football smile

the days turn into months and years

J2東京Vvs山形(NTV録画)

2007-07-15 | J2
Jリーグ・ディビジョン2 第28節
2007年7月14日(土)19:00キックオフ
西が丘サッカー場(NTV録画)
東京ヴェルディ1969 1-1 モンテディオ山形

なんだかなあ。浦和は完敗しているし、先週から喉が痛くて咳が止まらないし、台風が来ていて外は大雨だし、気分、体調、天候、全てが最悪の日曜日は、薬を飲んでおとなしく寝てよう。

が、朝はいつも通り目が覚めて「ボクらの時代」を見る。武田修宏×井原正巳×中山雅史の3人の対談。自分もまさに同世代なので、彼らの気持ちはとてもよくわかる。今の日本代表は海外遠征にシェフ帯同があたりまえだが、ドーハの時は武田がCMしていたカップラーメン食べてたとか。本当にそういう時代だった。ポジションによる視点の違いなんかも興味深かった。中山曰く、「名波なんかは、後輩の選手に的確にアドバイスとかするわけ。お前がそこまで行くなとか、こういう動きをしろとか。オレなんか聞かれてもわかんないわけよ。こっちは使われる身だから。とにかく頑張れ!とか言ってた」。そんな話を聞いていたら少し気分も良くなったので、昨晩録画しておいたJ2第28節東京ヴェルディ1969vsモンテディオ山形を見ることにする。

何がすごいって、あのヴェルディが西が丘でホームゲームをやっている。日テレもまた律儀に(当然か)TV中継をしている。しかも放送は深夜2:10キックオフ。海外サッカー中継の時間帯である。欧米か!というツッコミも必要になってくる。まあ、それを録画して日曜日の朝から見ている方もどうかと思うが。行ったことがある人はおわかりでしょうが、中継ブースとかないからねあそこは。テントみたいな解説席。案の定、吹きさらしのカメラのレンズが曇りまくって画面が全然見えない。

結果だけ見れば1-1の引分。予想外と言っては失礼だが、しかしこれがなかなか面白い熱戦であった。まさかのロスタイム同点弾をフッキが決めるまでは、山形の手の内にあったゲームだったと思う。堅実な守備から正確に丁寧にパスをつなぐサッカーは、山形の真骨頂。中盤の財前、宮沢がゲームをつくる。前線の北村が効果的に飛び出す。組織としての展開を意図しているのがよくわかる。あれ?そういうのは読売(ヴェルディ)のサッカーだったはずだが。まあ、それでも結局フッキがひとりで点を取ってドローに持ち込んでしまった。その豪快なシュートに一歩も動けなかったGK清水の苦笑いが印象的であった。

ちなみに、山形の背番号7って知ってる?元浦和レッズの宮沢克行。埼玉の武南高校出身の左サイドハーフ。ゲームキャプテンやってるんだね。こういう選手の活躍が見られるというのは、地上波でJ2を放送してくれる日テレのおかげか。それともJ1に昇格しないヴェルディのおかげか。いずれにしても、久しぶりにスタジアムでJ2観たくなった。
コメント
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