ヤスジロウのdiary ♪

未だみぬ過去を探し求めたい

まぼろしの北陸道

2009-10-03 | クロスバイク

未明の雨は朝には止んでいたようです。朝起きたらよい天気だったので
、ちょっと遅めの9:30に自宅を出ました。武生方面のR8号線の道を潜り
抜けて武生トンネルへと向かって走ります。
先ずはこのトンネル通過が最初の核心といえるのでは!?ここを抜けるの
は中学生の頃以来で29年ぶりくらいです。

 

 

 


トンネルを抜けるとすぐに左へと集落に向かう道に入りその奥から林道山
王線というのがあります。ここから山越えで南越前(河野)の国道305に
入るのです。トンネル出口から河野への交差点間の8号線をパスするよう
な形になります。

 

 

 

 

山王線を登って河内まで下ると30分程度です。河野川まで出てからR305
を辿って菅谷に向かいます。途中には河内の洞窟への支線分岐と渓流荘が
あります。意外と行かれた方は多いのではないでしょうか。

 

 

 


渓流荘からすぐに舗装は終わりダートになります。やや荒れ気味のダート
をゆくとホノケ山の菅谷登山口に到着です。ここに”まぼろしの北陸道”の
看板もあります。さらにゆくと菅谷集落につきます。ダートの終点はT字
状で左は今庄の湯尾方面になります。いづれは湯尾からの林道と繋がるで
しょう。

右に入ると”林道阿寺山線”でここから山中峠方面に向かいます。あいかわら
ずダートの状態は良くも悪くもどっちつかずの荒れ気味。沢沿いのダートで
周囲は開けています。でも、道の上には雑草が茂っています、それもボウボ
ウと。ちょっと感情は退きますが少しゆくとまた明るく開けてよい感じにま
りました。

 

 

 

 

写真のところはまだ入り口に近い所ですね。いい感じの道が延びています。

 

 

どうですか?なんとなく退きそうでしょ?MTBに乗ってる人ならこの程度
で退き返す人はいないと思いますが、道の脇から覆いかぶさるススキや草
の葉が腕や顔にあたって走りにくく、気分的はサゲサゲ、スネも痒い…

 

 

ふぅ、だんだん慣れてきました。慣れてしまえばそこそこに愉しさも
湧いてきます。

 

 

 

雑草に覆われ、苔にまみれた道を立ち漕ぎでゆっくりとラインを選びながら
前進していると、にわかにダートが開けるような息吹を感じました。

ようやく抜けたか~、と思いコーナーを曲がると広く踏まれたダートに飛び
出しました。ここを右側にゆくと河野海岸の梅畑、左側が山中トンネル方面
です。山中トンネルへと向かいますと下りの快適なダートを数分で分岐につ
きます。

 

 

 

 

こんな感じです。舗装路からの支線で阿寺山線として菅谷や河野へと繋が
っています。でも地図にはまだ記載されたものを見ませんね。昔からの道
だけど何故でしょう?ここからもうひと下りすると山中峠への峠径が脇に
あります。ちょいと歩いてみてみたいのですが、今日は時間に余裕がない
ので寄り道ができません。こういうのは、ちょっと面白味にかけますね。

 

 

 

快適な下りを走ってゆくとすぐに県道207に合流しました。参考までに、
ここにある案内の看板です。菅谷からの道は山中大谷線の支線なので書
かれていません。すぐ先には山中トンネルです。
このトンネルの脇にはもう一つの怪しい感じのトンネルがありました。
”本怖トンネル”かも、ちょっと怖そうでしょう・・?

 

 

 

あとは自宅に戻るだけです。ただ今日は向かい風が強くてせっかくの快適
な道もだいなしですね。風除けも兼ねて、今庄の旧道を辿って帰ることに
しました。下の写真は湯尾トンネルです。

自宅には13:20に着きました。風呂に入ると手足の切り傷が沁みました。

 

 

 

 今日の走行データは未計測です。