さあ、天皇杯!
A組シングル
1 水戸×福岡 2
2 岡山×愛媛 1
3 横浜C×富山 1
4 熊本×山形 2
5 東京V×北九州 2
いつも通り100円の勝負。
今シーズンの成績 1勝39敗 +¥754−¥4000=−¥3126
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 準決勝
2014年7月10日(木)5:00キックオフ
アレナ・コリンチャンス/サンパウロ(TBS)
オランダ 0 - 0(PK 2 - 4)アルゼンチン
昨日の試合があんなだったので、どちらも慎重になるのは仕方ない。しかしまあ、慎重になるにも程があるというか、得点のないまま試合は進む。いや、どちらも攻めいていたよ。メッシだっていつも以上に動いていた。ただそれが得点に結びつかないだけ。120分間続いた緊張感は、疲労をずっしり残してPK戦に突入。昨日は8つも決まったゴールが、今日はひとつも決まらない。これもサッカー。というか、こっちの方が本来のサッカーだろう。
準々決勝でもPK戦を経験していたオランダは、果たして有利なのか?不利なのか?前回はファン・ハール監督の奇策に唸ったけど、結果が出なければもちろん采配は評価されない。やはり結果こそ全てなのだ。
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 準決勝
2014年7月9日(水)5:00キックオフ
エスタディオ・ミネラオ/ベロオリゾンテ(NHK)
ブラジル 1 - 7 ドイツ
試合開始からブラジルは良い感じのように見えた。1失点した後も、攻めているのはブラジルの方だった。しかし、2失点目あたりから様子が一変したように思う。DFラインは完全にパニックで、チームとして何をすべきかがまったくわからなくなってしまった。あのブラジルが、こんな状態になってしまうなんて。ネイマールとチアゴ・シウバの不在が影響したのだとしたら、それは戦術面以上にメンタル面が大きかった。チームの支柱が担う役割とは何か。それが浮き彫りにされた。
たかが1点、されど1点。そんな1点が7つ積み上がった結果は、想像をはるかに超える重みを持っている。世界は広く、現実は残酷で、そしてサッカーはとてつもなく深い。サッカーを理解することは、不可能なのかも知れない。
三浦知良
15 MAR 2014
新潮新書
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「今までで一番胸を打ったカズダンスと知人は言ってくれた。最後に振り上げた人さし指が、震える指から発する思いのようなものが、いつもと少し違っていて、泣けてきたという。Jリーグの歩み、日本代表の歴史、1998年ワールドカップに行けなかったこと。日本サッカーにまつわる歓喜も哀愁も背負ったまま、僕はサッカーをやっているのだろう。(中略)サッカーに対する態度や考え方が今日までぶれなかったからこそ、あのゴールに至っている。やはりすべてはつながっている。素晴らしいです、サッカーは。」
という本を読みました。W杯まっただ中に読むには、もってこいの本ですね。ある意味、W杯へ出場した選手よりも偉大な選手ですから。願いはかなわないこともある。それでも全てを背負って、ぶれずにサッカーを続ける。素晴らしいです、カズは。自分もぶれずにサッカーをやっていこう。
山田暢久引退試合 NOBUHISA YAMADA TESTIMONIAL
2014年7月5日(土)17:00キックオフ
埼玉スタジアム2002(テレ玉)
浦和レッズ 5 - 6 レッズ歴代選抜 Rest of the REDS
我が家のレコーダーは、連日連夜フル稼働中。W杯を観戦する日々が続いております。世界は広く、そして強い。とんでもないスーパースターがたくさんいます。日本なんて本当にちっぽけなものだなあと思います。そんな日本に我が愛すべきクラブがあります。そして、そのクラブで20年間プレーした選手の引退試合がありました。数々のタイトルをもたらした彼とその仲間のプレーは、W杯に負けないくらい価値のあるものに映りました。部屋でレプリカを着てTV観戦しながら、クラブやチームや選手や監督、サッカーを廻るいろいろなことを考えました。20年って結構長いよね。やっぱり、なんだかんだで浦和レッズ好きだなあと思いました。
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 準々決勝
2014年7月6日(日)5:00キックオフ
アレーナ・フォンチ・ノヴァ/サルヴァドール(TBS)
オランダ 0 - 0(PK 4 - 3)コスタリカ
堅守速攻スタイルの両チームの対戦は、まさにミラーゲームの様相を呈した。攻め込んでいたかと思ったら、次の瞬間攻め込まれている。攻守の切替が早いこと早いこと。結局決着がつかずに延長戦へ。延長後半終了間際、オランダ最後の選手交代はGKだった。ファン・ハール監督のこの采配は、PK戦を狙っていたコスタリカの精神的な有利性を微妙に揺さぶった。ウウム、恐るべし。
世界を驚かす!そう意気込んでいた国は、1勝も出来ずに予選リーグで敗退してしまった。多分、その国が望んだのは、こういうことだったのだろう。自分達にできるサッカー(自分達のサッカーとはちょっと意味合いが違う)で、強国を次々と撃破したコスタリカの健闘を讃えたい。
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 準々決勝
2014年7月6日(日)1:00キックオフ
エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリア/ブラジリア(NHK)
アルゼンチン 1 - 0 ベルギー
メッシは走らない。守備もしない。周りの選手が全てをお膳立てし、おいしいところを彼に託す。そして、その期待に予想を遥かに越えるプレーで応える。走行距離が平均的の半分であったとしても、ディ・マリアへのスルーパスを見せられると文句は言えない。ネイマールのように潰されることを考えれば、これもまた立派な作戦であるとも言える。ただ良い子のみんなは、決して真似してはいけない。真似をするのは世界一の選手になってから。
今ちょうどオシムの本を読んでいるのだけど、彼がこのアルゼンチンというチームをどう見るのか非常に興味深い。スーパースターを嫌悪するオシムでさえ、神の子は特別な存在なのだろうか?
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 準々決勝
2014年7月5日(土)5:00キックオフ
エスタジオ・カステロ/フォルタレザ(NHK)
ブラジル 2 - 1 コロンビア
選手入場から国家斉唱まで、ものすごい高揚感に包まれたスタジアムの熱気は、この部屋にまで届いてくるようだ。日本なんて目じゃなかったコロンビアは、やはり本当に強かった。ハメス・ロドリゲスは真のエースだ。しかし、ブラジルはそれよりもっと強かった。W杯で優勝するというのは、どういうことなのか。まずはこの試合のように、素晴らしい試合をすることだ。
ダビド・ルイスのプレーと態度を見ていると、DFのイメージが一新される。そのルックスと相俟って、スター性も十分持っている。守備の選手だってゴールを決めるし、主役にだってなれる。本当にブラジルはスターの宝庫である。
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 準々決勝
2014年7月5日(土)1:00キックオフ
エスタジオ・ド・マラカナン/リオデジャネイロ(TX)
ドイツ 1 - 0 フランス
レーヴとデシャン。勝っている方も負けている方も、できる限りの手を尽くす。監督に与えられた選手交代という権利を駆使して、試合の流れを絶妙に動かす。1-0の緊迫した状況でむかえた後半の攻防は、まさに采配の面白さが凝縮されていた。相手の手の内を知り尽くした欧州対決は、やはりドイツの勝負強さに軍配が上がったけど、どん底から這い上がったフランスの躍進は、今後を大いに期待させるものであった。
アディショナルタイムの最後、ワンツーで抜けたベンゼマのシュートもすごかったけど、それを止めたノイアーのセーブもまたすごかった。窮地でこのプレーを繰り出せるのが、世界ベスト8の力。本気で優勝を狙うには、技術も精神もここまでこなければダメなのだろう。
FIFAワールドカップ・ブラジル大会 決勝トーナメント1回戦
2014年7月1日(火)1:00キックオフ
エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリア/ブラジリア(NTV)
フランス 2 - 0 ナイジェリア
サッカーはミスをする競技だと言われる。どんな名手でもミスをする。だからミスを恐れてはいけない。足を踏まれてプレーができなくなったオナジは、己のミスを認めたフランスのマテュイディの謝罪を受入れた。ここまでビックセーブを続けてきたナイジェリアのエニェアマのミスを、フランスは見逃してはくれなかった。大切なのは、ミスをした後にどういう態度でどう対処するかということ。
予選リーグで対戦したメッシのプレーに大興奮していたエニェアマだけど、彼自身もとても良いGKだった。敵味方関係なく、素晴らしいプレーには敬意を表する。その素直な心が、一流選手の証である。これでアフリカ勢も姿を消したか。