教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

都留重人さん死去

2006-02-08 10:17:15 | 教師
朝日新聞(2006年02月07日15時28分)
によると

「経済学者であり、平和・軍縮から環境問題まで
幅広い言論活動でも知られる、元一橋大学長で
元朝日新聞論説顧問の都留重人(つる・しげと)さんが
5日午前1時42分、呼吸不全で死去。」

ショックである。

多くの著書を残された方である。

私が読んだのは都留重人さんの訳された
ジョン・K・ガルブレイスの
『不確実性の時代』(TBSブリタニカ, 1978年)
だけであるが、

大学時代に読んだこの本のビジョンや発想は
今も影響されている。

都留重人さんは、その重要な媒介者であった。

私だけではなく、日本の経済に影響を与えた
数少ない知識人であったと思う。

お会いしたことはないが、
心からおくやみ申し上げたい。


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