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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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デジタル時代にアナログ人間が輝く…北斗市本社

2006年03月06日 18時22分03秒 | Weblog
写真はデジタルテレビの営業に訪れた松下電工の関連販社、大興電気出向役員の桶作さんです。典型的なアナログ人間の桶作氏に最先端のデジタルテレビを薦められて…

昨夜、三人の市長候補がしのぎを削った注目の北斗市市長選挙で初代市長に、旧上磯町長の海老澤順三氏が投票数の約50%近くを集め当選を果たしました。
前評判での海老澤氏を73歳の高齢ではデジタル時代について行けないだろう、と言う理由で劣勢が伝えられ、三人がほぼ互角の戦いと思われておりました。
しかし、開票の結果は二位に大差をつける圧勝となりました。

海老澤氏は15年前、来るべきデジタル時代に備え、中学校教育にパソコン教室を導入するなどの先見的な教育行政を行って来ました。また、北海道で一番効率の高い自治体行政を実施して財源を確保し、教育、福祉、老人医療などの充実に充ててきました。
積極的なデジタル導入で効率化をはかり、極めの細かい真心のこもったアナログ行政で多くの成果を上げて来たのです。

この時代、デジタルについて行けなければ情報量や情報処理、分析作業などにおいて膨大な差がついてしまいます。しかし、デジタルに偏向し過ぎれば、ホリエモン思想ではありませんが「金で心は買える」などと言う、自らを滅ぼす環境に陥ってしまいます。
つまり、デジタルの無機質さと、アナログの情緒性の程良いバランスが必要なのです。

海老澤氏は、私達夫婦の媒酌人として、何回も、何回も家内の実家(知内町・北島三郎の親戚)に奔走してくれるような人情を持ち合わせております。その優しい人柄を生かした情緒性と、デジタル効率の必要性をともに行政に実践している首長だと思われます。

私達の工務店経営には、デジタル活用で積算、受注、施工、顧客管理などの合理化を図らなければなりません。
そして当然ながら、人を大切にするアナログ精神が不可欠なのです。

今日は一日、社内で勤務し、多くの決済業務と来客対応を行いましたが、来社する方々の多くがアナログ人間と思われます。しかし、そうした方々の会社は完全にデジタル化しているようです。私のスケジュール管理も完全にデジタル管理されています。
せめて、人間性だけはデジタル化されないようにしなければ…

先週、滞在していた九州とは30分も日暮れが早いため、北海道はとっぷりと暮れて函館山頂上の灯りが煌めきだしました。
あの灯りの下に多くの方々の人生があり、デジタル人間もアナログ人間も…
桶作さんのようなアナログ人間の方が付き合いやすい…デジタルテレビを買おうかな…
ファースの家

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