先立つも 辿りし道の 彼岸花
中村 梅士 Baishi
生者必滅、諸行無常。
何れは別れ、何れは去るべきこの世であるが、誰もが
彼岸に還るものでもある。
彼岸花はその道筋に標した花のようにも見える。
この世では怨憎会苦の苦しみもあるが、あの世では心
が通じる者にしか会えないのが法則である。
恨み心で会えるのは地獄である。
最後に残る欲が、恨み心と名誉心なのであろう。
それも、三途の川に流さなければ自分が地獄に流され
る定めである。
永久の別れとは、この世のことに過ぎない。
亡骸を見ると、そんな気分にもなるものだ。
この世の視覚に囚われてもなるまい。
あの世では霊域の違いであって、住み分けというべき
であろう。
人は何のためにこの世に生きているのだろうか。
地位も名誉も財産も、捨て去るべき物を競っているの
だとしたらなんとも空しいことである。
それでは理屈が立たない。
つらつら考えるに、人は、他人に学び、他人に良い影
響を与えるために生きている。
アスリートであっても、勝利は人々に影響を与える資
格ではあるが、良い影響を与えられるかは、競技力では
なく、人間力が問われる。
だから、スポーツ教育は人々に良い影響を与える見識
と人徳を育てなければならないのだ。
罪とは悪い影響であるが、それが大きければ地獄に堕
ちる。
光の天使は思想としてよい影響を与え続ける。
歴史に残る感化力は天使の力である。
日本の女子スポーツに道を開いた人見絹江の人生は短
かったが、その感動は今も切々として遺っている。
今世、凡人であっても、エル・カンターレの法に学び、
少しでも実践しようとチャレンジするところに人生の偉
業があるであろう。
まだ、チャンスがあると思うのだ。
何しろ、学びも足りていないのだから。
共産党の支配に抗議する香港の民主化デモに対して、
香港行政庁の警官が高校生の胸をめがけて発砲、瀕死の
重傷を負わせた。
武器を持たないデモ参加者の身体に向けて発砲するな
ど、正当業務行為でも正当防衛でもない。
殺人以外の何物でもない。
過激なデモ行動は、潜入した共産党工作員の画策だと
言う。
共産党というのは如何にも卑劣である。
日本共産党の赤旗もさすがに弾圧批判の記事を載せ始
めたが、従来のナンチャイナ擁護路線からの逸脱であり、
共産主義の論理矛盾でもある。
そもそも、共産主義は民主主義ではない。
共産党一党独裁の官僚支配体制である。
共産党は、神も仏もない恐怖政治、暴力支配主義の政
党に他ならない。
唯物論的ユートピアを指し示して、手段を択ばない。
共産主義は人道主義でもないのである。
とりあえず人道的理由から、解党するよう求めたい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party