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ワーク・ライフ・バランスへの不満、日本が世界一! -「改善を試みない」でも世界最悪水準

2007-03-08 | いとすぎから見るこの社会-雇用と労働
現状を正確に表しているかどうかは分かりませんが、
示唆に富んだ調査結果です。

ワーク・ライフ・バランスに不満を持つ割合、日本が世界一(IT Media)
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0701/16/news068.html

記事の主要部を抜粋致します。

” 具体的な改善内容としては、日本は「仕事スキルの改善」
 が51パーセントと半数以上を占め、「過重労働の拒否」
 は14パーセントと韓国と並んで24か国中最低、「転職」
 も18パーセントと低く、他人に迷惑をかけずに自分で努
 力する傾向がみられる。”


ここには仕事に対する倫理観、
或いは仕事上のパートナーに対する誠実さがにじみ出ています。


” 日本の特徴として、自ら環境改善を試みる人が少なく、
 不満を感じながらも行動に移せず我慢してしまう傾向が
 ある。ワーク・ライフ・バランスの改善のために努力し
 たかという設問では、「改善を試みたことがない」人の
 割合ではスペインの67パーセントに次ぐ66パーセントと
 2位。「改善を試み、その結果非常に改善した」と答えて
 いるのは4パーセントと24カ国中最低だ。”


当事者自身もやるべきことがあるでしょうに、と思います。

あくまでいとすぎの個人的な経験に過ぎませんが、
特に酒が入ったり親しい仲間内だったりすると、
さまざまなことを強烈に批判し始める方が結構います。

でも、一般的な傾向から言うと、
このような人は残念ながら「未来を創ることができない人」です。

物事をシビアに見るのは非常に重要です。
しかし、物事を厳しく見ることと新しく何かを生み出すことは
全く別の違ったふたつであることも事実です。

何らかの未来を創れない批判は価値のないものであるし、
究極的には時間の浪費でしかない。
そう、私は考えます。

(お前も時間の浪費くらいしてるだろ、との反論は甘受します)

小説家ドストエフスキーの残した最後の作品には、

「もし私たち自身が本当に正しい人間であるのなら、
 周囲をもより良く変えてゆけるはずです」

と記されてあったと記憶しています。(うろ覚えで済みません)

明日のための批判を行い、実行によって自分も周囲も助けること、
それが重要なのだと思います。
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