坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

名前

2009年08月20日 | 坊主の家計簿
 昨日、区役所へ『出生届』っちゅうもんを出しに行く。なんせ『出生届』っちゅうもんを出すと38万円を市から貰えるのだ。っちゅうか、「税金やろ、これも!偉そうにすんなよな!!!」なんだが、特に偉そうにされる事もなく、あ、「口座振替はイヤやから現金で呉れ」っちゅう時に少々ややこしかったのだが、役人は役人なのでカチこんだら済むので一言呟いて、後は黙ってたら上司(?)と諸々相談して「大丈夫です」との事。大丈夫やねんやったら最初から文句ヌカすなよな。パパは怖いぞ。

 そうなのである。パパは怖いのである。なんせ元々「何故人間と他のいのちとの間に差別があるのか?」なんぞと云う事を思春期に思い悩み、動物管理センターなんぞの前に抗議の自作のポスターを貼ったりしてた兄ちゃんが、今や「お前。。。この部屋に誰に無断で入って来とるねん。この部屋にはうちの娘が寝とるねんぞ」と、蜘蛛だろうが、なんか判らん昆虫だろうが、とりあえず『殺す!』状態である」。パパは『触るな危険』状態である。
 こういう気分が『家内安全』だったり、『国体安穏』だったりに繋がったりするんだろうなぁ~。。。「北朝鮮のミサイル実験、断固反対!」なんぞになるんやろなぁ~。。。なんぞと、思う。しかし、まあ、うちの家庭だけが安全安泰であっても、他所がダメなら不安増すばかりであり、うちの家の周りに『混ぜるな危険・地雷』を仕込んだりして防御するにも限界があるわけやし、まあ、『家内安全』なんぞは成り立たんのが論理なんだが。とは云え、『家内安全』なんぞと願う人たちの気持ちが解ってエエ感じである。

 しゃて、今日は昨日申請した38万円の出産一時金(?)を受け取りに区役所へ行く。ついでに図書館にも初突入。うちの区の図書館、小さい。アホ丸出しの建てもん作るねんやったら、中身を充実させんかい。建築業者と癒着せんと、本屋と癒着せえ。
 とりあえず一通り廻る。え~。。。全く興味がなかったねんけど、赤ちゃんの名前を考える為の本とかあるねんな。なんちゅうんですか?画数とか、姓名判断とか。
 「我が子に幸福になって貰いたい!」とは、多分、多くの親が共通する願いなんだろうけど、その『幸福』って、『我が思い』でんがな。結局、「思い通りに育って欲しい」っちゅう、ワガママやと思うのだが。
 
 しっかりと世間の中で苦悩して、でも、その世間に還る力を得て、世間に対して「御陰様です」と云えるような人になって、同時に世間に対して「それはおかしい」とハッキリ云えるような人になって貰いたいと、『里に恵まれ、里を恵む』っちゅう『恵里』っちゅう名前にさせて頂いた。法名を名告るのならば恵里が自分で考えたらエエ。相談には乗るが、決定権は恵里にある。