毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

住む人と地球に優しい家づくり・・・北斗市

2006年03月17日 18時06分02秒 | Weblog
写真は第7回ファース全国大会in栃木の前夜記念講演で、熱心に地球環境と家の性能を述べる東芝空調システムズの山本達雄さんです。

現在の住宅産業は、売り手側の一方的な情報で上手に生活者を取り込んで受注し、下請け、孫請け制度や、価格競争などで資材メーカーや納品業者を絞れるだけ絞りながら利益を確保し、決算書に多くの利益を計上した会社が社会的に評価されるのです。

このような企業が行う広告宣伝は、まさに住む人が幸せになれそうな「気」がいたします。結局は、様々な人々が振り回され、最後に生活者と関係者、更に地球環境まで大きなストレスを与えているのが実状でもあります。
勝者の存在しない価格競争に明け暮れ30年寿命の家づくり、垂れ流し状態の冷暖房熱量、不健康空間・・・

我々、家づくりを生業とするものは、どれほど住む人と家づくりに関わった人々を幸福にし、そして地球に優しい家づくりを行ったかで競うべきなのです。
数を売る事から、全てに優しさを売る住宅業界に変えなければなりません!!!
業界イノベーションが必要なのです。
危機的な地球の自然環境を回復させるには、地球人、一人一人の意識がなければ・・・
ファースの家

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苦しさ辛さも・・・北斗市

2006年03月16日 18時46分22秒 | Weblog

写真は全国大会でファースの家に辿り着くまでの厳しさ、辛さ、楽しさを語ってくれた栃木県のユーザーさんです。

毎日、楽しい事ばかりが続くわけでありません。
苦しい事も辛い事もあります。でも…
苦しさを、苦さ(にがさ)と読んでみたら…
辛さを、辛さ(からさ)と読んでみたら…

にがさも、からさも味わいのうちですね。
人生に色合い、味わいが無ければ、つまらない無機質な時間を過ごす事になります。
にがさ、からさがあるからこそ、甘味も旨味も際立ってくるのでしょう。
人生って起伏あるからこそ楽しいのだと思います。

家づくりは、出来上がるまでも、出来上がってからも建主さんと一緒に楽しむのです。
今週はまったく出張がありませんので写真を写す機会がないので先月、全国大会の写真をアップします。
このような週は一年に一度か二度ていど・・・貴重な週ですが社内業務も分刻みです。
今日も多くの相談メールがきています・・・
ファースの家

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卒業は新たな人生スタート…北斗市

2006年03月15日 17時50分35秒 | Weblog

写真は北斗市立となって始めての上磯中学校の卒業式で、卒業生230名全員による壮大なお別れの歌の合唱風景です。

一人の生徒コンダクターにより、卒業生全員の合唱そして全校生徒700名全員が感激に咽びながら合唱する姿は、参加者全員の心を打ちました。
私もPTA会長、学校評議委員などを歴任して多くの卒業式に参加致しましたが、初めて目にする実に感動的な卒業式でした。
おそらく卒業する生徒には、この上ない贈りものだったと思われます。

感動、感激の卒業式を立派に成し遂げた生徒諸君全員を心から賞賛致します。
合唱する生徒の一人一人の目に輝きが漲っておりました。
この700名全員の息を合わせるには相当の練習が必要だったと思われます。
指導する先生方は生徒に対し、厳しくとも愛情がなければ、目に輝きなど生まれません。
愛情と真心を込めて指導された酒井校長先生はじめ、教員の方々に心より敬意を表します。

中学校を卒業すれば、大人の社会に足を踏み込みます。
そこは点数や成果などで厳しく評価される社会なのです。
新しいスタートをきった卒業生には多くの苦難が待ち受けています。
しかし、その向こうに必ず幸福の世界も拓けているのです。

中学卒業は人生大事業の始まりです…
家づくりの大事業も苦難しながら最後に幸福を包む家に致しましょう。

にわかに北海道新幹線の駅名を「新函館駅」にするとか「北斗駅」にするとかの加熱論争で全国的にその報道がなされています。
駅名論争をドンドンと加熱させましょう…
結果はどうであれ、函館を知らない人はいませんが「北斗市」の知名度が上がります。
チョット無責任かな…ちなみに新幹線駅の予定地はこのファース本部の直ぐ近くです…

ファースの家

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ある夫婦の家づくり…北斗市

2006年03月14日 19時11分19秒 | Weblog
雪で寒く、一歩も外へ出なかったので写真が撮れず全国大会でのスナップを…

今日はある夫婦の実話を描きます。

ある夫婦が気づき、家賃を払っていたのでは、いつまで経っても自分達に残るものがありません。家賃とほぼ同じ金額の住宅ローンを支払い続ければ、やがて家も土地も自分達のものになる。子供達と一緒に、楽しい家づくりの準備に奔走します。
住宅展示場を巡って歩き、建材や設備のショールームを見学して子供達と一緒に大きな夢を抱きながら毎日、毎日がとても充実した日々を過ごしておりました。

一年後、この夫婦と子供達は念願の庭とカーポートのある土地付き住宅に引っ越す事が出来ました。マンションみたいに子供達がどんなに駆け回っても苦情を言う人は居ないし、上階や隣の物音を気にする事もありません。まさに天国だ!!!

しかし・・・前のマンションは上下と両隣に部屋があったため、小さな石油ストーブで充分に間に合ったのですが、この家は何処へ行っても寒いのです。
更に、結露で窓の多くがビショビショ状態となり窓枠にカビが生じてきました。
2月の末には、子供部屋と寝室の北側の壁が、壁の中の内部結露が原因で石膏ボードがブヨブヨ状態となり販売ハウスメーカーは、公的な仕様書に沿って施工をしており、住み方にも問題があると言い張ります。

上の女の子が喘息気味になり診療結果はハウスダストによる疾患だと言うのです。
下の男の子はアトピー性皮膚炎で肌に炎症が出来ました。
二人とも丈夫な子供だったのに・・・
奥さんはいつも機嫌が悪く、疲れて仕事から帰るご主人とは「自分も疲れている」のだと言って口論となり、毎日が憂鬱な日々が続きます。
この家族から笑顔が無くなりました。

家族全員、毎日が夢を抱き、笑顔で活き活きとし、楽しかった時期がありました。
そして夢を実現した時点からその夢はしだいに失望へと変貌していったのでした。
この家族関係が破綻する寸前…

この家族に幸せの蘇る家へと、高性能リニューアルを行うのが我々の仕事です。
リフォームは新築を超えられます!
あくまでも新築の正しい家づくりのノウハウを持っている事が前提です。
この家族にまた明るい笑顔を取り戻す事が出来ました。家の性能で…

外はまだ雪が降っています。明日は評議委員を務める学校の卒業式…
晴れを念じて!!!フーッ!!更に強く降ってきたよう…
ファースの家
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換気回数とは…北斗市

2006年03月13日 18時43分54秒 | Weblog
写真は逃げる熱の約70%を回収するファース専用の空調キッドの熱交換式換気扇です。

数年前よりよりシックハウス対策として、建築基準法で換気法と言われる法令が制定され、この法律は一時間に家の断熱気密層、内側容量(気積とも言う)の0.5回以上(つまり半分以上)の空気量を入れ替えしなさいと言う内容です。
建築基準法に明記されたので、そのような仕様にしなければ建築確認申請がおりません。

北海道などの寒冷地では厳寒期に外気がマイナス20℃にもなり、室内気温を20℃にすれば、内外温度差が40℃にもなります。述べ床面積140㎡の家の容積がが約500立方メートルです。空気の持つ熱が1立方メートル当り約0.342wです。
この家の換気による熱損失量は500立方メートル×0.5回×0.342w×40℃=3,420wにもなります。換気で逃がした熱量を単純に電気ヒーターその分を暖めますと、その電気料金は時間あたり約70円になります。この条件が一日続けば70円×24h=1,680円…

この換気回数は換気扇での機械換気の義務付けです。その他に構造的な隙間から入れ替わる空気も換気と同じく大量の熱を逃がします。
その他にサッシ、床、壁、天井の面からも熱が逃げますから膨大な熱損失量となります。
温暖地では外気温が高いので寒冷地の半分以下の換気熱損となりますが、夏場に熱のこもった膨大な湿気を室内に導入してしまい、冷房の負荷を増大させます。

とにかく、出来るだけ換気量を少なくして外気の影響を受けなくするのに越した事はありません。但し、従来の住宅は「換気はオプション」と言う概念でしたので、関心の持たないユーザーや供給業者によって換気設備が無視され、室内空気が汚染されたり、シックハウス症候群に陥ったりのトラブルが相次ぎました。
このような事態に喚起を促す法律として必要性も理解出来ます。しかし、市場状況を見ながら大きく見直しをしなければ、省エネとCO2削減の潮流に大きく矛盾する法律です。

ファースの家は、換気した空気を洗浄しながら常に室内をクリーンにしているので、この換気法はノーサンキューです。今日は難い話でゴメン…私はハード屋ですから…
今日も昨日の午後からの吹雪が続いていて、冬に逆戻りです。
夕方から学校評議委員を務める学校から帰ってきましたが凄まじい降雪の量です。
明日の朝は久々に雪かきかな…
ファースの家

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ファース開発の原点…北斗市

2006年03月12日 17時00分04秒 | Weblog
写真は愛犬タローで、久々に散歩を付き合ってきましたが、タローの体重が35kgもあるためついて歩くのが大変です。

今日は日曜日…少し話題を変えて「ファースの家」の開発原点を…

私は中学を卒業した15歳の時、生活のため選択した道が当時、最も日当の高い鉄骨トビ職でした。鉄骨トビ職の世界と言えば、昔の流れを汲んで任侠の世界とも密接な関係があったものと思われます。
一緒に働く仲間のうち半分近くはその世界にどっぷりと身を浸けている人達でした。
気の荒い連中ばかりで、切った張ったの何とも凄まじい世界です。

このような生活を一般の方々には荒廃した社会のように写ります。
しかし、そこにはホワイトカラーの世界に無い、義理人情、人の奥深い優しさ、更に厳しさも、実にバランスよく交互された人間社会だったように思います。

この飯場暮らしとトビ職で過ごした時代に、無いものを生み出す創造力や、人との関わり方などを自然に身についたものと思われます。
現在の家づくりに最も必要でありながら不足している、人間重視の住宅システム開発の原点がここにあったのだと思われます。この時代が無ければ今は無いのです…

えっ!!!ご苦労されたんですね…と、よく言われます。
今が一番、苦労していますよ。

今日の日曜日は犬の散歩や読書で穏やかな時間を過ごしていましたが、相談メール回答のため出社しました。
ふと外を見ればさっきまで晴れていたのに凄い雪となりました…早く家に帰ろう…
ファースの家

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感動の家づくり…北斗市

2006年03月11日 15時27分03秒 | Weblog
写真は北斗市内に建築したファースの家の建主さん、土谷さんご夫妻です。

当社のハウジング事業部が建築したファースの家の引渡し式が行われました。
建主さんの土谷さんは二度目の家づくりです。
最初の時は、転勤続きの教員生活で家づくりに関わる事が少なかったと言いますが、今度は終の棲家となります。

当社の設計企画担当、北村真奈美主任と何回も何回も打ち合わせを行いました。
様々な材料、器材も吟味し、また、外観、内装も見本を確認をして納得の上に着工しました。
工事中は、建築地の北斗市も空前の大雪に見舞われ、工事車両の置き場所や使用資材納入遅れなどと、越冬工事の困難さがありました。

山のように積み上げられた雪も次第に存在感が薄くなり、春を迎えるのと同時に家が竣工しました。
建主さんの土谷さんも、長い教員生活で多くの実績を残され、北斗市内の学校の校長先生(校長会会長)をリタイアして第二の人生をファースの家とともに歩みます。

土谷さんご夫妻も心からの充実感に浸っているようで、担当した北村主任とともに感激の引き渡しが終わりました。
今後、メンテナンスを担当するお客様サービス担当の近江チーフが「これからが本当の家づくりです」と語って、末永いお付き合いを宣言しました。

建主さんも工事担当者も困難、苦難のあとの大きな喜びです。
そこには担当した方々と建主さんの溢れる笑顔がありました。
この感動が家づくりの醍醐味なのです。
この笑顔を生涯に渡って守り続けるのです…

ファースの家は、住んでから真価を発揮できる性能を持っており、この土谷さんのようなお客さまの笑顔を大きな財産にする事になります。

今日の北斗市は午後からかなり強い雨になりました。
週末の雨…身体を休めるには良いのですが…雨が降れば困る人もおります。
私には絶好の執筆環境ですが…やっぱり貧乏暇なしか…
ファースの家

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家づくりに終わりはない…帯広~札幌~函館~北斗市

2006年03月10日 18時53分32秒 | Weblog
写真は帯広の帰りに寄った当社の札幌事務所で、業務提携を行っている立山アルミ工業のファース担当者の坪内さんとです。
立山アルミさんは、我々には出来ない日本全国へのネットワーク構築をお願いしております。今日は札幌事務所でその展開方法についての意見交換を行いました。

昨日は帯広の北海技建工業さんの関係者勉強会でしたが、ここでも「家は竣工してお客様が住んでからが本当の家づくり」を基本理念にしようと私の持論を申し上げ、参加者のご賛同を戴きました。

家を売る会社、ハウスメーカーは日本にしか存在致しません。
このハウスメーカーが果たしてきた役割は高く、日本の高度成長の牽引力を果たして参りました。しかし、数を求める時代は過去のものとなりつつあります。
本当の家づくりは、地域に密着した工務店が一棟一棟と丹精を込めてつくり上げ、竣工してから建主さんと一緒に育て上げるのです。
つまり、家づくりに終わりはないのです。

家は完成させると、後は崩壊しかありません。
人間にも完成は無いのです。
常に希望を持って前を目指し、歩み続ける事により、明るい明日につながるのです。
財布の中は寂しいけど…

札幌市内にある丘珠空港からのフライトは快適でスイスイでした。
行く時は吹雪で一時間も上空待機をしたのにね…
今夜も相談メールが来ております。
出張中に山積したデスクの上の種類処理は明日の土曜日に…
ファースの家

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1ミリ1秒…札幌~帯広市

2006年03月09日 23時59分52秒 | Weblog
写真は帯広の割烹居酒屋・ちんちろりん・で、右が新しい仲間となった北海技建工業の鉾舘社長さん、販売店の杉本硝子店社長の木村さん、左が立山アルミ帯広営業所長の加治さん、同じく美人営業ウーマンの阿部さんと当社の推進本部の柳田課長です。

今日は新規加盟された帯広の北海技建工業さんの協力業者さん研修会を行いました。
多くの業者さんが、夜、遅くまで熱心に勉強して戴きましたがその熱心ぶりに感心です。
写真はその研修会の打ち上げ風景で、帯広特有の鍋物や刺身料理などを戴きました。
何よりも、少しずつ丁寧に丁寧に勉強をして戴きました。

1ミリ1秒は、当社が協賛を行って毎月開催している「絵てがみ教室」で絵てがみの先生から教わった言葉です。絵はがきに添える言葉の文字筆記には1ミリの筆を引くのに1秒かけなさいと言う意味です。
つまり、絵と文字にしっかりと魂を込めなさいと言う事です。

当社の副社長がご縁のあった方に絵てがみを書いていますが、絵の上手、下手よりも、その絵と文字にどれだけの真心がこもっているのかが大切なのだそうです。
下手さの言い訳にも聞こえますが…

家づくりも我々施工者と建主さんは竣工して住んで戴いた時から生涯の付き合いの始まりです。それには、家に確たる性能と、1ミリ1秒の精神で真心を込めて家をつくりあげる事が前提となります。

今日は始めて出会った方々が大勢おりましたが、人との出会いも丁寧に丁寧に…
1ミリ1秒を…
今夜は遅くなりましたが、多数の相談メールが来ています。
丁寧に真心込めて回答致します…
ファースの家

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家と自然素材とは…北斗市~函館空港~札幌市

2006年03月08日 19時51分03秒 | Weblog
写真は札幌市内、月寒グリーンドームで展示中のアロエ堆積土の内装仕上げ材(商品名・ダイアマート)のブースで右から「夢ファクトリー知床」http://www.scene21.jp/yume-f代表の本木誠二さん、応援者で道東、斜里町のファース工務店、丹羽工務店の丹羽麻美さん、そして代表の丹羽豊文さんとです。

今日は札幌地方が吹雪のため、プロペラ機で札幌市内上空を1時間も旋回待機で、通常30分のフライトタイムが1時間30分もかかってしまいました。
先週、滞在していた九州の今日は快晴で梅の花が満開なのに…
冬の北海道内の移動ではよくある事です。

今日は丹羽さんが応援している、自然素材内装材の出展会場を取材しました。
丹羽さんが是非ともと推薦すのは、どんなに優れた自然健康仕上げ材と言っても、家に性能がなく、隣の部屋との温度差が大きくなれば、その界壁材の含水量が増加してカビの胞子が発生して決して健康空間にならないからです。

家に使用する自然素材には、無垢の木材、漆喰塗り壁材、珪藻土仕上げ材などがあります。
それぞれが長所、短所を持っていますが、共通した特徴は、いずれも自然吸湿、有機ガスの吸着作用などがあり、自然環境と住む人に優しい空間をつくれる事だと思われます。

木材は素材の柔らかさ、穏やかさの情緒性がありますが、価格の面では難点があります。
漆喰仕上げは、その気品の高さが特徴ですが、本物の漆喰塗り壁の材料入手、職人手配など課題がありますし、価格がとても高額なものになります。
最近、特に注目されているのは珪素土の仕上げ材で、調湿、消臭、素朴な仕上がり具合が評価されております。課題は収縮クラックなどのメンテナンスが難しい事でしょう。

今日、取材したアロエ堆積土の塗り壁材は、珪藻土と同じような効能を持ちながら価格も安価で施工もし易く、素人でも楽しみながら壁を仕上げる事が出来ます。
また、収縮クラックも起きずメンテナンスも極めて簡単に出来そうです。
何と言っても建主さんと一緒にコラボレーションで家づくりを行う提案も出来ると思います。単に自然の健康素材だと言うだけでなく、家づくり提案の新しい切り口が出来る素材です。ファース本部も積極的に推奨してゆくつもりです。

小さな飛行機で1時間30分も揺られ、苦労して月寒会場に着きましたが、会場には全道各地からファース加盟工務店の方々がたくさん来られておりました。
その多くの方々が、塗り壁材・ダイアマートに注目されており、仲間が薦める新しい仕上げ素材を純粋に応援する姿を目にしました。
ファース加盟工務店の仲間意識…みんなの笑顔に大揺れ飛行機のストレスも吹っ飛んで…
明日は吹雪の中を帯広に移動です。
ファースの家

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行動なくして成果なし…北斗市~函館

2006年03月07日 18時14分00秒 | Weblog
写真は本社屋の前にある落合園芸harley80@msa.ncv.ne.jpのビニールハウス内でオーナーの落合修さんとです。
落合さんは、主に東京、関西に出荷する百合花を栽培しており、その百合花の色に特徴があり首相官邸のロビーなどに飾られる事もあるそうです。

今日は行動なくして成果なしの意味を記述します。
思っている…考えている…
そうです。思う、考えるだけなら誰もが直ぐにでも大社長や億万長者にもなれます。
ただ、思い、考えるだけなら何も進展しないのです。
思っている、考えている、と同時に行動が伴わなければなりません。

しかし、行動を起こせば失敗がつきものなのです。
ところがこの失敗は成功より多くの事を教えてくれます。
ひとつの成功で得られる情報より、失敗で学ぶ情報の方がとても大きいのです。

失敗を怖れて行動を起こさなければ、得られる成果は何もありませんし、いたずらに、時間と言う財産を食い潰して行くだけです。
私はこの30年間、失敗ばかりをしてきました。
失敗を経験する事で失敗しない方法を発見出来ます。

ファースの家は失敗の延長線上で確立した住宅システムと言えるのです。
一生一代の建主さんの家づくりには絶対に失敗を許されないのですから…

落合園芸の落合さんも様々な試行錯誤を繰り返し、ようやく自信を持って出荷出来る花々をつくれるようになったと言いますが彼の信条は有言実行だそうです。
まず思案…そして行動です…

今日は熱計算ソフトのバージョンアップや家庭裁判所で、家事調停委員としての研修を受けるなど、分単位の日程をこなしました。
明日は札幌へフライト移動ですが、私の行動は移動距離が長すぎる…
これから帰って出張準備です。
ファースの家

デジタル時代にアナログ人間が輝く…北斗市本社

2006年03月06日 18時22分03秒 | Weblog
写真はデジタルテレビの営業に訪れた松下電工の関連販社、大興電気出向役員の桶作さんです。典型的なアナログ人間の桶作氏に最先端のデジタルテレビを薦められて…

昨夜、三人の市長候補がしのぎを削った注目の北斗市市長選挙で初代市長に、旧上磯町長の海老澤順三氏が投票数の約50%近くを集め当選を果たしました。
前評判での海老澤氏を73歳の高齢ではデジタル時代について行けないだろう、と言う理由で劣勢が伝えられ、三人がほぼ互角の戦いと思われておりました。
しかし、開票の結果は二位に大差をつける圧勝となりました。

海老澤氏は15年前、来るべきデジタル時代に備え、中学校教育にパソコン教室を導入するなどの先見的な教育行政を行って来ました。また、北海道で一番効率の高い自治体行政を実施して財源を確保し、教育、福祉、老人医療などの充実に充ててきました。
積極的なデジタル導入で効率化をはかり、極めの細かい真心のこもったアナログ行政で多くの成果を上げて来たのです。

この時代、デジタルについて行けなければ情報量や情報処理、分析作業などにおいて膨大な差がついてしまいます。しかし、デジタルに偏向し過ぎれば、ホリエモン思想ではありませんが「金で心は買える」などと言う、自らを滅ぼす環境に陥ってしまいます。
つまり、デジタルの無機質さと、アナログの情緒性の程良いバランスが必要なのです。

海老澤氏は、私達夫婦の媒酌人として、何回も、何回も家内の実家(知内町・北島三郎の親戚)に奔走してくれるような人情を持ち合わせております。その優しい人柄を生かした情緒性と、デジタル効率の必要性をともに行政に実践している首長だと思われます。

私達の工務店経営には、デジタル活用で積算、受注、施工、顧客管理などの合理化を図らなければなりません。
そして当然ながら、人を大切にするアナログ精神が不可欠なのです。

今日は一日、社内で勤務し、多くの決済業務と来客対応を行いましたが、来社する方々の多くがアナログ人間と思われます。しかし、そうした方々の会社は完全にデジタル化しているようです。私のスケジュール管理も完全にデジタル管理されています。
せめて、人間性だけはデジタル化されないようにしなければ…

先週、滞在していた九州とは30分も日暮れが早いため、北海道はとっぷりと暮れて函館山頂上の灯りが煌めきだしました。
あの灯りの下に多くの方々の人生があり、デジタル人間もアナログ人間も…
桶作さんのようなアナログ人間の方が付き合いやすい…デジタルテレビを買おうかな…
ファースの家

一時間40gの体重が…函館~北斗市

2006年03月05日 19時35分06秒 | Weblog
写真は函館駅前、棒ニデパート4階紳士売り場で、担当の山崎さんによる洋服仕立て採寸風景です。

今日の日曜日は北斗市市長選挙の投票日です。
投票を済ませてから久々に洋服新調のため採寸に行って来ました。
採寸では166cm、59kgの体型…これは30年前と全く変りません。
体型は変らなくとも見た目が変っています。
採寸する山崎さんとはつくりが違うのか…

体重管理は補給熱量と放出熱量を意識すればさほど難しくありません。
人の身体は、生きるために生存必要エネルギーとして、寝ている時も平均約50kaclの熱を放出していると言われます。食べ物で身体の中に溜め込んだ脂肪や蛋白質などの栄養分がエネルギーとして燃焼されます。
その消費熱量を体重換算すれば時間当り約40gの体重が減る事になります。
つまり、一日24時間、全くエネルギーを摂らなければ、何の運動もせずに24×40=960gと1kg近くの体重が減ると言う事です。

しかし、100kcal(ご飯一杯約200kcal)のエネルギーを運動で燃焼させるには30分以上ものジョギングが必要と言う事です。摂取したエネルギーを運動で燃焼させるのは容易な事でありません。つまり、常に自分のエネルギーの収支計算を念頭に入れてカロリー摂取の量を意識すべきでしょう。

当社のファースの家は家の中に溜め込んだ熱(日射熱取得量や生活発生熱など)の熱損失計算をしっかりと住宅システムとして組み込んでおります。取得し過ぎればオーバーヒートとなって暑過ぎ、不足すれば寒くなります。家の熱収支も人間の体重と同じです。

夕方になって北斗市は雨脚が強くなりました。
市長選挙の投票も間もなく終了して、今夜半には新しい市長が決まります。
その行方を気にしながら、今夜もメール問い合わせの返信を行います。
デスクから見える函館山の頂きの灯りが…チラッ!…アッ消えた…
ファースの家


スタッフの行動は経営者の鏡…鹿児島~東京~北斗市

2006年03月04日 18時29分55秒 | Weblog
写真は当社の東京事務所(浜松町駅前・大江戸線大門駅前)の隣にある「インド料理レストラン・マサラキッチン」で、当社、東京事務所の大阪生まれのシャンシャン娘、中島幸(みゆき)とです。

ここの「マサラキッチン」のカレーにつくナンは、東京でも大評判で昼時は長い行列が出来るくらいです。ここのサラサラしてコクのあるカレーと、ふくよかな味わいのナンは、一回食べたらやみつきになります。
東京事務所で仕事をする時は必ずこのマサラキッチンのカレー・ナンと決めています。

料理の味もさる事ながら、この店のスタッフ全員、インドの方ですが、肌の色の異なるスタッフの方々の、その笑顔と機敏な対応に感心させれます。
この店のオーナーである稲岡さんが、自ら先頭にたって陣頭指導を行っているようです。
そのような経営者の姿をスタッフの方々が自然に身に付けるんですね。
オーナー稲岡さんの、来店されたお客様への気配りと、厨房とホールを動き回るスタッフの方々への篤き心配りに多くを学ぶ事が出来ます。

一人では絶対に出来ない工務店経営こそ、その経営者の姿勢がそのままスタッフの行動となり、つくられた家にも大きく反映されるものです。
まず経営者自身が自分の本当の姿に気づく事が、会社と自分の成長のスタートでとなるものです。

今日の朝は鹿児島空港でホットケーキを、昼は東京浜松町でカレー・ナンを、そして夜は北斗市の自宅で晩飯を…便利な世の中ですね。
さて、3泊4日の出張期間中にデスクの上の未決済書類が山積しています。
北斗市の初代市長選挙運動日の最終日ですが、選挙の成り行きを気にしながら決済業務に取り掛かります…

ファースの家


ありがとうを一日10回…鹿児島空港

2006年03月04日 18時23分40秒 | Weblog
写真は南国情緒たっぷりの鹿児島空港前のフィニックス並木で、保(たもつ)住宅代表の保幸守さんとです。
南国の燦燦と降り注ぐ太陽を受け、ついつい上着を脱いで…

今朝は朝早くから保さんがホテルに迎えに来て、鹿児島空港まで送って戴きました。
彼の表情に何故か蔭りを感じるのです。
車の中で聞いたところ、保さん周辺にはこの数年間、敬愛する創業者のお父さんを亡くする等、不幸な出来事ばかりがあったそうです。しだいに、沈痛さが表情に出るようになったのだと思われます。

人生には、このように不幸な事ばかりが続く事もあります。
いばらの道があるからこそ、その向こうに幸福の光明が見えてきます。
いばらの道を突き進む時、明日は今日より必ず良くなるのです。

自分を励ますために必要なのは、支えてくれる周りの人々への感謝の念なのです。
その方々にありがとう!!!…ありがとう!!!
一日10回以上、ありがとう!を言うようになりましょう。

元気な笑顔でおはよう!…お疲れ様!…ご苦労様!…そして、ありがとう!!!
周辺に笑顔と勇気が漲って、そこには必ず、幸福の兆しが見えて来ます。

保さん、早朝から送って戴いてありがとう!!!
空港の出発ロビーで、全てを悟った彼は、満面の笑顔でありがとう!!!
うん!…保幸守さん、あなたは必ず幸せになるよ…ともに頑張ろう…

宮崎と鹿児島の方々の熱い思い遣りの心に触れ、晴れた気持ちでフライト…
ファースの家