今回はレビューと言うより感想です。
「大事を成すために、小事を蔑ろにする」
・贈収賄を立証するために巻き込まれた者の気持ちなどどうでもよい
・真実を追求する意思はなく、立件で出来る証拠が得られればいい。小さな矛盾などは無視する。
・過ちを正そうとはしない(冤罪を明らかにせず、臭いものに蓋をする)
久利生の言葉
「事件の当事者は人生懸かってるんですよ。下手したら命懸かってるし。
嘘、つけないでしょう!俺たち検察なんだから。
やっぱ、事件には真正面に向き合っていかないとダメでしょう」
同感だが、この言葉も生ぬるい。
当事者の人生が懸かっていなくても、法を扱う者としていい加減な仕事をしてはいけないでしょう。
そもそも、検察が自ら冤罪を暴くことになるとは言え、人を殺傷した者を起訴するのを躊躇するのが普通の検察官の反応なのだろうか? 「冤罪を暴いたら検察全体を敵に回し、検察官をやめなければならない」というのがこの世界の常識なのだろうか?
もし、現実にそういう風潮であったとしたら、検察(警察)は信じられないな。
自分たちの保身、検察の面子のために、正義を歪めてしまうことこそ、検察官失格なのではないだろうか?
さらに、余罪が浮かび上がった容疑者に対して、“お手柄”的な感想。
何回も暴行事件を繰り返した被疑者に怒りが湧かないのだろうか?
検察官が怒りに左右されてはいけないが、この犯罪者を不起訴にして野に放つことの重大さを考えないのだろうか?
≪今さら、そんなことを言っているの?今期の序盤で検事の正義を何度も説いていたが、あれはなんだったのか?≫
今話の最後で、メンバーが各々、正義に燃え上っている表情が映し出されたが、“正義ごっこ”をしているようにしか見えなかった。
予告で、
「検察の信頼が問われているという自覚がおありですか?」
と、牛丸が記者から糾弾されているシーンがあったが、
これは、城西支部の行動(冤罪の暴露)に対してのことなのだろうか?冤罪を起こしてしまったことに対してなのだろうか?
もし前者なら、マスコミの姿勢としてはおかしい。
【ストーリー】番組サイトより
久利生公平(木村拓哉)と麻木千佳(北川景子)は、川尻健三郎(松重豊)に東京地検特捜部のサポートを命じられる。特捜部は現職大臣と建設会社の贈収賄を裏付けるため、人手不足になっていたのだ。千佳は特捜部と色めき立つが、久利生は淡々と応じる。
特捜部で、久利生たちを迎えたのは江上達夫(勝村政信)。早速、江上は久利生と千佳に仕事を説明する。だが、それは関係書類から事件と関係ありそうなものを探す地味な作業だった。久利生の活躍をサポート出来ると張り切っていた千佳は、がっかり。
しかし、江上が胃潰瘍で入院。急遽、久利生は江上が担当していた建設会社運転手の取り調べを引き継ぐ。早速、久利生は運転手に事実確認。すると、運転手は現職大臣に金を運んだ日は休んでいて車の運転はしていないと主張。久利生は、もう一度運転手の行動を調べ直すことにする。
一方、城西支部には南雲尊之(加藤虎ノ助)という被疑者が殺人容疑で送致された。田村雅史(杉本哲太)が担当するが、南雲は黙秘。また、南雲には大手事務所の弁護人、松平一臣(羽場裕一)がついていた。何か裏が…。遠藤賢司(八嶋智人)が警察の過去の捜査資料を調べると、南雲が容疑者として浮上した事件を見つける。傷害事件だが、今回の事件と地域が近接しているため城西支部は南雲の犯行を疑う。それらの事件はいずれも容疑者逮捕に至っていない。だが、1件だけ別の男が起訴され、判決直後に亡くなっていた。
「大事を成すために、小事を蔑ろにする」
・贈収賄を立証するために巻き込まれた者の気持ちなどどうでもよい
・真実を追求する意思はなく、立件で出来る証拠が得られればいい。小さな矛盾などは無視する。
・過ちを正そうとはしない(冤罪を明らかにせず、臭いものに蓋をする)
久利生の言葉
「事件の当事者は人生懸かってるんですよ。下手したら命懸かってるし。
嘘、つけないでしょう!俺たち検察なんだから。
やっぱ、事件には真正面に向き合っていかないとダメでしょう」
同感だが、この言葉も生ぬるい。
当事者の人生が懸かっていなくても、法を扱う者としていい加減な仕事をしてはいけないでしょう。
そもそも、検察が自ら冤罪を暴くことになるとは言え、人を殺傷した者を起訴するのを躊躇するのが普通の検察官の反応なのだろうか? 「冤罪を暴いたら検察全体を敵に回し、検察官をやめなければならない」というのがこの世界の常識なのだろうか?
もし、現実にそういう風潮であったとしたら、検察(警察)は信じられないな。
自分たちの保身、検察の面子のために、正義を歪めてしまうことこそ、検察官失格なのではないだろうか?
さらに、余罪が浮かび上がった容疑者に対して、“お手柄”的な感想。
何回も暴行事件を繰り返した被疑者に怒りが湧かないのだろうか?
検察官が怒りに左右されてはいけないが、この犯罪者を不起訴にして野に放つことの重大さを考えないのだろうか?
≪今さら、そんなことを言っているの?今期の序盤で検事の正義を何度も説いていたが、あれはなんだったのか?≫
今話の最後で、メンバーが各々、正義に燃え上っている表情が映し出されたが、“正義ごっこ”をしているようにしか見えなかった。
予告で、
「検察の信頼が問われているという自覚がおありですか?」
と、牛丸が記者から糾弾されているシーンがあったが、
これは、城西支部の行動(冤罪の暴露)に対してのことなのだろうか?冤罪を起こしてしまったことに対してなのだろうか?
もし前者なら、マスコミの姿勢としてはおかしい。
【ストーリー】番組サイトより
久利生公平(木村拓哉)と麻木千佳(北川景子)は、川尻健三郎(松重豊)に東京地検特捜部のサポートを命じられる。特捜部は現職大臣と建設会社の贈収賄を裏付けるため、人手不足になっていたのだ。千佳は特捜部と色めき立つが、久利生は淡々と応じる。
特捜部で、久利生たちを迎えたのは江上達夫(勝村政信)。早速、江上は久利生と千佳に仕事を説明する。だが、それは関係書類から事件と関係ありそうなものを探す地味な作業だった。久利生の活躍をサポート出来ると張り切っていた千佳は、がっかり。
しかし、江上が胃潰瘍で入院。急遽、久利生は江上が担当していた建設会社運転手の取り調べを引き継ぐ。早速、久利生は運転手に事実確認。すると、運転手は現職大臣に金を運んだ日は休んでいて車の運転はしていないと主張。久利生は、もう一度運転手の行動を調べ直すことにする。
一方、城西支部には南雲尊之(加藤虎ノ助)という被疑者が殺人容疑で送致された。田村雅史(杉本哲太)が担当するが、南雲は黙秘。また、南雲には大手事務所の弁護人、松平一臣(羽場裕一)がついていた。何か裏が…。遠藤賢司(八嶋智人)が警察の過去の捜査資料を調べると、南雲が容疑者として浮上した事件を見つける。傷害事件だが、今回の事件と地域が近接しているため城西支部は南雲の犯行を疑う。それらの事件はいずれも容疑者逮捕に至っていない。だが、1件だけ別の男が起訴され、判決直後に亡くなっていた。
英さんが指摘している通り
検察がなにがあっても真実を追求してくれなければ
何を信じたらいいんでしょうってことですよねえ。
キムタク演じる久利生検事が言わなければ
みんな気が付かないって。。どういうことなの~(+o+)
冤罪を断じて許してはいけない検事さんが
当たり前なんだけど。。見てて
あ~面白くないなぁって思ってしまいました。
残念だなぁ。
HERO 最終回 どうなりますやら。
>キムタク演じる久利生検事が言わなければ
>みんな気が付かないって。。どういうことなの~(+o+)
>冤罪を断じて許してはいけない検事さんが
>当たり前なんだけど
そうなんです。
当たり前のことを、何を悩んでいるんだ?
と思いました。
言い足りないので、本文(記事)を書き足してしまいました。(オレンジ色の文とその後の赤の文です)
>あ~面白くないなぁって思ってしまいました。
>残念だなぁ。
同感です。
ドラマなのに熱くなってしまったので、ちょっと恥ずかしかったのですが、さらに熱くなってしまいました。