あけましておめでとうございます。
今年もぽつお番長の映画日記、どうぞよろしくお願いいたします。
ということで新年1作目はこちら。
「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」69点★★★☆
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ブラジル・リオデジャネイロの郊外で
ゴミを拾って暮らしている少年ラファエルと仲間たち。
ある日、ラファエルはゴミの山のなかから
サイフを拾う。
そのサイフに街全体の運命をひっくり返す
ある秘密が隠されていると
彼らは知るよしもなかった――。
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「リトル・ダンサー」スティーヴン・ダルドリー監督×
「アバウト・タイム」も記憶に新しいリチャード・カーティス脚本。
ということで
もっと爽快なスリルとハッピーのある
明るい映画かと想像してたんですわ。
そしたら意外にハードで暗く
ハラハラありすぎなサスペンスだった。
「少年たちの冒険」というには
死も闇がシビアだし
ゴミの山の中で暮らす子どもたちの汚れ具合も、
濁った水も、臭うほどに描き込まれている。
「シティ・オブ・ゴッド」監督が製作総指揮、と知って
なるほど!でした。
主人公の少年たちは
みな現地オーディションで発掘されたそうで
猿のようにスルスルと動き回る様も
街の裏を知り尽くしてる感じも
とても本物ぽかった。
お話も
まずまず練られてはいるけど、
正直、子どもが主人公なだけに
ラストの高揚感が
もっと全体にあればいいのになと感じました。
★1/9(金)から全国で公開。
「トラッシュ! -この街が輝く日まで-」公式サイト