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ACL 浦和 vs 済州(埼玉)

2017-05-31 | reds

AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16 第2戦
2017年5月31日(水)19:30キックオフ
埼玉スタジアム2002(ホーム自由席)
浦和レッズ 3 - 0 済州ユナイテッド

       興梠

     武藤   李

 関根  阿部  柏木  駒井

   槙野  遠藤  森脇

       西川 

水曜日はノー残業デー。さっさと仕事を切り上げて帰りなさいと言われる。というわけで、埼玉スタジアムへ直行する。売店のお姉さんが、焼きそば大盛りサービスしてくれたので、お腹いっぱいでキックオフを待つ。この時はまだ、これから展開される壮絶な戦いを知る由もなく、のんびりしたものである。前回ご招待いただいたSS席から一転、今日は自腹のためホーム自由席なので、南ゴール裏のかなり低い位置に陣取る。この席はこの席でまた良いのだ。

相手チームの済州は、守備を固めてカウンターというスタイルを持つ。浦和の攻撃に対して、ほぼマンマークに近い形で5バックを形成する。第1戦のアドバンテージがあるため、これは非常に有効であったと思う。でもまあ、こういう戦術に対してはJリーグでも対応済である。じっくりと試合を組み立てる浦和のゴールシーンは、いずれ訪れるであろうという感じで観ていたら、前半のうちに2点を取ってしまった。これでトータルスコア2-2の振り出しに戻った。

ここからの浦和の戦い方が圧巻であった。徐々にエキサイトする済州に対して、あくまで冷静に戦況を見つめ続けた。特に守備面では、阿部ちゃんと遠藤が効いていた。負担のかかる両サイドを変えて、守備力も攻撃力も落とさない采配も見事であった。出場停止明けの森脇が決勝ゴールを決めるあたりも、何だかドラマチックだ。何気にアシストのクロスを送った高木もまた良い仕事をしていたと思う。

      ズラタン

     武藤  興梠

 高木  青木  柏木  森脇

   槙野  遠藤  阿部

       西川 

試合後の乱闘シーンばかりがクローズアップされがちだけど、本質はもちろん試合にある。ホーム&アウェー2戦のトータルスコアかつアウェーゴールというルールに対して、非常にデリケートに対応した浦和のチーム力は、間違いなく賞賛に値する。テクニック、メンタル、マネージメント、サッカーを取り巻く様々な要素がギッシリ詰まった素晴らしい試合であった。スタジアムに張り詰めたこの緊張感は、TVの画面からは決して得られないだろう。

コメント
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