football smile

the days turn into months and years

NP-22

2015-09-14 | smile

老眼。手元の図面が読めない。文字を書く度にイライラする。仕事中は眼鏡をかけたり外したりを繰り返す。その頻度は日増しに高まる。そして、とうとう限界点に達した先日、決心したのであった。遠近両用眼鏡を作ろう!

もはや眼鏡は、999.9以外あり得ない。そのくらい今使っているものが気に入っている。何にしてもお気に入りのブランドに出会うと、そればかりを手にするようになってしまう。信仰心はそうとう強い。そこで今回も当然のように999.9を選ぶのだが、問題はどのショップで購入するのか?ということ。できれば取扱店ではなく専門店にしたい。というわけで、昨年オープンしたばかりという、埼玉県内初の999.9ショップである大宮店へ。

さすが専門店、スタッフとインテリアのクオリティが非常に高く、999.9の気概を感じることができる。これは大切。設計事務所もこういう面構えをしてはどうかと思っているのだが、どうもダメだね。どうしても傲慢さが顔を出すから(笑)。

最近はオシャレな格安眼鏡店もたくさんあって、選択肢は格段に増えたと思う。眼鏡に限らず、低価格のものを使い捨てるという考え方も成立する。そこはモノに対する思想の違いであり、何が良いという類のものではない。こだわりは人それぞれだから。セレクトに90分、加工に2週間、フィッティングに30分。まあ、トータル30分でできちゃう眼鏡と比べると、ずいぶんとのんびりしていることは確かだ。その時間を無駄と捉えるかどうかは、やはり人それぞれということになる。

今まで使っていた眼鏡を研磨してくれるというので、新しい眼鏡と交換にメンテナンスに出すことにする。完成はまた2週間後。それまでに、新しい眼鏡のかけ心地を吟味しておくことができるという仕組み。ウウム、固定客の心をつかんで離さないわけである。 

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