風のたより

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                    中部国際空港セントレア開港10周年   その2

2015-02-24 | 中部国際空港(セントレア)



スカイデッキからまだまだ離着陸の飛行機を眺めました。

伊勢湾の海と雪山を背に尾翼にピンクの梅の花をあしらったチャイナエアライン。





このチャイナエアラインが、大きく向きを変えて動いている後ろから見慣れない飛行機が、今まさに
飛び立つところです。

伊勢湾に浮かぶ運搬船も入り思いがけずのスリーショットになりました。





そしてここでテイクオフ!!
やっと離陸の瞬間をキャッチできました。

で、あの見慣れない飛行機は??
後であれは貨物機と分かりました。





同じ機種が停まっていました。(KALITTA AIR)

どうやら貨物機には窓がないようで、~~AIRと書かれているのは、カーゴ(貨物機)の様です。
乗客を乗せる飛行機には窓が必要ですが、カーゴなら確かに窓はいりません。





よく見ると一般の飛行機の中に貨物機もけっこう停まっていました。
窓のないこのATLAS AIRと書かれている飛行機もカーゴです。





このカーゴもやがて飛び立って行きました。





次に滑走路に入ってきたのは、セントレアからグァム行きの便としてのUNITED(ユナイテッド)





降り立った後、滑走路を移動中なのは、機体が長いシンガポールアエライン。
セントレアとシンガポールを結ぶ便は、このシンガポール航空の一社だけとか。





これは“ほほ笑みの国”へ飛び立つタイ航空。

こうしてみると、セントレアはけっこうアジア便が多いようです。





その中で、、、

いつの間にか白くて大きな見たことのないジャンボ機が滑走路に入ってきました。
できたら今日ぜひ見たいなと思っていた噂のドリームリフター(747LCF)のようです。(喜!!)

見たいと思ってもいつも必ず見れるとは限らず、日本の空港の中でこのセントレアでしか見ることが
出来ないレアなジャンボ機として話題になっているようです。





滑走路を移動したドリームリフターは、やがて一番海側に機首を海側に向け駐機しました。
ここが定位置になっているようです。
一般の飛行機はほとんどが空港の正面に向けて駐機していますから、この駐機の仕方は珍しいです。

このドリームリフターも言ってみれば大きなジャンボの貨物便で、アメリカのワシントン州シアトルにある
ボーイング社の工場で造られる「ボーイング787ドリームライナー」の翼や胴体をこのセントレアから
輸送しているのだそうです。





機体の姿だけでも見れてラッキーと思っていたら、やがて後ろの胴体の一部が開きました。
こんな風に飛行機の後ろの胴体が開く姿は初めて見ました。

ここに中部地区の重工業メーカーが製造した機体の翼や胴体を今から詰め込むようです。
近くに関連した運搬車が行き来していました。





このドリームリフターが荷物として載せている部品もジャンボの一部なら、運ぶ飛行機も体の大きなジャンボです。
心なしかなんだかちょっと重たそうです。

このドリームリフターは不定期で、いつ来るかいつ飛び立つか分からないそうで、スカイデッキにいた
係の人に聞いても“管制塔にしか分からない”とのことでした。

ひょっとしてテロとかセキュリティの問題があるから公にしていないのかもしれません。
正確なことはわかりませんが、とりあえず見ることが出来てラッキーでした。





夕方になって再びデッキに出てみると、夕日を浴びてまたまた見慣れない飛行機が並んでいます。





夕日を受けて飛び立つ準備に忙しいNAN。

夕方6時からは、この4階のスカイデッキいっぱいにディズニープリンセス・ドリームイルミネーション
が始まる予定です。

ただ海からの夕風はますます強まり、デッキに立っていると横に流されそうになるほどですが、綺麗で可愛い
ディズニーキャラクターのイルミネーション見たさに期待して待つことにしました。