坊主の家計簿

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新婚ツアー・3日目『花畑と原生花園』

2009年05月12日 | 南無阿弥陀仏の結婚式
 朝から温泉に入って、朝飯喰って、今回最大の難所である標高1139メートルの三国峠越え。いや、北海道って、山の方に行くとまだ雪が残ってまんねん。んで、北海道で一番高い所にある峠やし、「雪、積もってたらどうしよ。。。」やったんだが、幸いな事に山肌に雪は積もってても、道路は大丈夫だった。三国峠、絶景、絶景。ついでに野良(?)のエゾシカ発見。平気で道を渡るな、っちゅうねん。せっかくなので道を渡りきったエゾシカ近くに車を停めて御挨拶。まあ、元々エゾシカとかの住処にこっちがやって来たわけなんやし。

 途中、帯広、っちゅう街を通る。
 「おお、ここは中川先生が学長をしてる帯広大谷短期大学がある所やんけ」と、会話しつつ、通り過ぎる(笑)結婚先のお父さんが亡くなるまでの報恩講の講師の先生が中川先生であり、私が最初に所属寺に遊びに行った時の講師の先生も中川先生だったし。しかも2人とも中川先生が専修学院主事(教頭みたいなもん)時代の卒業生やし。2人が結婚した、っちゅう事も知ってはるし、挨拶に行っても良かったのだが、「中川先生よりも花畑牧場」っちゅう事で帯広通過(笑)

 花畑牧場。
 大変である。なんと花畑牧場の現地に行っても『生キャラメル』は10個までしか買えないのだ!しかし、『ホエー豚丼』を食べると5個+して買えるらしく、私たちも早速ホエー豚丼を食べ、2人で30個の生キャラメルを買える権利を得る。。。っちゅうか、そんなに買うか!なんだが、まあ、買う人も居てるみたいだ。
 生キャラメル、っちゅうか、基本甘いもんがキライは私はタンガクラブの土産用に2個だけ買って、新婦は土産用に結構買ってたみたいだが、それでも合わして10個ぐらいなもん。『要冷蔵』みたいなのでクール宅配便で配達して貰う。
 花畑牧場では多くの白服集団が働いて居て、それが外部から見れるようになっているのだが、場所が結構辺鄙な所やし、「○○サティアン」なんぞと良からぬ事が頭をよぎるのだが、まあ、皆さん一生懸命に生キャラメルを作ってはった。
 花畑カフェやったけな?そんな所もあって、そこが見事にパステルピンク系の建物であり、「そうか、『花畑牧場』って富良野みたいなもんやねんや」と、ようやく気づく。っちゅうか、興味なかったのだが。。。
 ちなみに、大量の生キャラメルが欲しいのならわざわざ行く価値はあるのだろうが、それで無ければイベントなんぞをしてなければわざわざ行く価値はないと思う。
 んが、これは伊勢の夫婦岩と一緒であり、やはり行かないと解らん事でもある。伊勢の夫婦岩と同じく、『花畑牧場』という夢を見させている社長はさすがである。
 
 後に、湧洞湖と海に挟まれた道を先端まで行く。ナウマン国道とか、原生花園・湿原があったりで、まあ、バイク・ツーリングの方が楽しいルートなんだろうが、ドライブでもそこそこ楽しめた。湧洞湖にはなにもない。一軒だけ、家なのか、ロッジなのか知らんが、そんなもんが湖畔に立っていたが、他には何もない。エエ感じの私が求める大自然の北海道。

 宿泊先はトマム、っちゅう所にある『アルファリゾート・トマム・ザ・タワー』(http://www.snowtomamu.jp/)っちゅう所。え~。。。冬場はスキー場らしいのだが、十勝近辺で宿泊出来るツアー会社選択のホテルがここしかなくて、ここにした。プラス、北海道の山奥(?)に30数階建てのビルが4本も立っとるわけやし、それを見たかった、っちゅうのもあったのだが。
 とにかく、建物だけで笑える。スカイウォークやったかな?「晩飯どうする?」っちゅう選択視の中で「ホテルでメシ喰うか?」っちゅう事で移動の車の中で予約が居るかどうかを電話して貰ったのだが、洋食のレストランもあって、そこまで『ホテルからスカイウォークで10分、バスで数分らしい』という新婦の謎の発言があり、「なんのこっちゃ?」と2人でスカイウォークについて諸々想像していたのだが、想像を絶するスカイウォークが現地にはあり、当日夜に少し、翌朝には朝食後の朝の散歩で長い長い、長く、無茶苦茶長いガラス張りの廊下、大自然の中を敷地内を巡る廊下があって非常に楽しかった。ホテルもワケ解らんかったし。ウチ等の部屋は31階だったのだが、まだ上もあったし、まあ、30数階立てらしい。そんな『ビル』が4本立っとる。まあ、一度体験する価値はあると思う。