Jリーグ・サントリーチャンピオンシップ第2戦
2004年12月11日(土)19:30キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 1-0 横浜Fマリノス
後半29分。田中達也の放ったスルーパスがエメルソンの足元に届く。抜ければ1点のこの場面でたまらず中西永輔が体で止める。レッドカード。ゴールエリア右45度の位置で直接フリーキック。三都主が左脚で蹴ったボールはきれいな弧を描いてゴール左隅に落ちる。とうとう追いついた。
♪アレアレアレ・ウラワ!アレアレアレ・ウラワ!アレアレアレ・ウラワ!♪
チャンピオンシップ第2戦。やはりこの日は特別な空気がスタジアムを包み込んでいたようです。ゴール裏や自由席にとどまらず、普段は比較的おとなしい指定席までみんなが声を上げて唄い続けました。TVで見ていた人達にもその熱気と一体感は伝わったのではないでしょうか。最高の雰囲気のなかで大好きなクラブを応援できること。それも6万人の仲間と一緒に。いやあ泣けました。本当にただそれだけで幸せでした。残念な結果に終わったけれど、そんなことは何かとても小さなことのように思えました。
みなさんは応援しているクラブがありますか?私は浦和レッズを応援しています。なぜレッズなのかといえば、「地元埼玉のクラブだから」というのがきっかけだったのは間違いありませんが、でも決してそれだけではないような気がします。Jリーグのクラブとして誕生してからずーっと応援してきたのは、それなりの魅力を持っていたからだと思います。ではその魅力的とは一体何でしょうか。その答えのひとつがこの日一緒に応援したサポーターということになるでしょう。
そして、最近読んだエメルソンのインタビューにもうひとつ答えを見つけることができます。まだまだ答えはいっぱいあるけどね。 「確かに僕は、いろいろなクラブからオファーをもらっている。中にはものすごく有名なクラブもあり、僕は思わず、そのクラブでプレーしている自分の姿を想像してしまったこともあるよ。でも、僕としては、もう少し浦和に残りたいっていうのが正直な気持ちなんだ。妻とよく話すんだよ。もし日本を離れることになったら、どうやって別れを告げたらいいんだろうって。田中に、どうやって伝えたらいいの?啓太にも、永井にも、室井にも……。『僕は行くから。サヨナラ』なんて、果たして言えるだろうかって、思ってしまうんだよね。」(Number 617 より)
2004年12月11日(土)19:30キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 1-0 横浜Fマリノス
後半29分。田中達也の放ったスルーパスがエメルソンの足元に届く。抜ければ1点のこの場面でたまらず中西永輔が体で止める。レッドカード。ゴールエリア右45度の位置で直接フリーキック。三都主が左脚で蹴ったボールはきれいな弧を描いてゴール左隅に落ちる。とうとう追いついた。
♪アレアレアレ・ウラワ!アレアレアレ・ウラワ!アレアレアレ・ウラワ!♪
チャンピオンシップ第2戦。やはりこの日は特別な空気がスタジアムを包み込んでいたようです。ゴール裏や自由席にとどまらず、普段は比較的おとなしい指定席までみんなが声を上げて唄い続けました。TVで見ていた人達にもその熱気と一体感は伝わったのではないでしょうか。最高の雰囲気のなかで大好きなクラブを応援できること。それも6万人の仲間と一緒に。いやあ泣けました。本当にただそれだけで幸せでした。残念な結果に終わったけれど、そんなことは何かとても小さなことのように思えました。
みなさんは応援しているクラブがありますか?私は浦和レッズを応援しています。なぜレッズなのかといえば、「地元埼玉のクラブだから」というのがきっかけだったのは間違いありませんが、でも決してそれだけではないような気がします。Jリーグのクラブとして誕生してからずーっと応援してきたのは、それなりの魅力を持っていたからだと思います。ではその魅力的とは一体何でしょうか。その答えのひとつがこの日一緒に応援したサポーターということになるでしょう。
そして、最近読んだエメルソンのインタビューにもうひとつ答えを見つけることができます。まだまだ答えはいっぱいあるけどね。 「確かに僕は、いろいろなクラブからオファーをもらっている。中にはものすごく有名なクラブもあり、僕は思わず、そのクラブでプレーしている自分の姿を想像してしまったこともあるよ。でも、僕としては、もう少し浦和に残りたいっていうのが正直な気持ちなんだ。妻とよく話すんだよ。もし日本を離れることになったら、どうやって別れを告げたらいいんだろうって。田中に、どうやって伝えたらいいの?啓太にも、永井にも、室井にも……。『僕は行くから。サヨナラ』なんて、果たして言えるだろうかって、思ってしまうんだよね。」(Number 617 より)