「ケチではない、倹約だぁ!」
「出費を減らす行為」を本人の立場で言うか、他人の目から見た判断なのかの違いかと思ったら、金を貯めるのは同じでも、「自分のためにしか金を使わないのがケチである」というのが、脚本家の主張(定義)であるらしい。
メインは
~青山・土器山の戦い~
★黒田官兵衛の采配
・一度目は赤松の行軍中に奇襲
・2度目の会戦では、逆に奇襲に遭い主力部隊の小寺政職隊が退散し劣勢。黒田隊は奮戦するも苦戦。その中で夜襲を決行。「傷つき休みたいが、それは敵も同じ。だからこそ、奇襲の後期。敵が陣を立て直してしまうと勝ち目はなくなる」という考え。
2度目の会戦の緒戦で井出友氏、百里小兵衛が戦死。
夜襲の際、百里武兵衛も命を落とす。
(里が荒らされるのを厭わないなら、「戦力の2~3割を城に配置し籠城させ、主力を潜ませ敵の背後から襲う」という策も浮かんだが、机上の作戦かもしれない)
夜襲のタイミングには賛成だが、策としては「鳴りモノを使ってもよいからできるだけ大声で襲いかかる」よう指示を出してほしかった。その勢いに敵は新手と思い、恐れあわてるはず。
実際は、夜襲(奇襲)を掛けたにもかかわらず、赤松勢にさほどの混乱も見られず、普通に戦っていたように思えた。逃げ惑う敵を蹴散らしてこそ、「軍師」としての株が上がるはず。
石川源吾(升毅)に苦戦していたが。ここは、奇襲の効果で逃げる源吾を簡単に討つべきである。(そもそも、官兵衛の武芸の腕はどうなのだろう?)
まあ、武兵衛の見せ場のための演出であろうが、主を庇って死ぬというのは使い古された手法なので、ここは傷の悪化や失血死のほうがリアリティがある。第一、自分のせいで死なせてしまっては、お国に合わせる顔がないであろう。
☆百里親子の戦死のフラグ
・戦場での親子の絆(握手)……起き上がるのに「手を貸せ」と手を差し出し、息子が引っ張り上げる
・戦前の武兵衛とお国の別れのシーンが丁寧
★「あとは頼む」
大口を叩いた者の「お約束」を見事に果たす政職の逃げ足の速さは見事?
しかし、出来れば、“食わせ者”らしく、油然と退却して欲しかった。もともと≪戦うつもりがない≫という人物像でいいのではないだろうか
☆織田・秀吉パート
信長は足利義昭とともに上洛を果たし、藤吉郎は天才軍師・竹中半兵衛を陣営に引き入れる。
竹中半兵衛が織田信長の陣営に入ったのは“三顧の礼”の効果もあるが、「民のために早く戦のない世にしたい」という藤吉郎の志に共感したからだった。
★鉄砲が使用されなかったぞ!?
こてくんが、「なんで、赤松も黒田も『鉄砲』を使わんっ!!」と突っ込んでおりますが、おっしゃる通りである。
第3話「命の使い道」で、助さん格さんならぬ武兵衛・善助を引きつれて官兵衛が堺へ“初めてのお使い”で鉄砲を買い付け、鉄砲を保有している筈。
おそらく、官兵衛一行の旅は、荒木村重との出会いや官兵衛の見聞を広め開眼させるための架空のイベントだった。
架空のエピソードはあっても良いが、つじつまが合わないのはいただけない。
【その他の突っ込み・感想など】
①嫡男誕生の報を聞き、SP走りで駆け付ける岡田准一、いや、官兵衛、流石である
②松寿丸を囲んで、武兵衛とお国の縁もまとまり和やかな雰囲気のまま、いきなり戦!
③お国が突然登場して、武兵衛と恋仲になり、即死別(武兵衛が戦死)
④新戦力、九郎右衛門と太兵衛が取って付けたように登場
⑤信長が盗人を成敗したが、乱れた世とはいえ、白昼、往来で強奪するもののだろうか?
それに通貨が流通しているのを示すためとはいえ、女性が通過がたくさん入った壺を持ち運びするのは不自然
う~ん、雑過ぎる……
【ストーリー】番組サイトより
家督を継いだ官兵衛(岡田准一)と、光(中谷美紀)との間に、嫡男・松寿丸(のちの黒田長政)が生まれた。武兵衛(永井大)も侍女・お国(中川翔子)と恋仲になり、黒田家には穏やかな時が流れていた。
一方、信長(江口洋介)は足利義昭(吹越満)とともに上洛を果たし、藤吉郎(竹中直人)は天才軍師・竹中半兵衛(谷原章介)を陣営に引き入れる。
そんななか、黒田の宿敵・赤松政秀(団時朗)が大軍を率い姫路を襲う。官兵衛は奇襲をかけ、一度は赤松軍を撃退。しかし再び赤松が兵を挙げると、勝数の黒田軍は、敵の怒涛の攻撃に苦戦を強いられる。小兵衛(塩見三省)や武兵衛など多くの下院が命を落とすなか、官兵衛らは奮戦の末、ついに長年の宿敵・赤松に討ち勝った。
「出費を減らす行為」を本人の立場で言うか、他人の目から見た判断なのかの違いかと思ったら、金を貯めるのは同じでも、「自分のためにしか金を使わないのがケチである」というのが、脚本家の主張(定義)であるらしい。
メインは
~青山・土器山の戦い~
★黒田官兵衛の采配
・一度目は赤松の行軍中に奇襲
・2度目の会戦では、逆に奇襲に遭い主力部隊の小寺政職隊が退散し劣勢。黒田隊は奮戦するも苦戦。その中で夜襲を決行。「傷つき休みたいが、それは敵も同じ。だからこそ、奇襲の後期。敵が陣を立て直してしまうと勝ち目はなくなる」という考え。
2度目の会戦の緒戦で井出友氏、百里小兵衛が戦死。
夜襲の際、百里武兵衛も命を落とす。
(里が荒らされるのを厭わないなら、「戦力の2~3割を城に配置し籠城させ、主力を潜ませ敵の背後から襲う」という策も浮かんだが、机上の作戦かもしれない)
夜襲のタイミングには賛成だが、策としては「鳴りモノを使ってもよいからできるだけ大声で襲いかかる」よう指示を出してほしかった。その勢いに敵は新手と思い、恐れあわてるはず。
実際は、夜襲(奇襲)を掛けたにもかかわらず、赤松勢にさほどの混乱も見られず、普通に戦っていたように思えた。逃げ惑う敵を蹴散らしてこそ、「軍師」としての株が上がるはず。
石川源吾(升毅)に苦戦していたが。ここは、奇襲の効果で逃げる源吾を簡単に討つべきである。(そもそも、官兵衛の武芸の腕はどうなのだろう?)
まあ、武兵衛の見せ場のための演出であろうが、主を庇って死ぬというのは使い古された手法なので、ここは傷の悪化や失血死のほうがリアリティがある。第一、自分のせいで死なせてしまっては、お国に合わせる顔がないであろう。
☆百里親子の戦死のフラグ
・戦場での親子の絆(握手)……起き上がるのに「手を貸せ」と手を差し出し、息子が引っ張り上げる
・戦前の武兵衛とお国の別れのシーンが丁寧
★「あとは頼む」
大口を叩いた者の「お約束」を見事に果たす政職の逃げ足の速さは見事?
しかし、出来れば、“食わせ者”らしく、油然と退却して欲しかった。もともと≪戦うつもりがない≫という人物像でいいのではないだろうか
☆織田・秀吉パート
信長は足利義昭とともに上洛を果たし、藤吉郎は天才軍師・竹中半兵衛を陣営に引き入れる。
竹中半兵衛が織田信長の陣営に入ったのは“三顧の礼”の効果もあるが、「民のために早く戦のない世にしたい」という藤吉郎の志に共感したからだった。
★鉄砲が使用されなかったぞ!?
こてくんが、「なんで、赤松も黒田も『鉄砲』を使わんっ!!」と突っ込んでおりますが、おっしゃる通りである。
第3話「命の使い道」で、助さん格さんならぬ武兵衛・善助を引きつれて官兵衛が堺へ“初めてのお使い”で鉄砲を買い付け、鉄砲を保有している筈。
おそらく、官兵衛一行の旅は、荒木村重との出会いや官兵衛の見聞を広め開眼させるための架空のイベントだった。
架空のエピソードはあっても良いが、つじつまが合わないのはいただけない。
【その他の突っ込み・感想など】
①嫡男誕生の報を聞き、SP走りで駆け付ける岡田准一、いや、官兵衛、流石である
②松寿丸を囲んで、武兵衛とお国の縁もまとまり和やかな雰囲気のまま、いきなり戦!
③お国が突然登場して、武兵衛と恋仲になり、即死別(武兵衛が戦死)
④新戦力、九郎右衛門と太兵衛が取って付けたように登場
⑤信長が盗人を成敗したが、乱れた世とはいえ、白昼、往来で強奪するもののだろうか?
それに通貨が流通しているのを示すためとはいえ、女性が通過がたくさん入った壺を持ち運びするのは不自然
う~ん、雑過ぎる……
【ストーリー】番組サイトより
家督を継いだ官兵衛(岡田准一)と、光(中谷美紀)との間に、嫡男・松寿丸(のちの黒田長政)が生まれた。武兵衛(永井大)も侍女・お国(中川翔子)と恋仲になり、黒田家には穏やかな時が流れていた。
一方、信長(江口洋介)は足利義昭(吹越満)とともに上洛を果たし、藤吉郎(竹中直人)は天才軍師・竹中半兵衛(谷原章介)を陣営に引き入れる。
そんななか、黒田の宿敵・赤松政秀(団時朗)が大軍を率い姫路を襲う。官兵衛は奇襲をかけ、一度は赤松軍を撃退。しかし再び赤松が兵を挙げると、勝数の黒田軍は、敵の怒涛の攻撃に苦戦を強いられる。小兵衛(塩見三省)や武兵衛など多くの下院が命を落とすなか、官兵衛らは奮戦の末、ついに長年の宿敵・赤松に討ち勝った。
>今回は、子供たちがハマっていて釣られて観てますよ
さすが、岡田くんというところでしょうか?
>みんなのツッコミのコメント面白い。
>さすが英さんのところに遊びに来る人達です
皆さんの目も鋭いですね。
観るのが嫌になるほどではありませんが、せっかくの大河ドラマ(予算も俳優も期間も相当)なので、もう少しきっちり作ってほしいと思っています。
””SP走りで走り抜ける岡田君””って笑いましたぁーー
永井君としょこたんの恋は短かったぁーー
みんなのツッコミのコメント面白い。
さすが英さんのところに遊びに来る人達です。
来週も楽しんで観れそうです。
>鉄砲は、当時は射程百数十メートルで、よほど組織的に使わないと(小寺さんには無理)役立たなかったのでは?
確かに射程距離は短いですね。
でも、初っ端に撃たれ何人かが倒れたら、実際の恐怖心はかなりのものだと思います。
藤村志保さんが背骨を圧迫骨折されたので、ナレーションは元NHKアナウンサーの広瀬修子さんが務めるそうです。交代は第7回(2月16日)の放送以降とのことです。
付け加えることはないです(笑)
鉄砲は、当時は射程百数十メートルで、よほど組織的に
使わないと(小寺さんには無理)役立たなかったのでは?
しょこたんが思ったよりしっかり演技してたのと、ラストの
歴史解説(ここのナレーターが本編もやってくれ)が良
かったので、今までの中では落ち着いて観られました。
(ああ、私が擁護する側に立つとは)
>「これ程の傷を負った者に出撃せよとは死ねということか」と反駁したが、孝高は「恐らくはそうなるだろう」とだけ
言葉を返したという。
そうだったんですか。武兵衛が官兵衛を庇って命を落とすのは安易です。鉄砲の件も、政職の態度も、盗人を斬る信長も。
かなり残念な大河ドラマになる予感がしてきました。
>しょこたんがいきなり現れたかと思いきや急に恋が芽生えて なんだかこの武兵衛さん この戦で死んじゃうかなあって思ったら予想通りだし
ですよね。
「薄味」なのは目を瞑るとして、雑なのはどうにも許せないです。鉄砲(堺に買い付け)の件も酷いです。
『功名が辻』の時は、竹中半兵衛役は筒井道隆さんでした。谷原章介さんは少し大柄なのが気になりますが、素敵ですね。
官兵衛が主役でなければ、まず
『大河ドラマ』では出でこない
『青山・土器山の戦い』
・・・・という事でとっても楽しかったのですが、
『将棋の終盤戦』みたいに、
戦況がめまぐるしく変わったこともあって、
なんか『バタバタした印象』も、
同時に受けました。
>武兵衛の見せ場のための演出であろうが、
・・・・
先の戦いで体の7箇所に怪我を負った幼い頃からの
官兵衛の家臣である母里武兵衛(小兵衛の子)は
「これ程の傷を負った者に出撃せよとは死ねと
いうことか」と反駁したが、
孝高は「恐らくはそうなるだろう」とだけ
言葉を返したという。
・・・・。
あああっ、母里武兵衛。
本物はこてくんみたいに不平不満をぶちまけているのに、
『美化』されているぅ~~~~。
かっこよすぎるぞぉ~~~~。(笑)
そして『鉄砲』・・・・。
いやぁ~~~~。頭の中で閃いた瞬間、
どう言えばいいのか・・・・
ただただ困惑。
わたしの見ていない所で発砲してたのかも
しれない(笑)
と思いつつも『銃声』が聞こえないので、
間違っているのかもしれないと
思ったけど、
(どーも、自信が無かったらしい・笑)
一応書いてみました(笑)
>小寺政職たん
まさか、あそこで逃げるとは・・・・(笑)
今までよく黒田家、あんな殿様に
仕えていたものです。
ちゅうか、もう離反してもおかしく
ないような・・・・(苦笑)
☆囲碁・・・・
官兵衛、負け方もうまくなったのだろうか??
(笑)
☆信長・・・・
すげえなぁ~~~~。昼間っから盗人が
・・・・
それをすかさず斬る信長。
まさにイメージ通り・・・・。
いやいやいや、ゲームの世界みたい(笑)
やはり、別の意味で楽しい、
『軍師官兵衛』の世界でした。
ではではっ。
信長がいきなり 横暴な盗人を切り捨てるところ。。あんな道の真ん中で盗みますかぁ。。(笑)
それから しょこたんがいきなり現れたかと思いきや急に恋が芽生えて なんだかこの武兵衛さん この戦で死んじゃうかなあって思ったら予想通りだし。。
竹中半兵衛さんが秀吉さんについていくところかっこよかったなぁ。
半兵衛と官兵衛の二人がこれからどうやって描かれるのか興味あります。主役を光らせてもらわないと
見ていて面白みがありませんよね。。。