教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

7月17日 ジブリ新作『借りぐらしのアリエッティ』公開

2010-02-06 08:42:51 | 文化・芸術
シネマトゥデイ(2010年2月5日21時31分配信)によると、

映画『崖の上のポニョ』を大ヒットさせたスタジオジブリの新作映画『借りぐらしのアリエッティ』の公開日が7月17日に決まった。公開に向けて現在製作中である本作は作品の12月の製作発表会で鈴木プロデューサーは、「製作はいろいろ遅れている」と語っており、その時点での公開日は「頑張って夏ごろ……」とだけ語っていた。そんな製作のめどが立ったのか、いよいよ公開日が決まった。7月17日ということは、夏休み直前。夏休み映画として大ヒットすることは必至だ。

☆異界へのポジティブなイメージを生みだす

☆ファンタジーはたしかに大事かもしれない。

☆異界という向こう側は、最近ではどうもネガティブな印象を

☆抱かせる社会現象が多い。

☆ファンタジー=ネガティブな社会現象というイメージを

☆脱するには大事な作品。

☆宮崎駿さんの作品は、ナウシカ以来そこに根っこがあるように思う。

☆学生時代、ナウシカと佐藤さとるの共通性を教えてくれたのは

☆中学生だった。彼らももう30代だ。まだ夢や希望を

☆持っていたとしたら、ファンタジーのリテラシーを

☆自分なりに身につけたからかもしれない。


ドル89円台 世界経済不安定

2010-02-05 12:28:22 | グローバリゼーション
5日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、世界的な株安進行を背景にリスク回避の動きから円が買われた海外の地合いを引き継いだものの、利益確定の買い戻しや輸入企業による実需買いにドルがやや値を戻した。正午現在は1ドル=89円66~69銭と前日(午後5時、91円01~04銭)比1円35銭のドル安・円高。今夜発表される米雇用統計で、過去の数値が下方修正される見通しを示した米大統領報道官の発言も重しとなった。海外市場では一時88円台半ばまで下落。東京市場は89円台前半で取引を開始し、海外勢の利益確定の動きや輸入企業のドル買い・円売りでやや値を戻した。昨夜はトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の会見があったが「特に目立った発言はなかった」(邦銀)といい、株安のきっかけとなった材料を明確に指摘する関係者はいない。時事通信2010年9時17分配信

☆きっかけが明確でない・・・。

☆たしかにいつも複合的で明確ではない。

☆しかし、たぶんこれだろうという仮説や憶測は

☆話題になるはずだが・・・。

☆何だろう・・・。

ロンドン株式もユーロも不調

2010-02-05 03:22:52 | グローバリゼーション
4日のロンドン株式市場の株価は、米経済指標の悪化を嫌気した売りに続落、FT100種平均株価指数は、前日終値比113.84ポイント安の5139.31で引けた。時事通信2010年2月5日3時0分配信

4日のロンドン外国為替市場の円相場は、ユーロ安につれて円買い・ドル売りが進み、1ドル=90円台前半まで上伸した。午後4時現在は90円30~40銭と前日同時刻(90円90銭~91円00銭)比60銭の円高・ドル安。・・・・・・ギリシャに加え、スペインやポルトガルの債務問題にも懸念が広がった上、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁がこの日の会見で、景気先行きの不透明感を指摘したことで、「ユーロ圏のリスクを嫌ったユーロ売り」(外銀筋)が加速。欧米の株価が一時下げ足を強めたことも、リスク回避の円買いを促した。時事通信2010年2時23分配信

☆実はEUが心配なのである。

☆EU全体をコントロールする機関は実はないのであるから、

☆回復には時間がかかるかもしれない。


佐藤優氏 「外交、強固な国家体制必要」

2010-02-04 08:57:24 | 鳩山政権
大阪「正論」懇話会の第18回講演会が3日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で開かれ、作家の佐藤優氏が「鳩山政権の外交課題」と題して講演した。佐藤氏は「国家体制がしっかりしていないと外交はできない」と強調。民主党の小沢一郎幹事長をめぐる東京地検特捜部の捜査にも触れ、「民主党の中にはファシズムの傾向がある。いま、検察が民主党とぶつかっていることでファシズムの傾向は阻止されている」と指摘した。産経新聞2010年2月4日7時56分配信

☆このような表現の自由は

☆今大切。

☆ファシズムでない、権力をとらない強い外交、強い国家

☆はいかにして可能だろうか。

☆それはまず市民1人ひとりが表現をすることからしか

☆始まらないだろうとは思う。

橋下知事支持率83・2% 府民意識調査

2010-02-02 11:56:20 | 文化・芸術
☆産経新聞(2010年2月2日8時27分配信)によると、

大阪府の橋下徹知事が6日で就任2年を迎えるのを前に、産経新聞社は20代以上の府民500人を対象に、インターネットで府政に対する意識調査を実施した。橋下知事の支持率は83・2%で、就任1年の前回調査(平成21年1月)に比べて1・6ポイントアップし、知事就任後これまで5回の調査で最も高い支持率を記録した。また、知事が進める大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)への府庁移転や地域主権への取り組みについては7割近くが賛同し、大阪(伊丹)空港の廃止についても4割以上が理解を示した。

☆自民党の動きが気になる記事だ。

☆平和主義、創造的知性の教育を謳わなければ

☆希望は持てない。

☆しかし、ポピュリズムこそ自民党のオハコ。

☆ヤバイ(国語辞典的な意味で)かも。

クオリティスクールの新コンセプト[045] 開成の国語

2010-02-02 09:55:47 | 入試問題
☆ココログのブログがメンテ中で、書き込めないので、まずはここに忘れないうちに書いておきます。今朝の中学入試の一風景については、トリニティ教育研究所のニュースに書きこんでおきました

☆なにせこの時期、朝学校の様子を見て、午後も様子を拝見しに行く間に、いろいろなことを思いつくし、先生方とのメールや携帯で情報交換もするわけで、書き込んでおかないと忘れてしまうんですね。私にとってブログは外部記憶装置で、自分で後で検索しないと覚えていないことがたくさんあるのです。

☆ともかく、スタバはありがたいです。今は用賀のスタバです。大学受験生や司法試験の勉強をしている人、外国の方々がいて、気がねすることなくパソコンをたたけます。それにレシートをもっていけば、他のスタバでも100円でコーヒーを飲めます。

☆昨日は六本木ヒルズのスタバと自由が丘のスタバをハシゴしました。今日はこれから田町のスタバの予定です。

☆さて、本題です。開成の国語が実におもしろい。問題としては麻布のほうが練られていて、主観的には好きですが、開成の文章の出所や「せこい」「やばい」というマスコミ用語というか流行語というか言葉に対する批判的思考を試すところがおもしろいですね。

☆で、論説文が特におもしろい。内田樹さんの「もしも歴史が」を出題しています。問いは2つ。

☆問1は歴史の因果関係について考えるのはなかなかおもしろいと内田さん言っているのはなぜかという問題です。

☆因果関係だとしたら、こうなればこうなるで、未来予測は完璧なはずですが、そうはならないわけで、因果関係といっても緩い隣接している二つの事象あるいは時間順序の事象をあとからつなげただけという歴史的因果関係をクリティカルシンキングしてよという問題ですね。

☆問2は、≪何より、「私ひとりががんばって善いことをしても、何が変わるわけでもない」とか「私ひとりがこっそり悪いことをしても、何が変わるわけでもない」というふうに自分の歴史への参与を低く見積もって、なげやりになっている人に比べて、今この瞬間においてはるかに人生が充実しているとは思いませんか。≫と内田さんは言っているのですが、「自分」「歴史」「人生の充実」の関係について内田さんとは違う考えを自分なりに考えて書きなさいという問題。

☆なんという批判的思考にチャレンジさせる問題でしょう。

☆そもそも内田さんという現代の教育や社会への大批判家として有名な人の文章を開成がだすのがおもしろすぎますね。一方では「せこい」「やばい」現代語批判という保守的な問題もあって、その自由さがこれまたおもしろいのですが・・・。

☆開成の問題は複数人がもちよって作っていることがすぐにわかるわけですけど、それはともかく、さらにおもしろいのは、この内田さんの文章は、内田さんのブログで公表されているのです。

☆中学入試も書籍だけで学ぶ時代ではないということですね。いいものはいいのだ。真理は真理なのだということですね。

☆開成の先生方の神々の闘いは、やはり麻布と共鳴しますね。麻布がマックス・ウェーバーの読書会をやるわけですよ。