内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

水郷の花菖蒲に

2015年06月25日 | 日記


『佐原囃子が聞えてくらぁ~ 思い出すなぁ お玉が池の千葉道場か・・・・』 ヤクザの用心棒に落ちぶれ果てた、あの『平手造酒』もこの利根川・水郷の『菖蒲』を見ながら人生の枯れ落葉かぁ~と酒を飲みながら嘆いていたんでしょうね・・・



先日、入梅の合い間を見て利根川を挟んで千葉県と茨城県の県境に有る『佐原水生植物園』に400種15000本と『東洋一の花菖蒲』とテレビでの放送を見て行って来ました。 『東洋一・日本一・世界一』との形容も、その最盛期・満開に合わせてこそなんですよね。 この日は既に花の盛りも過ぎて7割方は終わり・・・広い園内のまだ咲いている場所を探してはデジカメで・・・



これは昨年に行った『伊豆・河津の花菖蒲園』のアヤメ達です、本来ならここを遥かに超す見事な『アヤメ達』を見る積りでしたが・・・やはり『花の満開』に合わせるタイミングは難しいものですね! 『花の特捜隊長』を自認していましたが、これじゃダメじゃん! 梅雨時の花の探索も雨の晴れ間を見ながらで、本当は傘をさしてでもなのでしょうが・・・



『 紫の 先まで濃からず 花菖蒲・・・・久保田万太郎 』

ところで『花菖蒲』と『かきつばた』の違いが分かりますか・・・知っている人は私同様に相当な『花好きの人』でしょうね。 
『花菖蒲』は花弁が網目・綾目模様に白や紫・ピンクと・・・『かきつばた』は菖蒲より小さ目で『杜若色』と言われる『青紫一色』です。 私はいつも『玉虫色』でとても杜若には程遠く都合に合わせて色も変わっちゃいます・・・



利根川沿岸の水郷ならではの風景『加藤洲十二橋』を小さな木造の小舟で、やっと船がすれ違える細い昔からの地域の生活用の川に架かった『十二の木橋』を小一時間でユラユラと・・・・何故か船頭さんも『おそろいの菅笠にもんぺ姿』の昔のお姉さまばかり・・・カメラを向けると恥ずかしいそぶりでニコッとポーズをとったりして、やはり『観光地』なんですね。 とても『潮来花嫁さん』のイメージとは?・・・『花菖蒲』の花言葉は『嬉しい便り』 『優雅な心』 『神秘な人』だそうです・・・今日あたり『嬉しい便り』がきっと貴方に・・・・
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