エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

エノコロの

2013年09月06日 | ポエム
ネコジャラシ・・・とも言う。
1本抜いて、こちょこちょとすると「くすぐったい」。
それが面白くて、いっぱい抜いて束にして遊ぶ。

エノコロというより、ネコジャラシのほうが云って楽しい。







「エノコロの束になりたる小さき手」







ネコジャラシのあるところ、ススキも生える。
もちろん、山野の場合である。

街中では、そうはいかない。

だがしかし、街中の街路樹では味覚が色づき始めている。



銀杏である。

八百屋では、新栗がネットに入って並んでいる。
そろそろ、栗ご飯や渋皮煮を作る季節に入ったのである。

秋刀魚、松茸。
揃い踏みで、我が食卓にはいつ載るだろうか。

楽しみである。



      荒 野人