ベジタリアン・マーフィーの菜食日記・日々是精進

平和を愛するベジタリアン。生命倫理、菜食、環境問題など、みんなで考えよう!

北海道でエゾシカ猟を楽しむツアー

2006-10-31 21:49:42 | 生き物たち
くしくも10月29日毛皮反対デモの日、こんな発表がなされた。

北海道のエゾシカ対策の一環として、道中小企業家同友会釧路支部が、
来年1月末までの狩猟期に白糖町の山林で、エゾシカ猟を楽しむツアーを企画。
全国の狩猟愛好者の参加を募集している。
楽しみながらシカの削減に協力してもらおうという狙いだ。

北海道によると、道東地域に生息するエゾシカは推定13万~23万頭で、
食害の他、交通事故なども引き起こしている。
道は将来的に約5万頭に削減することを目標にしている。
地元猟友会メンバーの高齢化や会員数の減少などで、削減は進んでいないのが現状だ。

同支部は『愛好者にエゾシカ猟を楽しんでもらうきっかけになれば・・・』と話している。
       
       -以上、goo newsよりー


たしかに、農家や林業家にとっては被害を減らしたいでしょうが、
もっと他に手段は無いものかと思います。

同友会にすれば、ツアーで収入も入ってくるし、シカも減少するし、
肉はシカバーガーやシカステーキ、シカカレーなど売上もあがり、
一石三鳥の皮算用でしょう。
しかし、他にもう少し穏やかな方法で削減できないものかと思います。
きっと世間では、狩猟=スポーツ、娯楽という程度にしか考えてないのでしょうね!

このブログを読んで下さってる皆様、何か良い策は無いものでしょうか。。。


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「楽しむ」 (ikura)
2006-10-31 23:10:03
その言葉が悔しいですね。何が楽しいのかしら。天敵がいないから増えるんでしょうけど。人間のエリアに来るからでしょうけど鹿もエリアを人間に奪われたからそうなったんでしょうし。。。うーん。
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そうじゃない (ボージー)
2006-11-01 07:31:31
以前こういう話を知人とした折に、彼女は「だからって地元で現に被害に遭っているヒトの立場になってみれば仕様がないのだから、ワタシ達が都会で呑気に意見を言ってはいけない」と言われました。随分目上の相手だったこともありその時は一旦同意して話を終えてしまいましたが、本当の気持ちはやはり「そうじゃないよ」というものです。

猿さんでも鹿さんでも熊さんでも狸さんでも誰でもそうですが、悪い気持ちで荒らしているわけではないのは誰の目にも明らかです。もちろん私も、知人に言われたような事は理解しているつもりですが「そうじゃない」と感じるその訳はマーフィーさんもおっしゃっているようにもっと穏やかな解決方法があるに違いないと思うからなのです。

この荒らしているのがもしも人間だったら、安易に罠にかけて怪我をさせようとか、猟をしようとか、射殺しようとか…そんな答えに至るわけはないわけですよね。もっと「困った!」とアタマをつき合わせて解決策を一生懸命練ると思います。

書いてみれば当たり前に思えることですが、他の動物だったら殺そうと比較的すんなり回答がでてくるところが間違っていると思うのです。種差別以外のなにものでもありません。人間以外だったら困ったら殺せということですものね。

確かに我々の殆どはこの手の被害に遭っていませんから、絶対に自分がその方向に解決策を見いださないとは言いきれないかもしれませんけれども(いや、でもやっぱりそこには至らないし至れないと思います)殺しちゃおうよ、というのはどういう状況であれ間違っているとは言えると思っています。
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Unknown (このはずく)
2006-11-01 08:47:26
得策・・・と言われても思い浮かばないのですが、
いえ本当は意見はあるのですが、「何を甘いことを言ってるんだ」と受け入れられないでしょう。
殺しを楽しむだなんて、その発想はいったい・・・
どんな理由があるにしろ、猟も漁も反対です。
たまに魚を食べてしまう私が言っても説得力なしですが(><)
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狩猟 (風花)
2006-11-01 09:45:11
日本の地元とこちらの環境がよく似ておりまして、どちらも鹿の農被害と削減が問題となっております場所でございまして、この問題を非常に身近に感じております。

北海道ではしばしば鹿の剥製を目に致しますが、わたくしは剥製そのものが苦手でございます。

狩猟によります生息数管理はやはり暴力的な感が否めずにおります。もし反対に激減してしまいますと、次は手段を尽くして保護に回りますわけで、人間側の都合、身勝手さが感じられてしまいます。
「管理」と申しますよりも、「共存」の観点から策を講じて欲しく感じます。

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難しいですね・・ (さむがりねこ)
2006-11-01 16:01:25
確かに北海道に住んでいると、高速道路に鹿が飛び出し、
車が大破!というニュースを聞くたびに、他人事ではない
恐怖心を感じます。
・・かといって、殺すという考えは間違っているし、ましてそれを
楽しむという発想は安易すぎるし、哀しいですね。

北海道は開拓以前は動物たちの楽園だったに違いありません。
ところが今では車を走らせれば、きれいな景色と共に遭遇する
やせ細って汚れたキツネが、人間たちに物乞いしてまで生きるのに
必死です。
人間に必要なのは衣食住だといわれますが、この動物たちは
衣はともかく、食も住も奪われているんですよね・・。

せめて、今残っている自然をこれ以上破壊しないようにする
ということぐらいしか、私には思いつきません・・。
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ikuraさん (マーフィー)
2006-11-01 19:49:18
そう、なぜ『楽しく』駆除をすると表\現したのか… エゾシカは玩具とでも考えてるのでしょうね!
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ボージーさん (マーフィー)
2006-11-01 19:57:02
だいたい人間は人間社会を中心にして物事を考える癖があります。鹿に新芽を食べられたり、猪にタケノコを掘られたり… 当事者には害獣と認知されます。 我々のような部外者は何か解決策を示さないと、強く言えないですよね。 エゾシカたちが鳥獣保護区に逃げ込むのを期待するしか無いです。
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このはずくさん (マーフィー)
2006-11-01 19:59:30
その心に秘められた『得策』を御披露してくださいね~。
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風花さま (マーフィー)
2006-11-01 20:03:59
風花さまも北海道のご出身でしたね! 私も小学生の頃、猪の剥製やマムシの瓶漬けを見て、大変にイヤな気がしました。やはり如何なる理由でも殺すのは避けたい気がします。
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さむがりねこさん (マーフィー)
2006-11-01 20:13:05
ご当地の話題になりますね。北海道は死亡事故が日本一だったと思います。広大な大地をついついスピードを出したがために、鹿と衝突して車が大破…となるのかな~?兵庫県でも山間部は鹿が道を通過しますが、フロントが凹む程度の事故で済んでいるようです。私も何年か前に鹿と峠道で併走した経験があります。ぶつからなくて良かったです。
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