
西谷弘
11 NOV 2019
東宝/Apple TV
https://matinee-movie.jp
何気に原作を読んだらとても面白かったので、配信を心待ちにしていたのだ。福山雅治がギターリストというのは、出来過ぎなくらいのはまり役ですね。映画が公開された後に原作を読んだので、登場人物はあらかた映画の配役通りのイメージを持っていました。
ある程度の時間軸が必要な作品なので、2時間という制約はかなり厳しいかなあという印象を抱いてしまうのは仕方ないでしょう。登場人物それぞれの背景についても、原作のような奥行を求めることはできません。そういう意味では、若干ダイジェスト版を観ているような感じもします。しかし、映画は映画として十分楽しめる良作だと思います。
さて、細部の設定がいろいろ変更されている中で、ラストシーンはいかがなものか?と注目していたら、これが見事に期待通りでした。長過ぎず短過ぎず、ここぞというタイミングでエンドロール。完璧です。
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