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         ミュンヘン滞在記 その19       ザルツブルグ&ハルシュタット

2013-09-27 | ミュンヘン滞在記



いよいよミュンヘン滞在も残り数日となりました。
ミュンヘン滞在中できたら行きたいと思っていたオーストリアでしたが、今回ミュンヘン発のオーストリアの
「ザルツブルグと世界遺産のハルシュタット」を訪ねる日帰りバスツアーがあることが分かり事前に予約を入れ
先日現地ツアーに参加してきました。

ミュンヘンからオーストリアのザルツブルグまではバスで2時間半、電車なら2時間弱の距離にあります。

写真はザルツブルグにあるミラベル宮殿で「サウンドオブミュージック」の撮影地として有名になった所です。





ミュンヘン中央駅に集合した参加者は全員で12名。
今回はドイツからオーストリアに入るためパスポート持参ということでした。
バスは一路ザルツブルグをめざしアウトバーンをひた走ります。





途中ガイドさんお奨めのキーム湖が見えてきました。
島の中央にはルードビッヒⅡがフランスのベルサイユ宮殿をまねて作らせたというヘレンキーム城が
あるということでした。





さらに走ること1時間ほどで、いよいよドイツとオーストリアの国境に近づいてきました。
陸路で国境を超えることは初めての経験です。
国境を超えるってどうなるのだろうと思っていると、、、、





ガイドさんから右側の標識を見るようにとのこと、、、
星のマークの入ったEUの標識がオーストリアに入ったことを示しているようです。

「え、これでもうオーストリアに入ったの??」
あっけない入国で、持参したパスポートも出すことはありませんでした。





オーストリアに入って初めてトイレ休憩となった場所です。
綺麗なトイレは入る手前に0.5ユーロを投入する機械が設置されていました。
ヨーロッパはどこへ行ってもトイレは有料が多いです。





今回使用したツアーバスです。





その後バスはいよいよザルツブルグ市内に入りました。
ミュンヘンとは違ったどこか地味な印象の街でした。





バスを降りて一番先に案内されたのが、お花が咲き乱れるミラベル宮殿でした。
遠くにホーエンザルツブルグ城が見え、その手前に大聖堂が望めます。

ここは映画「サウンドオブミュージック」の撮影された場所として有名になったようです。





現在この宮殿は市役所として使われているということでした。





ザルツァッハ川の手前には、指揮者として有名だったカラヤンが住んでいたという建物がありました。





この橋を渡りいいよ旧市街へ、、、





細い路地裏のお土産屋の並んだパッサージュのような道を通り抜けると、、、





ちょっと開けた路地に出ましたが、結構狭い道でした。





この狭い道をさらに進むと右側に黄色い建物が見えてきて長い旗が下がっていました。
ゲトライデ通り、旧市街の一番の目抜き通りです。
この建物の4階部分がかの有名なモーツアルトの生まれた場所ということでした。

あのモーツアルトがこの場所で生まれたと思うとなぜか感動です。
この日はなぜか黒いたれ幕でした??





モーツアルトの住んでいたという住宅の1階部分はマーケットになっていました。
モーツアルトが住んでいた頃もそうだったのでしょうか??





中に入ってみると、、、
けっこう綺麗なお店でいろんなものが並んでいました





この通りは鉄細工の装飾看板が綺麗なことでも有名なようです。





こんなゴージャスなマックの看板を持つお店はここだけでしょうね。





この建物は大聖堂。






中は荘厳な雰囲気が漂いヨーロッパ最大級のパイプオルガンがあるということでした。
この教会でモーツアルトもきっとオルガン演奏をしたかもしれませんね。





大聖堂の中にはモーツアルトが誕生の翌日洗礼を受けたという洗礼盤がありました。
またこの教会でカラヤンの葬儀も執り行われたということでした。





ザルツブルブといえば音楽祭で有名ですが、そのメイン会場となるのはどうやらこの祝祭劇場といわれる
この会場のようです。
大きな岩場をくりぬいて建てられているとか。





フリータイムに街を散策。
この道向こうの鉄製の看板が下がっている所がモーツアルトチョコレートの本店フュルストで一つ一つ
手作りで味もおいしく銀紙に包んであるのが商品登録のようです。





音楽の街らしく街角には楽器を奏でる人たちが、道行く人を楽しませてくれていました。





通りから一本入った狭い路地裏にも風情があり、お土産屋さんもいっぱい並んでいました。
初めて訪れたザルツブルグはドイツ、ミュンヘンとは違う小さい町でしたが、モーツアルトの
生まれた土地ということでとても親近感が出た町となりました。







ザルツァッハ川沿いを観光客を乗せて走る馬の姿もなぜかスマートに見えてきました。(笑)

バスはこの後、湖畔を巡りザルツカンマーグートといわれる湖水地方の一番奥のハルシュタット
を目指しました。

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