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流出雑記 

真夜中は~

2010年01月08日 | Weblog
4時過ぎ就寝12時起床の生活リズムが馴染んだ体に久々の7時起きは試練である。
今夜は2時前に横たわったが、まだ目が冴えているのと起きれるかどうかの不安で一向に眠れず。
3時半頃寝返りを打つのにも飽きて寝酒でも飲んでみようと思い立つ。
強くないが酒類のなかで日本酒と梅酒は少し飲める。
家にあった「呉春」という日本酒。これは大学時代の後輩から結婚祝いに頂いたもの。
沢山の銘柄を飲んでいないので怪しい評価だが、今年の正月に飲んだ福井の「黒龍」は水のような角のない飲み口でするする入ってしまい許容量に至り昼間からコタツに沈没。

飲むと言ってもおちょこ一杯、塩辛いものも欲しくなり、冷蔵庫から塩昆布と福さ屋の明太子を一切れつまみ出す。
お酒の甘みと塩気を交互にシーンとした居間でちびちび飲む。
明太子のせいで米がほしくなった。この欲求を朝まで耐えるのは困難と判断し、フライング朝ご飯にする。
また冷蔵庫を開けてタッパーのご飯をチンして茶碗に盛り、湯気のたったご飯にピンクの明太子。
岡崎京子の『PINK』でユミちゃんが深夜に、「おしょう油とさとうの卵焼きでもつくろ」と言うところを思い出した。
この漫画に出てくる食べ物の描写やユミちゃんが食べているところが好きだ。
喫茶店でズルズルすするオレンジジュース、妹と夜食に食べるラーメン、マクビティのチョコビスケットにピーナツバターとバナナの薄切りをのせる、ハルヲ君と朝食の目玉焼きのかたさ加減、昼間にひとりでかじる櫛切りのりんご、レストランでステーキ肉、大嫌いな継母のアップルパイ…。様々な事情の間に食べ物がある。

深夜の明太子ご飯は格別。海苔もあった…あとしょう油しょう油、と冷えきった台所をかさこそ往復する。

ナンバーガールの好きな曲、真夜中は何食ってもうまいと歌う。

そうこうしている内に朝刊届いて5時。