エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

フジバカマ

2013年09月30日 | ポエム
漢字表記は藤袴である。

フジバカマ(藤袴、Eupatorium japonicum)とはキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物で、秋の七草の1つである。

生草のままでは無香のフジバカマであるが、乾燥するとその茎や葉に含有されているクマリン配糖体が加水分解されて、オルト・クマリン酸が生じ「桜餅の葉」のような芳香を放つ。

花言葉は「ためらい」「遅延」「躊躇」「あの日を思い出す」「優しい思い出」である。







「残り香の余韻に浸るフジバカマ」







春の七草は・・・。
「セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ」

秋の七草は・・・。
「オミナエシ オバナ キキョウ ナデシコ フジバカマ クズ ハギ」

夏の七草は・・・。
「アカザ イノコヅチ ヒユ スベリヒユ シロツメクサ ヒメジョオン ツユクサ」



たおやかな花である。



        荒 野人