昨夜見たパク チャヌクの『JSA』。朝鮮の北と南の軍事境界線を守る兵士たちの話し。とてもよかった。パク チャヌク監督作品は『オールドボーイ』『親切なクムジャさん』を見たけれど、どれもおもしろかった。映画の展開のなかで撒かれたちょっとした出来事も終盤が近づくに従ってすべて回収されていく気持ちよさがある。物語自体はどれも後味が苦いけれど、映画の時間を見事に巻き取っていく手腕に魅せられる。すべての要素があるべきところに片付いて、それで舌の上に残った苦味がなおさら際立つ。次に『乾き』が見たい。
まっすぐ見ようとするのに右目が右斜め上、左目が左斜め上をどうしても向いてしまって、怖い感じになっているのはわかっているけれど治せず、仕事のときにどうしたのと言われて困る夢を見た。
午前京都、午後は大阪で仕事。京都の仕事場の駅前にあるパン屋のバターソルトという75円のパンをお昼に買う。飲み物を頼まなくても店内で食べられてありがたい。 電車移動中、携帯でリサイクル着物の販売サイトで帯の柄を延々見ていた。時々おかしな柄がある。平安時代の貴族がぎちぎちに詰まったのとか、らっきょう、なんか壷、阪神タイガース、しかも金と銀両方のバージョンで正絹とか。いちばん不可解だったのは黒い白菜柄。お太鼓の大きさいっぱいに黒い白菜がどんとひと玉。まさか黒くても白菜とかいう洒落だろうか。