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+ ああ、台風12号・・・ 危機感という所在感  肉食の倫理

2015年07月27日 07時19分38秒 | 神聖・日本国独立運動


 

 

   

 台風の  届かぬ夏の  蝉しぐれ 

   梅士 Baishi

 

  

 

 

 

 久し振り、博多に届くかと思われた台風12号だったが、

小雨とそよ風に終わってしまった。

 クマゼミがラジオ体操に交じって大いに鳴いている。

 刻一刻、七月が過ぎてゆく。


 さて、太平洋に台風がいなくなると、お客さんが帰った後

のように、なんともつまらなくなる。

 危機感なくしては、人はその所在を見失う。

 国家的危機なくしては、国民は国民の自覚を見失う。

 危機が必要とされる時代である。 

 

 

 




 食肉の環境倫理問題という議論がある。

 日本でも肉食が盛んになった。

 メタボになるほど牛肉を食っているのはアメリカだけでは

なく、日本も追随している。

 牛丼文化、ハンバーグ文化が日本人に定着して久しい。

 結果、みっともなく腹の膨らんだ子供や紳士を多く見かけ

る。


 その肉食を供給するために、工場型大量生産の畜産が

主流になり、穀物の40%近くを飼料とし、牧草地を確保す

るための森林伐採という環境破壊問題も起こっている。

 なによりも心を痛めるのは、食料用家畜とは言っても、命

があり幼いながらも心があるというのに、物扱いの畜産の

実態である。


 その反作用として起こったのがBSE問題でもあろう。

 養鶏も、一羽あたりB5判の狭い所に押し込めるというブロ

イラー生産工場もひどい。

 鶏もストレスのために殺し合いを起こすという。

 それを防ぐために、雛のときから嘴を削り取っているという。


 随分ひどいことをするものだ。

 そうした生命に対する残虐は、その肉や卵に毒素を含ま

ることになるし、鳥インフルエンザのような恐るべき疫病と

なってしっぺ返しをすることになる。


 食の安全性という観点からも、残酷な養鶏、畜産のものは

食べたくはない。

 そのためにも、食品表示として生産方法の表示を強制する

べきである。

 牛肉輸入の自由化は結構だが、食の倫理をしっかりと確立

することが先決である。

 日本人は、魚食、納豆食、米食でよいのである。


 食料とはいっても、命あるものを大切に思う心を見失いたく

はないものである。



日本独立宣言・九州本部・神聖九州やまとの国

  幸福実現党応援隊・中村梅士党  

          

 

 

 

 

 

  

  

 

 

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