エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

猛き残暑

2013年09月01日 | ポエム
猛々しいほどの熱さが蘇った。
一昨日までの涼しさは、飛び去ってしまった。



残暑の只中に居る。
熱風が吹き荒れているのだ。



とうに秋だと云うのにだ!
昨日は小さい秋を紹介した。
残暑がここまで厳しいとは思えなかったからである。

だが、この残暑は酷いではないか。







「やるせなき暑さが戻るあと一息」







明日からは、徐々に涼しさが成増すのだと云う。
本当かいな!
などと疑ってはならない。

涼しくなっていくのである。
そうでなければ、秋がひがんでしまう。
秋を運ぶ妖精たちが、寝込んでしまうではないか。



水の面は、秋を映しだそうとしている。
揺らぎの涼しさは格別である。



       荒 野人