ツワブキの 香りに鼻を くすぐられ
梅士 Baishi
今日は一日小雨である。
外出をためらったまま、夕方になった。
読書をするたびに居眠りをする。
英国ティーも日本茶も、居眠りの妨げにはならない。
さて、この季節、ツワブキの花が群生している。
ほんとうに上品な香りがする。
毎年、その花に鼻を摺り寄せて香りを楽しむ。
唐津の虹ノ松原でも、ツワブキの黄色い花が点々
と光を射していた。
博多の紅葉はまだ染まり始めたばかりだが、月末
にはすっかり紅葉するのだろう。
風邪をひきやすい季節である。
はやめに暖房を入れて、予防したい。
株価や為替を見ていると、なんともいい加減なもの
だとあきれる。
ドル安円高、アメリカ株安になったときは、トランプ
候補の優位が嫌気されたとコメントされていた。
続いて、ドル高円安、株高に触れた時は、クリント
ンが優位に立ったことが好感されたとコメントされる。
トランプが当選ということになれば、当然、大幅な
円高株安になるはずである。
ところが、円は105円台に下げ、株は大幅に上昇した。
市場はトランプ大統領の誕生を好感したということ
ではないか。
アナリストなんてものは、結局は、競馬の予想屋と
同じで無責任に金になりそうな発言をするだけのこと
だ。
日経新聞もテレビ東京も、じつにいい加減である。
関係者は謝罪してはいかがか。
D・カーネギーの『人を動かす』を再読しているが、
カーネギーによると、人は批判されても自己正当化し
て相手を恨みこそすれ、反省して改善することはない
という法則を語っている。
体験的には確かにその通りだと思う。
ところが、批判しないではいられない。
教育のつもりでもあるが、教育は批判からは成功
しないということになる。
制裁はありえても、批判による改善はありえないと
いうことである。
トランプ対クリントンのテレビ討論は民主主義という
より、スキャンダルの非難合戦という泥試合の印象が
大きかった。
戦さである。
トランプは十数年前の出来事まで遡って金と女の
スキャンダルで攻撃された。
クリントンは夫の金と女問題に加え、メール問題な
ど、政治の私物化や謀略スキャンダルを攻められた。
結果、トランプの勝利で決着した。
アメリカの良識が、福祉大国アメリカよりも、自由の
大国アメリカを選んだのだと思う。
マスコミの決定は、選挙を決定することさえできな
かったということでもある。
ウォール街は、クリントンの方が御しやすかったで
あろう。
重税と福祉は悪の温床になるということだ。
日本でも重税政策と消費倹約令(消費税)が出て
いるが、より一層の倹約で出費を抑えて凌ぐほかあ
るまい。
稼ぎは、海外投資で賄うことだ。
そのためにも、国債の個人割り当て融資を検討し
ていただけないものか。
すなわち、国債を発行して個人融資に当て、その
連帯保証責任を融資の担保とする融資方法である。
条件は、海外投資資金融資である。
M&A資金、海外株式投資資金、海外起業資金な
ど、アジアの経済支援効果も期待できる妙案である。
金は海外に流通するから、国内に通貨がだぶつく
インフレは起こらない。
倹約令が出ている国内の消費にも影響を与えない。
いかがか。
日本独立宣言・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・中村梅士党