教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

国母選手の服装問題の問題性

2010-02-15 09:18:15 | 文化・芸術
公式ウエアの乱れた着方で強い批判を受けたスノーボード・ハーフパイプ(HP)男子、国母和宏選手(21)が開会式参加を自粛する事態になったことについて、五輪取材センターで国母選手の写真を見せながら各国記者に尋ねると、「問題だ」「目くじらを立てなくても」と、反応は大きく二つに分かれた。中日スポーツ 2010年2月14日

☆この問題性は、明治以来の日本の国民性があまりかわっていないということだろう。

☆議論があるからよいのだが、この背景には「国土」の問題が横たわっていると思う。

☆内田隆三さんの「国土論」を読むのがよいのではないかな。

国土論
内田 隆三
筑摩書房

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ドイツの有力日刊紙「フランクフルター・アルゲマイネ」のエビ・シメオニ記者も「2、30年前ならドイツでも問題になっただろうけど、今は違う。選手は最高の演技ができるよう、快適な服装をすればいい」と、国母選手に同情的だった。

☆とあるが、ナショナリズムの匂いに敏感なのが、今のドイツなのかと少し感心したが・・・。