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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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発明はあなたにも出来る・・・東京~函館~北斗市

2006年06月08日 19時19分49秒 | Weblog
写真は今日8日の午後、当社の東京事務所へ取材に来社されたPHP研究所の方々で、奥からPHP編集部の部長、小瀬宏和さん、記者の加賀谷高樹さん、法人普及部の係長、山森日出臣さんです。雑誌、PHP10月号に掲載する記事取材に見えました。
ここで発明に至る経緯などの取材を受けました。

私達ファース本部は毎月一件程度の特許出願を出しております。
発明と言えば、大きな研究所などで行うものと言う観念があります。しかし、我々でも多くの特許出願をして特許登録の交付を受けています。
発明は、今、困っている事、不便を感じている事に遭遇するのが動機となります。
その困っている事、不便を感じている事をどのように解決するかを真剣に考えると、その事に対する様々な解決法が存在するものです。その解決方法に、かって無かった道具などを作って用いたら、その道具が発明品になります。しかし、その道具が既に他の人が起案して世間に公表している場合は特許になりません。したがって発明した道具とほぼ同等のものの存在や参考文献などの有無を徹底して調査しなければなりません。

調査して見つかれば、それを上手に使用する事で困った事も、不便な事も解決できるのです。しかし、その既存の道具が高価だったり、使い難かったりする場合、その事を解決する手法も特許となる事もあります。一般の方が特許の出願を行う場合、多くが特許事務所に依頼して弁理士さんに書いて戴きます。定期的に改正される特許出願ルールがあるので素人では中々難しいと思います。私達も最初は出願に試行錯誤を繰り返したものですが、ファース本部のように特許権利がビジネスの根源になっている場合、やはり弁理士さんの助言を必要といたします。しかし、特許出願書、商標登録出願などは全て社内で行っており、事案が発生した時に弁理士さんにお願いをする方法をとっています。

素人でも発明は出来ますし、頑張れば特許出願を自分で書いて提出する事も可能です。
例えば「丸い鉛筆が転がって机から落ちて芯が折れるのを解決するため六角形に角を付けました」これが特許となります。しかし、このような特許出願書を書けば、六角形以外の八角形、十角形などにすると、この特許に抵触しなくなります。
上手な特許出願書の書き方は「転がらないように角を付けた事を特徴とする鉛筆」とする。
あなたも発明、特許にチャレンジしてみたら・・・
梅雨の本州からカラットした北海道に戻りましたが少し肌寒さを感じます。
今日は早く帰ろうかな・・・
ファースの家
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