ろの景色が上左の画像です。
残雪とMTBの組み合わせが清々しいですし、そのおかげでMTBも綺麗
になりました。
ついでにハイドレーションの水も少なくなったので残雪で補給してお
きます。キ~ンとした冷水が体に心地よいですね♪

 

 

 

ここから少し登ると直ぐに二ノ峰です。そしてここからかなりの
急傾の下りになります。慎重に押して下ってゆくとだんだん緩い
道になりました。
今頃が一番気持ちのよいときなのでしょう、登山者にもよく会い
ます。手前のピークが一ノ峰で奥が銚子ケ峰です。

 

 

 

 

 一ノ峰での写真と、銚子ケ峰手前にあるJP付近での写真です。
銚子ケ峰(右上の画像奥)まで行けば稜線歩きも終わりに近い
です。ここまでくると緊張感もなくなり僕はユルユルモードです。

 

 

 

 

銚子ケ峰山頂 (11:57)に到着です。お昼どきと重なり山頂には
多くの登山者で賑わっていました。そこにMTBの登場で、皆さん
のカメラやら質問などですぐに皆さんと馴染みワイワイとお昼を
過ごすことができました

 

 

 

 

30分程山頂で休憩した後、石徹白に向かって下って行きます。
基本的には源流から中流へと行くわけですから大きな登りは
もうありません。山頂から暫くはなだらかな高原です(上右)
気持ちいいです。
途中には急な斜面が幾つもでてきますが概ね緩やかな山道が
つづきます。

 

 

 

ここは神鳩の避難小屋です。ここからいよいよ快適な山道になります。
最高です~☆ただ、二ヶ所ほど閉口する急な斜面区間が途中にありま
す。ルートが逆ならこの道を登ろうとは思いません、、、

 

 

 

やった~☆ 石徹白の大杉(樹齢1800年)に到着です!この後、
ツラい石階段を下ってゆくと車道に出ます。あとはボチボチと
ペダルを回しさえすればいずれ帰れます。
というよりも、足がだるいです。少しの上り坂でさえ億劫です。
ここは焦らずマイペースを維持させることに集中します。

 

 

 

 石徹白の集落を自転車で走るのは初めてなので新鮮です。

 

 

 

  石徹白川の上流にて、、、焚き火でもしながら泊まりてぇ~・・・。

 

 

 



このツツジのような木がスゴく綺麗です。遠目にも鮮やかです、
ついつい引き込まれてカメラを向けました。集落の中を流れる
石徹白の風景には子供の頃のような、どことなく懐かしさがあり
ます。
石徹白川に沿って和泉村へと下って行きます。この道はとても
ローカルで好きなコースです。

 

 

 

お腹がへってたまらないので道の駅でラーメンを食べて炭酸も
補給して再び走ります。 

 

 

 

勝原に到着です!今回は無事に僕の中での課題の一つをクリアできました。
グル~ンと奥越の県境をツーリングできてホント良かったです。稜線の涼
風、源流の輝き、山の匂いに心は大いにリフレッシュできました。ただ体
の方は筋肉痛です。

 【走行データ】                                                                                                                                  
勝原6:00~上小池7:10~三ノ峰小屋10:18~銚子ケ峰11:57~
神鳩避難小屋12:36~大杉13:20~和泉村14:50~勝原15:50