風のたより

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            プラハ城見学  その1  城内と聖ヴィート大聖堂

2015-11-01 | 中央ヨーロッパ4か国の旅



この日からプラハの市内観光が始まりました。

まずはバスでホテルを出プラハ城に向かいました。
プラハ城はヴルタヴァ川(ドナウ川)を挟んで高台にあり、バスを降りていよいよ城内に入ります。





しばらく歩いて行くと、家の壁が立体的に描かれた建物が出てきました。

これはスグラヴィータといってルネサンス期に流行した装飾の様式だとか。
一種のだまし絵で、平面を一見豪華に見えるように立体的に装飾したもので、財政の厳しい時代に
多く見られた手法だったようです。





城内の端からも高く聳える聖ヴィート大聖堂が望めます。






聖ヴィート大聖堂の真下までやってきました。

14世紀、カレル4世によ建てられたゴシック様式の大聖堂で、現在も王の戴冠式や大統領任命式に
利用されることもあるとか。

聖堂内には、チェコを代表するアール・ヌーヴォーの芸術家、ミュシャ(ムハ)のステンドグラス
があることでも有名なようです。





中に入ると天井が弧を描くように高く聳える立派なゴシック建築で、大聖堂の内部は、天井の高さ
34メートル、幅60メートル、奥行き124メートルの大空間とか。

ヨーロッパの教会はどこで見てもみな立派です。





綺麗なステンドグラスが左右の壁を飾っています。

ガラス窓を通して差し込む光が美しいですね。





こちらが側にも~~~~







そしてこのステンドグラスが、アルフォンス・ミュシャ(チェコ語読みは"ムハ")の代表作の
ステンドグラスだそうです。

他の物とはちょっと違う雰囲気を待っていると現地ガイドさんのお話でした。





正面から見た聖ヴィート大聖堂。

城内の中で一番高く聳える二本の塔と鐘楼。





大聖堂前と反対側にある建物のバルコニーには、かつてチェコを支配下に置いたヒットラーが演説した
場所とも言われています。



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