毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

快適度数とは…宮崎市~鹿児島市

2006年03月03日 22時15分45秒 | Weblog
写真は九州電力鹿児島支店の懇談ラウンジで壮大な櫻島を背景に、左手前から立山アルミ鹿児島営業所長の内海さん、鹿児島県で始めてファースに加盟した保住宅サービス代表の保さん、九州電力鹿児島支店グループ長の古江さん、同じく副長の新内さんと私です。

九州電力主催の工務店経営セミナーに、立山アルミの内海さんからお誘い戴いた事がご縁で保住宅サービスさんが加盟されました。
その、加盟の報告ご挨拶に伺いました。

この懇談のあと、鹿児島県で初めての新規加盟工務店さんの保住宅サービスさんの事務所を訪れて、快適度数(PMV値)の意味を勉強して戴きました。
快適度数とは、住む人の90%以上の方々が快適だとする生理的な統計学だそうです。
暖房においては20℃、冷房においては26℃、更に湿度は50%と、更に空気が1秒間に15㎝ほどの僅かな動きと、室内気温と床、壁、天井の表面温度が同じ温度になる事が、輻射100%と言う事になり、快適さをつくるのに大切な第四要素となります。

しっかりとした気密性がなければ床と天井の温度は一緒になりません。
また、しっかりとした断熱性がなければ壁の温度と室内気温は一緒になりません。
更に、気密と断熱の劣る窓を取り付けると「コールドドラフト現象」が大きくなって、冬期間、室内の窓側の空気が大きくなり過ぎます。

このように室内を常に快適な空間に維持するためには、家に気密や断熱性、窓の機能と性能、更には暖房や冷房の機器選定などが重要な要素となります。
ファースの家はこのような、快適度数にとことん特化した住宅システムです。

本州の最南端の鹿児島市内にフィニックスの木が高々とそびえ立ち、まさに南国の雰囲気を感じます。
しかし、今日は乾燥した冷たい寒気に襲われて、北海道より寒いような気がします。
今日の夜は、鹿児島県内で初めてのファース工務店さんである保住宅サービスさんの保さんと、弟さんの成次さん、九州電力鹿児島支店副長の新内さんの4人で「豚軟骨の柔ら」の特別料理を囲みながら「家づくり談義」にひと時を過ごしました。
外は寒いのですが新しい仲間が出来て内側から温まる思いです。

今夜は早めにホテルに戻りましたが、悩みの相談メールが…
住宅産業はクレーム産業と言いますが、クレームの起きない家づくりも実存するのですがね…少しでも悩みを解決に導いてあげたいですね。
明日は東京に寄ってから北海道です…
ファースの家


偏西風とは…福岡~宮崎

2006年03月02日 22時24分47秒 | Weblog
偏西風とは…福岡~宮崎

写真は宮崎市内にあるレストラン「馳走や・クオーカ」で左が大塚工務店社長の大塚さんと奥様、ハウスケア・イワキリ社長の岩切さん、右が岩切さんの奥様とクオーカのマスターの松木さんと私です。
宮崎に来て、東京銀座のレストランでも充分過ぎるほど、垢抜けしたお料理をご馳走になりました。
美味しかった…このような洒落たレストランを持つ宮崎の皆さんが本当に羨ましい…
ちなみにこのレストラン「馳走や・クオーカ」の店はファース工法で出来ています。

昨日は函館空港から羽田空港乗り換えで福岡空港にやって来ましたが、函館と羽田間のフライトタイムが1時間15分かかり、いつもより5分余計にかかりました。
更に羽田と福岡間は1時間45分かかり、いつもより10分余計にかかりました。
双方とも機長のアナウンスで説明があり、向かい風がいつもより強いのだそうです。

日本の上空10,000m付近にはジェット気流と言われる偏西風が、年中吹いています。
様々な地球上の自然メカニズムが影響しているのだそうです。
このジェット気流は偏西風と言うくらいですから、絶えず西から東に向かって流れている強い風です。
このジェット気流は、地球儀で見るほぼ真上の北極が中心となって回っています。
日本は、このジェット気流の円の南端辺りある事から、高温多湿の夏と低温乾燥の日本特有に気候となっているようです。

昨年から今年にかけての寒波襲来は、このジェット気流の中心が北極から日本列島の方へ南下して来たのが要因と言われています。
つまり、こちらに南下した分、反対側のヨーロッパ側は寒さの地域が北上したと言われています。

このジェット気流は常に西から東に流れていますが、昨日のように、特にその気流が強い時、東から西に向かう飛行機は相当の時間を要する事になります。
当然、帰りのフライトは追い風に乗ってスイスイと…
ところが、とかく帰りの時間になるとジェット気流が弱まるんですよね。
今日の福岡から宮崎へのフライトは北から南への移動なので、ジェット気流の影響は少なかったようです。

宮崎の昼はクオーカの都会料理を…
夜は、大工さん達と、何とイノシシ料理と鹿刺しをご馳走になりました。
宮崎の食べ物へのこだわりは函館を超えるかな…
感心しかりです。宮崎の大工さん達と楽しい楽しいひと時を過ごしました。
現場の方々の心意気に感心…感謝です!!!
ファースの家

新聞社の悪徳業者取材…宮崎市内

2006年03月02日 22時18分36秒 | Weblog
床下換気扇の効果…宮崎市内

写真は宮崎市内のレストランで「産経宮崎」の新聞記者である永森さんの取材に応じているところです。
宮崎県内であった高額で発注した床下換気扇工事の必要性の有無の取材でした。

床下換気口や換気扇などの取り付けや、炭や活性炭、シリカゲルなどの調湿剤の敷き込みには前提があります。それは外部の地盤面(GL)より、床下の地盤面の方が少なくとも5センチ以上、高くなっている事です。更にその床下地盤面にポリフィルムなどの防湿シートをしっかりと張り込んでいる事が前提となります。
この前提が揃っていれば、多額のお金を払って機械換気を行う必要は殆どありません。

したがって取材のあった案件は、まさに詐欺的行為と言えるでしょう。
上記の条件が揃っていれば、床下に腐朽菌やシロアリなどの被害に遭う事は、ほぼ、無いといって良いでしょう。

被害者は高齢の一人暮らしのご婦人だそうです。
このような人々を騙す人は、絶対に幸福になれないでしょう。
人さまに幸せを与えた分しか自分は幸せになれないのですよ…
ファースの家



家は住む人の生命財産を守る空間…北斗市~函館~東京~福岡

2006年03月01日 22時45分14秒 | Weblog
今日は吹雪の北海道を飛び立ち、梅の花咲く九州にやってきました。
写真は建築費の無駄な潜在経費をシステム的に削減する手法を研究指導しているハウジングアカデミー協会の田中会長と…

田中会長のノウハウをファース加盟工務店に浸透させるためのシステムづくりの具体的なすり合わせを行いました。

今夜は地震に強い実績のあるファースの家を記述します。
先の新潟中越地震の際に震度7と言う激震地の真上に、59棟ものファースの家が建築されておりました。この震源地に最も近い住宅は、500kgもある電気温水器が20センチ以上も飛び上がったあと、そこにあった台に乗り上げて転倒するような凄まじい地震でした。しかし、その家はその温水器が倒れた以外の被害はほとんどありませんでしたし、それ以外の58棟全棟にも大工さんが半日で補修出来る程度の被害しか無かったのです。
ファースの家の専用樹脂原液の現場スプレー発泡が、家全体を完全にシームレス状に包み込み、あのように大きな震災にも人命と財産を守るための家として大きな役割を果たしました。ファース工法は樹脂断熱材を土台の外側から断熱材が意図的に基礎と土台の間に20ミリほどの隙間を設け、この隙間に樹脂断熱材が充填され、内側に巻き込むような構造になっています。
家をゴムマリ状に柔らかく包むファースの家…
元々、この断熱材はある程度の柔らかさがあるため、前述のような地震のパワーを吸収する吸震効果とともに、隙間を完全に塞ぎ土台を室内環境と同じ場所に置くような構造としました。これも特許ライセンスを取得する事ができましたが、茅葺屋根の免震の思想を用いたものです。この技術により樹脂が完全に基礎、土台、外壁と構造体、屋根までもシームレス状に一体化させ、地震や台風に極めて強い構造となりますが、家全体がゴム状に柔らかく接合され、ゴムマリのように家を転がしても大丈夫なような特殊な構造となります。

家の性能とは、暖かい、涼しい、省エネ、長寿命などの他に、このような住む人の生命と財産をしかっかり守る使命も果たす必要があります。

氷点下の函館を後にして九州に飛んできました。
ハウジングアカデミー協会の田中会長とトップ会談を行い、業務提携の詳細について刷り合せを行いました。
福岡市内にある料亭「ざうお」は店の真中に大きな池があり、活魚が泳いでおり、その魚を釣って、その場でさばいて…
魚が可哀相な気がしますが、味は美味そのもの…
ファースの家