教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

DeNA 「アプリゼミ」で教育事業に新たな波?

2014-03-25 07:08:22 | 文化・芸術
☆TechCrunch Japan 3月24日(月)19時7分配信 によると、

スマートフォンやタブレット向けの知育、教育サービスはネットサービスのトレンドの1つだ。知育アプリを手がけるスマートエデュケーションや教員と生徒向けのクローズドなSNSを提供するednity、先生間の情報共有向けSNSのSENSEI NOTEなど、スタートアップだけでもプラットフォームからコンテンツまで、ありとあらゆるサービスが提供されてる。

そんな中で、ディー・エヌ・エー(DeNA)が通信教育アプリ「アプリゼミ」を3月20日にスタートし、教育事業に参入した。サービス自体は2013年末に発表されていたもとなる。iOS、AndroidそれぞれのOSに対応しており、当初は「小学1年生講座」のみを提供、新1年生向けに算数と国語、さらに小学校低学年向けの英語の3教科を提供する。保護者向けには進捗確認やメールでのお知らせ機能、分単位の学習時間設定といった機能も提供する。


☆先行するのは、

☆ジャストシステムの「スマイルゼミ」
(2012年11月開始。専用端末を使用し、1年継続で端末代金無料。月額3600円)

☆ベネッセの「チャレンジタッチ」
(3月末提供開始。専用端末を使用し、半年継続で端末代金無料3250円)

☆などだが、これらとの違いは、

☆アプリゼミは、

・端末に依存しない
・月額は980円(アプリゼミサイトから購入した場合。アプリストアからの場合1000円)
・さらに4、5、6月はサービスを無料化

☆サービス利用までの障壁が低い。それに、

アプリゼミでは、DeNAがゲームなどのサービスで培ったノウハウをもとに、難易度調整やリワード導入などをして、教育とエンターテインメントを組み合わせた「エデュメント」を実現するという。これによって勉強が好きになるだけでなく、自ら取り組み、身にけるというサイクルを作るという。教材は、NHKエデュケーショナルが監修する。

☆いろいろな教育ネットサービスが競争市場を創る。しかし、コンテンツが変わらない。つまりカリキュラムが変わらない。従来型のまま。結局学校→塾→紙の通信教育→ネットサービスの通信教育に変化しただけで、新しい市場となるのはもう少し待たねばならない。

☆いずれにしても、ネットサービスで教育が行われるようになると、ある飛躍が期待されることは確かであるが、それはまだこれから。

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