九州２８

今回は寒いです。先日、雪が舞ったそうです。よくわからないところですね鹿児島って。べつにどうでもいいですね。いつもの鹿児島空港から。

今仕事をしている農学部というのは、キャンパスの端っこにあります。校舎は実習用の畑やら何やらに囲まれていて、なかなか牧歌的な風景をかもし出しています。それとは対照的に、年度内完成の現場は慌ただしさを通り越していて、もはや殺気立っています。

正直言って学生の頃は、作業服ってかっこ悪いなあ、と思っていました。ヘルメットなんかかぶりたくないなあ、と。でも今では現場に来ると、できるだけ作業服に着替えるようにしています。もちろんヘルメットだってかぶらなければなりません。そしてそれがなぜかとてもかっこよく思えるようになりました。スーツで現場をウロウロするのは、すごくイヤです。こういう心境の変化が、最近いたるところで見受けられます。要するに、それだけ歳をとったということです。

作業服にヘルメットを抱えて学食へ行ったり、キャンパス内を歩いていると、当然ながら学生たちにジロジロ見られます。残念なことに、あまり憧れの眼差しには出会いません。まあ、そうかもしれない。このかっこよさがわかるには、もう少し年月を必要とするだろうな。しかし、かわいい女子大生が自転車ですれ違ったりすると、ちょっと複雑な気持ちになったりします。このかっこよさがわかるまで待っていてはいけない。とか。

今週末は駒沢でヴェルディ戦がいいかな？と思案しつつ、これから搭乗です。