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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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クールビズ効果・・・札幌~函館~北斗市

2006年06月18日 16時21分46秒 | Weblog
写真は一週間ぶりに戻った函館空港で迎えの専用車です。
ちなみに運転手は、私が19歳の時に飛び込んで来たトビ職仲間(でも彼は高い所に登らないトビ職?)で既に40年以上の社歴を持つ福田さんです。
今日は快晴、札幌の丘珠空港からプロペラ機で快適なフライトで戻って来ました。

北海道は爽やかです。しかし、本州は初夏の気候で国会議員もノーネクタイで登庁、クールビズで地球温暖化防止に貢献するのだそうです。
果たして、このクールビズと言う風習が何処まで省エネ効果をもたらすのでしょうか。
ノーネクタイで冷房の設定気温なのですが、極めて限定的な効果です。
やる気さえあれば・・・気温を気にするより仕事の中に集中したら・・・

私がトビ職の時代は、地下足袋のコハゼを止めた時に緊張感と仕事へ向かう気持ちの切り替えが出来ました。今はネクタイを結んだ時をその気持ちの切り替えにしています。
工事現場で作業を行う方々は作業服が戦闘服なのです。ビジネスマンは背広とネクタイが戦闘服なのではないでしょうか。スーツとネクタイは人と接する時、敬意を表する儀礼でもあります。クールビズでも、その切り替えがしっかりと出来るのであれば良いのですが、クールビズが単にファッション感覚で捉えられているような気も致します。

クールビズ効果は、何のためのクールビズなのかを意識した時に決まります。冷房設定温度を上げるため、それが省エネとなり、地球温暖化防止に貢献するためです。
オフィス内の60Wの電灯の1個を24時間、1ヶ月間点灯し続けると43.2kwの電力を使い、電気料金が約900円かかります。一人のクールビズ実践者が、この1個の電球の省エネを考慮した時にこそ効果があるのです。
また家の性能・・・屋根の熱を入れない断熱性能、遮蔽熱ガラスの採用などでエアコンを最高の効率で稼動させると1ヶ月に1,000kwもの省エネが可能となります。

それよりも国会議員の先生が、大型の乗用車に一人で載って登庁する事を止めた方がはるかに省エネとCO2削減に貢献するのではないでしょうか。
と言うわけで、当方も迎えの車は軽四輪にしようかな・・・
でも運転手の福田さん・・・いつも顔が暑苦しい・・・

久々の本社・・・日曜日なので誰もいませんが、自分のやる事はいっぱいあるんです。
窓の外に目をすれば、函館山が薄青い下北半島を背景にして凛して佇んでいます。
ファースの家

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