桐たんすを譲り受けた。掃除しにくいことこの上なかった背丈くらいのキャットタワーをついに解体。キャットタワー跡に桐たんすはぴったり収まった。
不織布でできた着物収納ボックスに寿司詰めだった着物と帯をやっときちんと仕舞える。
置き場がなくて押入れの前に使わなくなったテーブルを置いて設置していたプリンタを桐たんすの上に置けるようになったのでテーブルも解体し、部屋は随分すっきりして気持ちが良い。
秋はいちばん着物が着たくなる。
母からもらった、やや大きい上に一回着る度にほつれる魔の長襦袢のストレスから解放されたくて、着付けを習いに行っていた某教室で散々けなされていたポリの長襦袢を買った。もちろん正絹で誂えられたらいちばんいいけれど今はこれで。鳥獣戯画柄。Sサイズにしたので今までよりきれいに着られるはず。
それでさっそく久々に着付けの練習をした。
襦袢と着物を着るところまでは大丈夫。問題は帯。半幅と名古屋と袋帯の手順がごっちゃになって、整理して思い出すのに時間がかかった。帯締めの結び目が合っているかどうか不安になったり、しょっちゅう袖を通さないとこのざまかと思った。しばらくおさらいしていると思いだせた。
これからは機会を見つけて積極的に着ることにする。
着物の好みが変わってきた。
最初は銘仙などの鮮やかでアンティークな着物に目がいったけれど、今は着物は落ち着いたものがいいと思うようになった。着物の最大の楽しみは小物の合わせだと思っている。お気に入りの一着のために小物を選ぶこともあるけれど、譲り受けた帯や羽織を活かすには着物の色柄が控え目なほうが断然着回せる。
あと、着物はジャストサイズでなくても着られるけれど、本当にきれいに着ようとすると、大きすぎる着物は思うようにいかないこともわかってきた。
しわを取ろうとしてもそもそも体の大きさより布の余りが多すぎるとそのぶんだぶつきが出たり、長襦袢できちんと襟を抜いておいても着てしばらく経つと着物によっては戻ってしまう。
最初そういうのは単に着るのが下手だからと思っていたけれど、それだけじゃなく、着やすい着物とそうでないのがある。私の持ち物はすべて譲り受けたもので、いちばん着物を持っていた祖母は昔の人にしては大柄だった。裄は合うけれど、後巾、前巾がかなり余る。
母のはまだ合わせられる。いちばん合うのは、親戚の呉服関係のおうちからの着物だった。
不織布でできた着物収納ボックスに寿司詰めだった着物と帯をやっときちんと仕舞える。
置き場がなくて押入れの前に使わなくなったテーブルを置いて設置していたプリンタを桐たんすの上に置けるようになったのでテーブルも解体し、部屋は随分すっきりして気持ちが良い。
秋はいちばん着物が着たくなる。
母からもらった、やや大きい上に一回着る度にほつれる魔の長襦袢のストレスから解放されたくて、着付けを習いに行っていた某教室で散々けなされていたポリの長襦袢を買った。もちろん正絹で誂えられたらいちばんいいけれど今はこれで。鳥獣戯画柄。Sサイズにしたので今までよりきれいに着られるはず。
それでさっそく久々に着付けの練習をした。
襦袢と着物を着るところまでは大丈夫。問題は帯。半幅と名古屋と袋帯の手順がごっちゃになって、整理して思い出すのに時間がかかった。帯締めの結び目が合っているかどうか不安になったり、しょっちゅう袖を通さないとこのざまかと思った。しばらくおさらいしていると思いだせた。
これからは機会を見つけて積極的に着ることにする。
着物の好みが変わってきた。
最初は銘仙などの鮮やかでアンティークな着物に目がいったけれど、今は着物は落ち着いたものがいいと思うようになった。着物の最大の楽しみは小物の合わせだと思っている。お気に入りの一着のために小物を選ぶこともあるけれど、譲り受けた帯や羽織を活かすには着物の色柄が控え目なほうが断然着回せる。
あと、着物はジャストサイズでなくても着られるけれど、本当にきれいに着ようとすると、大きすぎる着物は思うようにいかないこともわかってきた。
しわを取ろうとしてもそもそも体の大きさより布の余りが多すぎるとそのぶんだぶつきが出たり、長襦袢できちんと襟を抜いておいても着てしばらく経つと着物によっては戻ってしまう。
最初そういうのは単に着るのが下手だからと思っていたけれど、それだけじゃなく、着やすい着物とそうでないのがある。私の持ち物はすべて譲り受けたもので、いちばん着物を持っていた祖母は昔の人にしては大柄だった。裄は合うけれど、後巾、前巾がかなり余る。
母のはまだ合わせられる。いちばん合うのは、親戚の呉服関係のおうちからの着物だった。