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日本の個人の投資リテラシーが上がった? - 中小型株ファンドに資金流入中、との太田忠 氏の談話

2007-02-07 | 株式・為替マーケット全般
やはりこの方のコラムは素晴らしいです。

太田忠 氏「こういう会社に投資しよう」(日本経済新聞)
http://markets.nikkei.co.jp/column/rashin/personal.cfm?genre=q8&id=q8a25000_05&date=20070205

太田氏は、センチメントだけで大幅下落した小型株に驚くよりも、
日本の個人投資家が「初めて」下落局面で中小型株投信を買い増している
ことこそが「驚き」であると指摘されています。

氏によれば、「設定から10年以上経過した投信」で昨夏から資金流入が続き、
東証二部とジャスダック市場の平均PERが、大型株の平均PERを3年ぶりに
下回った頃から資金流入が増加している、とのことです。

私は今週、「投資家にはリテラシーがないのでしょうか」と書きましたが、
決してそうではなく、実際には投資行動が多様化し、
賢明な投資が徐々に増加しているのかもしれません。

もしかすると、太田氏が昨年8月に経済羅針盤という媒体を活用して
「下げ相場の末期的症状」とアナウンスしたせいもあるのでは、
と一応つっこみを入れさせて頂きますが。

この太田氏の寄稿では、魅力的な投資対象として
ニュービジネス、値上げ力、全国制覇といった
重要な着眼点を分かりやすく説明しておりますので、
ぜひ熟読されることをお薦め致します。

「日本の多くの企業がシクリカル的な動きしかしない」との
時期的に極めて重要な指摘もありますね。
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