ゴージャス&エロチックなシリーズ最終章!
「フィフティ・シェイズ・フリード」69点★★★☆
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大学生だったアナ(ダコタ・ジョンソン)を見初め、
彼女の“才能”を開花させた、若き大富豪クリスチャン(ジェイミー・ドーナン)。
紆余曲折を経た二人は、めでたくゴールインし
ラブラブのハネムーンに出かけていた。
だが、そこに影が忍び寄る。
二人の幸せを阻もうとする人間の存在、さらに
彼ら自身のなかにも、微妙なズレが生じ始める。
アナとクリスチャン、二人の行方はどうなる――?!
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ある意味、ストレス解消&欲求不満解消ムービー(いや、募るのか?笑)の
シリーズ最終章。
さまざまな困難を乗り越え、めでたくゴールインした二人。
ラブラブ、おのろけまくりのハネムーンのゴージャスなこと!
で、戻ってきたら、アナの勤める出版社のオフィスは新調され、
しかも、この若さで新編集長に就任――?!
さらに
たいしたことないザコな悪者の登場
束縛してくる夫への、アナのちょっとした反抗
(こんなになんでも与えられてんだから、少しおとなしくしてろよ!笑)、
夫婦の微妙なすれ違い、
そして「まだまだ二人の時間を楽しみたかった」のに、思わぬ妊娠――?!
と、まあどこにでもありそうで、
こんなの、絶対ないわー、な展開に、
茶々を入れつつも、観ちゃうんですわ(なんか、言い訳がましいな。笑)
ダコタ・ジョンソンは品を失わず、体当たりで役を成し遂げたし
非力なヒロインが自我と強さを手に入れていく、というテーマは通底してるし
もしかしたら、こういう世界を「夢物語じゃない」と思って
野心を持てる若者がいるのかも? と思うと
なんだかうらやましい気もするんですけどね。
どうなの?若者?
★10/5(金)から全国で公開。