football smile

the days turn into months and years

くじらの朝がえり

2018-07-04 | book

椎名誠
10 APL 2003
文春文庫
Amazon.co.jp

「ノーベル賞作家と較べてしまってもしょうがない話なのだが、僅か五十枚くらいのヨタ話を、水増しに上げ底に過剰包装を重ねて三百枚くらいの小説にしている自分を考えると、またもやこんな自分が今どきなにかを書いていったいなにがどうなるんだあ……という悲しい思いに全身を包まれてしまうのだった。」

という本を読みました。まだこのシリーズを読み続けています。なかなか止まらない。非常にくだらないことが書いてあるようで、実は非常に大切なことが書いてある。ような気がします。こういう価値観は好きです。

コメント
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