教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

坂口国家のプラス作用

2012-07-10 08:52:38 | イノベーション
☆昨日書いた「坂口恭平さん×石田衣良さんの対話」にコメントが投稿されていた。

☆すてきなコメントで、このような感じ方を持っている人が

☆行動を起こすというのは、わたしたちの社会もすてきではないかと感じた。

☆それだけで、坂口国家はプラス作用があるということだろう。

☆ちょっと引用してみる。

「でも石田さんの言うとおり彼の勝算は低い。だって国家ってそんな簡単にできないから。それは歴史が証明している。」

☆さりげないけれど、行動の正当性や信頼性、妥当性を人間が積み重ねてきた歴史をスタンダードに

☆冷静にみていく姿勢が安心感を抱かせてくれる。またこうもある。

「坂口さんは自分の理論で理想を作り出そうとしてるけど結局は世の中に飲み込まれると思うし、それは必然的なことで全然悪いことではない。ただ考え方の本質をとらえているのでそれができれば御の字。でも人は十人十色。何考えてるかわからない人だって多い。だからまとまるわけがない。1億人超国家なんだし。」

☆上戸彩さん主演の金子みすゞではないが、「みんなちがって、みんないい」

☆という感覚を結局どこまで寛容に抱けるか。。。

☆それが消失するとき、どんな幸せな国もファシズムのトラップが待っている。

☆タイタニックも次の瞬間まで幸せだったかもしれない。

☆第三帝国も次の瞬間まで幸せだったかもしれない。

☆しかし、そうじゃないだろうと強い意志をもった勇気ある人は常にいた。

☆歴史は見えないヒーローやヒロインをたくさん抱えているということ?

☆ともあれ、こういうこと。

「僕は時代って人間作りみたいなものだと考えているのでシステム構築は血となり、坂口国家は肉となり、人間の一部になる。そして人の対立や負の遺産のように老廃物や病気だって生まれる。それをまた新しい思想や経済で修復し補う。」

☆自然と社会と精神とは生態系的に循環すれば幸せ。

☆そのシステムはしかし繊細だけど。

☆それにしても、次の1文は重い・思い・想い。

結論は、坂口国家は血を作り肉となるもので生産物だから賛成。

☆モノヅクリの概念を変えるから。石田衣良さんの消極的に肯定していた資本主義は

☆この一文の意味が崩す可能性がある。

☆歴史は、一人の人間の発想や考えでは動かない。

☆一人の人間の意図しないところにヒントがあるのかもしれない。

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